夏の風物詩である花火大会!ただ見るだけでもいいけれど、一眼レフカメラを持っていけばさらに違った楽しみ方ができます!今回はそんな花火大会の撮影方法を、失敗例と成功例を交えて紹介します。
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一眼レフで花火を撮影してみよう!
夏の風物詩である花火大会!
屋台で食べ物を買い、みんなでわいわい、夜空に打ちあがる色とりどりの花火を見るのを毎年楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。もちろん、花火を目に焼き付けて帰るのも素晴らしいでしょう。
しかし、花火大会の楽しみ方は一つだけではありません!一眼レフカメラで花火を撮影すると、いつもと違った形で花火大会を楽しむことができます。
花火を撮影するために用意するもの
- 一眼レフカメラ:メーカーはなんでもOK!お好きなものをお使いください。
- 広角レンズ(35mm以下):花火撮影ではとにかく幅広く、大きく写せることが大事。さらにズームレンズであると融通が効きます。
- メモリーカード4GB以上:花火撮影はたくさんの失敗写真もとれるので、余裕のある容量があると嬉しいです。
- 三脚(あれば):しっかり形を捉えた花火写真を撮影するためには三脚は必須。ただ、三脚がない場合でも後述するように花火の撮影を楽しむことはできます♪
カメラの設定
- 花火の方を向けて三脚をしっかり固定
- テスト撮影で花火にピントを合わせておく
- モードはマニュアル(M)
- ISO感度は100で固定
- シャッタースピード(露出時間)は好みに合わせて1/8〜2秒
一見難しそうに思えますが、実は上記を設定してしまえばあとはタイミングを合わせて撮るだけ!なんども失敗しながら、何回か撮っているうちにいいショットが撮れるととても楽しいですよ。
それでは、実際に撮った写真を見ながら、成功例と失敗例を見てみましょう。それぞれ写真の下に(ISO感度:焦点距離:f値:シャッタースピード)を記載していますので、参考にしてみてください。
実際撮影した写真を見てみよう
成功例
成功の秘訣はタイミングを捉えること!
実際シャッタースピードはとても短いので、花火が上がって開き切る前〜終わるまで、何回かシャッターを切ると、その中でいい写真を撮ることができます。
柳のような枝垂れ花火は、少し露出時間を長めにしても綺麗です♪
失敗例
一方、成功したショットもあれば失敗ショットもたくさんできます。気を落とさず、成功ショットを作れるまで、何度もシャッターを切ってみましょう。
三脚がない…そんな時はアート写真に振りきっても◎
実際、カメラは持ち運べても三脚を持って行くのは重いし大変。。。そんな時でも、カメラ1つあれば手ブレを活用した、現代アートのような花火写真を撮ることもできます!
カメラをわざと振ってみたり、何秒間かの間にピントをあえて外したりして、自分なりのアートな写真を撮ってみるのも楽しいですよ。
合成でもっと豪華に
Photoshopなどで写真を合成すれば、ポスターのような豪華な花火写真になります。
こんな豪華な写真は、
実はこの3つの写真を組み合わせたものなのです。
おわりに
いかがでしたか?
ちなみに今回撮影したのは新潟県柏崎市の「ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会」(2018年は終了)。それほど混雑していないので、海辺でゆったり、大迫力の海上花火を楽しむことができるのでおすすめです。
花火大会にカメラを持って行くといつもとは違った見方ができるので、ぜひ試してみてくださいね!
……もちろん肉眼で見るのも忘れずに☆
- ぎおん柏崎まつり(海の大花火大会)
- 柏崎市 / イベント・祭り
- 住所:新潟県柏崎市中央海岸一帯地図で見る
- 電話:0257-22-0726