「世界で最も住みやすい都市ランキング」では必ず上位にランクインをしており、2016年度も3位にランクインを果たしたカナダ・バンクーバー。そんなバンクーバーでオススメのアクティビティーは何と言ってもサイクリング!すぐ近くに街がありながら、美しい自然を楽しめるサイクリングはリフレッシュに最適です。またバンクーバー最大の公園・スタンレーパークは、2014年にトリップアドバイザー主催の「世界の公園ランキング」で見事1位に輝きました。世界一の公園で行うサイクリングはきっと素晴らしい体験になるでしょう。
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まずは自転車をレンタルしよう!
スタンレーパークはバンクーバーで1番大きい公園で、北米の中でも10位以内には入る敷地の広さ。とにかく大きいです。遠路はるばる観光でおとずれた方は自転車を駆使し、観光ポイントを絞って回るのがいいでしょう。また、自転車を使用しても半日では全て観光しきれないので、スタンレイパークを満喫したいという方は、少なくとも半日以上は時間を見ておくことをおすすめします。
自転車のレンタルですが、スタンレーパーク周辺には何軒かレンタルショップがあります。今回はBayshore Bike Rentalsで借りました。予約等は行わず、当日行って貸し出しをしてもらいましたが、事前に公式HPを確認していかれることをオススメします。HPは日本語にも対応しています。
それでは早速、スタンレーパークを巡りましょう!
- Bayshore Bike Rentals
- カナダ / 乗り物
- 住所:745 Denman Street Vancouver, B.C., V6G 2L6 Canada地図で見る
- 電話:+1 604-688-2453
- Web:http://www.bayshorebikerentals.ca/
都会と共存する大きな公園・スタンレーパーク
バンクーバーの北西部に位置する、とても大きい公園がスタンレーパークです。街のすぐ近くに位置しているとは思えないほど自然がいっぱいのスタンレーパークは、バンクーバーで最古の公園であり、カナダ国定史跡にも認定されています。またレストラン、カフェ、水族館、動物園、テニスコート等、施設も充実しているので一日中いても飽きることはないでしょう。そんなスタンレーパークの見どころはこちら。
【1】シーウォール
バンクーバーの海岸線には22kmもの遊歩道があり、その海岸線のことをシーウォールといいます。スタンレーパークもシーウォールの一部であり、そのうちの8.8kmを占めています。イングリッシュベイやグランドアイランドヒル等、観光スポットからもすぐにアクセスできる上、舗装もされているのでウォーキング、ジョギングにも最適ですが、距離が長いので特にサイクリングとの相性は最高でしょう。
【2】トーテム・ポール・パーク
シーウォールを東に走り始めて比較的すぐ見えてくるのが、トーテム・ポール・パークです。パークにそびえ立つトーテムポールは、バンクーバーに住んでいた先住民族インディアン達によって制作されました。
合計で8本あるトーテム・ポールですが、デザインが全て違い、色鮮やかで、絶好の撮影スポットです。日本でも比較的有名な景色ですが、実際に見てみると大きくて驚きます。
【3】ウェットスーツを着た少女像
コペンハーゲンにある、世界三大ガッカリの人魚姫の像と見間違えてしまう方が多いこちらの像。
実は【ウェットスーツを着た少女】と名前がついており、その名の通り人間です。少しシュールで思わず足を止めてしまう、意外と人気の穴場スポットです。
【4】ライオンズ・ゲート・ブリッジ
ライオンズ・ゲート・ブリッジとはバンクーバーとノースバンクーバー・ウェストバンクーバーを結ぶ全長1,823m、地上高111mの巨大な橋です。
橋に近づけば近づくほど、どれだけ大きいのかを体感できます。とてもダイナミックで、下からの眺めはとにかく圧巻です!
- ライオンズ・ゲート・ブリッジ
- カナダ / 建造物
- 住所:ions Gate Bridge, Vancouver, BC, Canada地図で見る
イングリッシュ・ベイ
スタンレーパークを抜けて、自転車でそのままイングリッシュ・ベイを目指しましょう。
イングリッシュ・ベイもまた、バンクーバー市民の憩いの場として愛されている場所のひとつです。ダウンタウンから近く、自転車がなくてもアクセスのしやすいビーチで、天気の良い日はサンセットが絶景です。残りのスポットはこのイングリッシュ・ベイ付近にあります。
- イングリッシュ・ベイ
- カナダ / ビーチ
- 住所:1795 Beach Ave, Vancouver, B.C., V6G 1Y9, Canada地図で見る
【5】イヌクシュク
石を積み上げられているこのオブジェは、2010年の冬季バンクーバーオリンピックの公式ロゴマークにもなっていたイヌクシュクです。
イヌクシュクの持つ意味は諸説ありますが、カナダの先住民族・イヌイット族が「道しるべ」として作成したものだといわれています。
深い歴史があるオブジェは、見る人の心を豊かにしてくれるでしょう。
【6】パブリックアート「A-maze-ing Laughter」
イングリッシュ・ベイ、ビーチアベニュー沿いに、満面の笑み浮かべた銅像の群れが現れます。実はこれ、バンクーバーでよく見かけるVancouver Biennaleのイベント、パブリック・アートの一つで、こちらの作品はチャイニーズアーティストYue Minjunさんの「A-maze-ing Laughter」という作品です。
銅像と同じポーズをして写真を撮っている方が沢山いました。とても面白く、見る人を笑顔にさせること間違いなしの銅像です。話題作りに是非撮影してみてはいかがでしょうか?
さいごに
バンクーバーでの自転車の交通ルールは、日本よりやや厳しく、徹底しているような印象を受けました。しかし、標識の指示通りに走れば問題はないと思います。ヘルメットは必ず被って走行してくださいね。体を動かし、自然を感じ、身も心もリフレッシュする旅になれば幸いです。