世界一周してみたいなあ…と一度は考えたことがある人は多いのではないでしょうか。ただ、社会人の場合長期の休みが取れないのが現状です。そこで、転職のタイミングにあわせて、最短2ヶ月で世界一周できる旅行日程をご紹介します。
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世界一周旅行の定義とは?
今回ご紹介する「世界一周旅行」は、世界をとりあえず一周、という定義になります。この場合、短期間でも世界一周が可能です。もちろん各国複数都市の観光地を回ります。実際に筆者は、2ヶ月で決行しました。もしあなたが20ヶ国など沢山の国と地域を巡りたい!と希望しているのであれば、半年~1年の長期間で行った方が良いでしょう。
2ヶ月の世界一周旅行のスケジュール例
世界一周するのに2ヶ月と聞くと短期間のように感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、プラン次第では、かなり濃い時間を過ごすことができます。下記は、筆者が実際に2ヶ月で旅した日程と国・エリアになりますので、参考にしてみてください。
1日目:日本出発
2~9日目:インド(ニューデリー、アグラ、バナラシ※急遽行けず)
10~24日目:エジプト(アスワン、ルクソール、カイロ、白砂漠、黒砂漠)
25~32日目:イタリア(カプリ島、ナポリ、ローマ)
33~41日目:ペルー(リマ、ナスカ、アレキパ、チバイ、プーノ、ウロス島、タキーレ島)
42~50日目:ボリビア(コパカバーナ、太陽の島、ラ・パス、オルーロ、ウユニ)
51~53日目:チリ(アカタマ、サンディエゴ)
54~60日目:アルゼンチン(ブエノスアイレス、イグアス、サルタ、カファジャテ、ボデガ)
61~62日目:チリ→ペルー→日本帰国
2ヶ月間という短期間ですが、各国観光できますし、異文化に触れて沢山の刺激をもらえるのが良いところです。短期間だからなあ…と足踏みしてる方は、ぜひ短期間でも行ってみることを検討してみてはいかがでしょうか。
さて、短期間で世界一周を行う際に気を付けておきたい期間や日程の設定について、お伝えします。
期間や日程設定で気を付けたいこと
旅行日程には余裕をもたせる
各国での滞在期間は、ある程度余裕を持たせておくことをおすすめします。なぜなら、飛行機トラブル等で、計画通りに出発できない時があるかもしれないからです。そうなると、全ての日程がずれていきます。世界一周航空券は日程変更可能(条件あり)ですが、毎回毎回変更していると大変ですし面倒です。
スケジュールをタイトに計画していた滞在期間が削られると、当初行く予定だった観光地に行けなくなる可能性も出てきます。それを避けるためにも、各国滞在での旅行日程には、予備日を設けるなど、余裕をもたせておくことをおすすめします。
衛生面のよくない国を旅行する際の注意
例として国名を挙げるのであれば、インドです。インド旅行のあとのスケジュールにも要注意です。インドでお腹をくだすというのは他サイトでも沢山書かれておりますが、その通り、お腹を下す可能性が大いにあります。
衛生面の良くない国へ旅行を行う際には、次の国での滞在期間に+3~4日間の予備日を追加しておくことをお薦めします。さらに、その3~4日間はハードスケジュールにせず、体調を整えるための期間にすることも選択肢の1つに入れておきましょう。
無計画タイプには陸路での移動もおすすめ
各国での滞在期間等を詳細に考えるのが面倒という方は、陸路での移動を考えてみてはいかがでしょうか。ヨーロッパ、東南アジア、南米など、陸で繋がっている国であれば、バス&電車での移動が可能です。例えば南米の場合、ペルーのリマを発着空港にして、各国移動は全てバスでペルー、チリ、ボリビア、アルゼンチンを巡り、再びリマに戻り出国という方法もあります。
行きたい国に日にちを気にせず自由に旅行ができるため、無計画タイプには陸路移動が良いでしょう。
この記事の総まとめ
まとめがこちらです!
・2ヶ月の世界一周でも充実した内容にできる
・各国の滞在期間には余裕をもたせる
・世界一周する際に衛生面の良くない国(インド等)に行く場合は、次に訪れる国での滞在期間に余裕を持たせる。
・無計画タイプには陸路移動がおすすめ
飛行機トラブルに遭う可能性、体調が崩れる可能性など、長期の海外旅行はリスクもあります。短期間だからといって、詰め込み過ぎるハードスケジュールにするのではなく、どこかの国で長期滞在するなど余裕をもたせておくことをおすすめします。
この記事を書いたトラベルライターからひと言
世界一周旅行の定義は人それぞれだと思いますが、2ヶ月でぐるりと各国を巡るのは、自然や景色、建物、人種、言葉、食、文化等の違いが短期間で体感でき、違いがわかりやすく面白いです。2ヶ月という短期間でも充実した内容の旅ができると思いますので、ぜひ世界一周の旅のスケジュールの参考にして頂ければと思います。
最後まで記事を読んでいただきましてありがとうございました。この記事があなたの旅の参考になれば幸いです。(藍ai)