日本から約2時間弱で行ける、日本から一番近いヨーロッパの都市「ウラジオストク」。ウラジオストク空港はとてもコンパクトで、地上階にカフェやピザ屋さん、韓国料理を出すお店などの飲食店が集中しています。しかし、せっかくロシアに滞在しているのだから最後の最後までロシア料理を楽しみたいですよね。今回はウラジオストクの空港の構造をご紹介しながら、空港内の「隠れ家」的なロシア風カフェテリア「Cafeteria Flight」をご紹介します。
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ウラジオストク空港について
空港1階にはお土産屋さん、カフェがあります
空港は2階構造です。到着ロビーとチェックインカウンターがある1階にはマトリョーシカなどの民芸品を売るお土産屋さん、シーフードや肉製品を販売するお店、ちょっとしたものが買えるコンビニのようなお店があり、飲食店としてはカフェやピザショップ、韓国料理を出すお店があります。
空港2階にも小さなショップがあります。
搭乗ゲートへはエレベーターを使って2階へ。この2階には日本・韓国のものを売っているショップ、郵便局、小さなカフェがあります。
出国審査後
出国審査後は免税品店と小さなコーヒーショップとカフェが1軒ずつあるだけなので、空腹を満たすのは出国審査前の方がいいでしょう。
ロシア料理を最後の瞬間まで食べたい!そんな時は…Cafeteria "Flight"へ
実は、このCafeteria Flightは地上階ではなく地下1階にあります。空港入って向かって右側に進みましょう。すると、看板が見えてきます。
エレベーターか階段を使って地下1階へ。(ちなみに、ロシアでは地上階はEで表し、地下はUで表します。地下1階はU1)。地下1階に着くと、少し薄暗く、静かなので不安になりますが、カフェテリアへの道順は床に矢印が貼られているので、それに従って進むとCafeteria Flightに着きます!
店内はとても広く、ソファー席もあるのでゆっくり過ごせます!
このカフェテリア、地下にあるということでやはり目立たないのか、あまりお客さんがいない、隠れ家的穴場です。
筆者が訪れたのは午前中でしたが、お食事中のお客さんは2組のみ。とっても静かに過ごせます。
ロシアのカフェテリアはおしぼりはありませんが…
ロシアのカフェテリアではおしぼりはありませんが、手を洗うところがあるのが普通です。手をきちんと洗ってからお食事ができるのがロシアのカフェテリアなんです。
まずは前菜からとりましょう。
食事はセルフで選ぶスタイル。トレーやフォークヤスプーンを最初に取り、進んでいきます。前菜・スープ・メインの順に並んでいます。
ロシアで一番ポピュラーなのがビーツのサラダ。もちろん、このCafeteria Flightにもあります。
スープやメインはスタッフに言って取ってもらいます。
スープやメインはスタッフに指差しでオーダーします。主なロシア料理のメイン料理は以下の通り、お値段もお手頃です。
- ビーフストロガノフ 185ルーブル(約370円)
- グヤーシュ 173ルーブル(約340円)
- ボルシチ 132ルーブル(約260円)
- ロールキャベツ 155ルーブル(約310円)
- チキンカツレツ 153ルーブル(約300円)
- 茹でた蕎麦の実(ロシア人にとっては主食の一つです) 44ルーブル(約90円)
- マカロニ 44ルーブル(約90円)
- マッシュポテト 44ルーブル(約90円)
(ちなみに出国審査後にあるカフェのサンドイッチは230ルーブル/約460円でしたので、こちらのCafeteria Flightの方がお財布にもお手軽に食事を楽しめます)
味はもちろん、とても美味しい!
今回筆者はボルシチとロールキャベツをいただきました。
この2品で287ルーブル(約580円)。ボルシチはボウルが大きく、この1杯とパンだけでも女性なら十分お腹いっぱいになる量です!具もたくさんで満足。
そしてロールキャベツはロシア風にご飯粒が入っており、スープのベースはコンソメトマトです。こちらも美味しかったです。
ぜひ、ロシアを離れる最後の瞬間までロシア料理を楽しもう!
以上、ウラジオストクでロシア料理が食べられるお店の紹介でした。一見見つけにくいカフェテリアですが、ぜひ、地下まで降りておいしいロシア料理を楽しんでくださいね。
- カフェテリア フライト
- ウラジオストク / カフェ・喫茶店 / 洋食・西洋料理
- 住所:ウラジオストク国際空港内 地下1階, RUSSIA, Artem Str. Port 41地図で見る