【ベルギー】ブリュッセルでグラン・プラスを堪能しよう

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• グラン・プラスへの行き方
• グラン・プラスを360度楽しんで
•    1. 市庁舎
•    2. チョコレート屋さん巡り
•    3. ヴィクトル・ユーゴーの住処
•    4. セルクラースの像
• 時間を変えて訪れてみる
• おわりに

グラン・プラスへの行き方

グラン・プラスの最寄り駅はブリュッセル中央駅です。ブリュッセル空港から15～25分で行けます。ブリュッセル中央駅からグラン・プラスまでは徒歩15分ほど。

• 写真：トラベルライター

グラン・プラスを360度楽しんで

グラン・プラスは360度建物に囲まれていいます。もともとそれらはギルドハウスといって、それぞれの職業で結成された組合（＝ギルド）の建物でした。現在はカフェや銀行、チョコレート屋さんなどになっています。

• 写真：トラベルライター

グラン・プラスは開放的な広場で、常に観光客が写真を撮ったり建物を眺めたりしてにぎわっています。周辺の見どころや楽しみ方を早速ご紹介していきましょう。

1. 市庁舎

駅の方から歩いてきてグラン・プラスに足を踏み入れると、最初に目に入ってくるのが市庁舎。

• 写真：トラベルライター市庁舎

荘厳なフランボワイヤン・ゴシック様式の市庁舎は、ブリュッセルを象徴する建物でしょう。市庁舎の内部はツアーに申し込んだ方のみ、見学が可能のようです。

• 写真：トラベルライターグラン・プラスの西側

2. チョコレート屋さん巡り

ベルギーといえばチョコレート。グラン・プラスの周辺にもたくさんのチョコレート屋さんがあります。

• 写真：トラベルライターゴディバ本店

日本でおなじみのゴディバ。ここのお店が本店になります。

• 写真：トラベルライターいちごのチョコレートがけ

筆者が訪れた時は、チョコレートにディップしたいちごが売られていました（8.5€。日本円で約1,100円）。

• 写真：トラベルライターガレ

こちらはガレー。ベルギー王室御用達のブランドですが、日本には店舗がないので、お土産にぴったりです。

3. ヴィクトル・ユーゴーの住処

『レ・ミゼラブル』の作家として知られるフランス生まれのヴィクトル・ユーゴー。彼は作家だけではなく、社会的平等や民主主義のために活動した政治家でもありました。フランスがルイ・ナポレオンによる独裁的な支配体制となった当時、ユーゴーはじめ反対派の人々は弾圧されます。

• 写真：トラベルライター
• 写真：トラベルライター

その頃、ユーゴ―がフランスから逃れ暮らしていたのが、この建物だと言われています。現在はレース屋さんとチョコレート屋さんになっています。

4. セルクラースの像

「星の家」と呼ばれる建物の壁には、セルクラースの像があります。セルクラースは、1388年に暗殺された町の英雄です。

• 写真：トラベルライター

中世の時代、ブリュッセルはブラバン公によって統治され、繁栄した街でした。その繁栄を妬んだフランドル伯は王位を継承して街を支配しようとします。

1356年の嵐の晩、セルクラースは「星の家」に片手でよじ登り、フランドルの旗を正当な後継者であるブラバン公の旗に取り換え、フランドルの企みを阻止しました。ブラバン公を正当な後継者として王位につくよう導き、ブリュッセルは繁栄し続けました。

この像に触れる人々には幸福が訪れると昔から言い伝えられており、多くの観光客が像に触れています。

時間を変えて訪れてみる

夜もブリュッセルに滞在する人はぜひ、夜のグラン・プラスを見に行ってみてください。昼も美しいですが、夜ライトアップされた景色も格別です。

• 写真：トラベルライター夜の市庁舎

• 写真：トラベルライター市庁舎の反対側も美しい

下の写真は朝に撮ったもの。少しもやがかかったような幻想的な雰囲気で、昼や夜とはまた違った印象です。

• 写真：トラベルライター明け方の市庁舎

• 写真：トラベルライター

おわりに

• 写真：トラベルライター

見どころがたくさんあるブリュッセルのグラン・プラス。美しい景色やショッピングを楽しんだり、歴史に思いを馳せてみたり、いろいろな楽しみ方を見つけてくださいね。