ケアンズ市内から車で約10分ほどのところに位置する、マウント・ウィットフィールド。1周約20分ほどで回れる初心者レベルのレッドアローと、1周3時間ほどを要する上級者向けのブルーアローという2つのローカルご用達のブッシュ・ウォーキング・トラックがあります。山の上からの見晴らしが良いことと、コース内には日影が多くて涼しいことが人気の秘密です。そのマウント・ウィットフィールドに、この度グリーンアローという、第3の新たなルートが開設されたので、早速ご紹介します!
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グリーンアローの入り口はコチラ
レッドアローとブルーアローのスタート地点は、ケアンズ・ボタニックガーデンの裏手に2か所あります。新たに開通したグリーンアローは、ケアンズ・ボタニックガーデンがある住宅地エッジヒルの、さらに隣のウィットフィールドという住宅地の中にある「Bel Air Drive」という道路の突き当りに、入り口があります。
ブルーアローを歩いて行くと、途中でグリーンアローに繋がるようになっているのですが、往復するとなると、丸1日がかりになってしまう距離です。グリーンアローは、ループ状になっていないため、片道だけ歩くとなるとスタートとゴールの両方に車を停める必要があり、車を2台を準備するとなるとちょっと面倒。ということで、今回は、グリーンアローのみを往復するルートをご紹介します。
緑の矢印が道しるべ
英語の「アロー」は、日本語で「矢印」という意味。レッドアローなら赤い矢印、ブルーアローは青い矢印、そして、グリーアローは緑の矢印です。だから、ウォーキングトラックには、写真のように、各色の矢印の看板が立っています。
ウォーキングトラックと言っても、舗装道路やボードウォークが整備されているわけではありません。なるべく自然のままの状態にされているので、危険なところだけは階段が付けてありますが、あとは踏み均してある程度です。目指すコースの色の矢印を道しるべを辿り、迷子にならないように歩いて行きましょう。
ケアンズの住宅街を一望
レッドアローとブルーアローは、海側のルートなので、眺望はケアンズ空港やケアンズ市内側。対して、グリーンアローは山の反対側を歩くので、見える景色は、ケアンズの住宅街側になります。
木々の間から時々見ることができる、緑豊かなケアンズの街並みを楽しみながら歩きましょう。
どこまで来たか地図で確認
コースの所々には、マウント・ウィットフィールド全体を示す地図が設置されています。地図上には、現在地が分かるように「You are here」と書かれています。
まだまだ先は長いな~、とか、もうすぐブルーアローとの交差地点だ、などと確認しつつ、歩を進めましょう。
ブルーアローのルックアウトで休憩、折り返して帰路へ
ブルーアローとグリーンアローの合流地点は、看板が出ているだけで特に何もないので、ブルーアローの展望台まで行ってみましょう。
展望台からは、グレートバリアリーフの海や、マングローブを見ることができます。お弁当やオヤツを持参して、ここで少し休憩するといいでしょう。
おわりに
筆者はブルーアローの展望台で折り返しましたが、ここまでの道のりでおよそ2時間、往復すると約4時間の道のりになります。
日暮れ前には帰れるよう十分に時間をとること、必ず飲み水を持参することを忘れずに。そして、熱帯雨林や自然から発散されるパワーを、たっぷりと味わってくださいね。
- グリーンアロー
- ケアンズ / 自然・景勝地
- 住所:【入口】11/13 Bel Air Dr, Whitfield QLD 4870 オーストラリア地図で見る
- Web:http://www.cairns.qld.gov.au/facilities-sport-leis...
- マウント・ウィットフィールド保護公園
- ケアンズ / 公園・動植物園
- 住所:46-62 Collins Ave, Whitfield QLD 4870地図で見る
- Web:https://www.npsr.qld.gov.au/parks/mount-whitfield/...