日本人も大好きなタイ料理。ただタイ料理と一口に言っても地域によってさまざまで、ここチェンマイではおいしい北部の料理をいただくことができます。今回ご紹介するのは、ニマンヘミンエリアで常に行列が絶えない、大人気店です。
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ニマンヘミン通りからはすぐ
人気のショッピングモールMaya Shopping Life Style方面から行く場合、ニマンヘミン通りを進むと奇数のソイ(主要道路に対する脇道)は全て左手にあります。ソイ13を見つけて左折し、しばらく歩くとまた左手に見えるのが「Tong(トーン)」です。
営業は11~21時ですが、混雑状況によっては閉店が早まることもあります。予約は不可で、かなりの人気店ですので、18時くらいまでに到着できるとよいでしょう。
まずは整理番号を受け取ろう
既に満席の場合、人数を伝えると整理番号を書いた紙をもらえます。
外にはメニューがあるので、もらった紙に注文したい料理の番号、個数を書き、自分の整理番号が呼ばれた時に店員に渡すと、早めに料理を受け取ることができます(追加注文可)。
絶品料理の数々
豚肩肉(grilled blade shoulder)67バーツ=約200円
着席を待つ間どうしても目に入る、入り口脇のアレ。
「あそこで焼いている肉が食べたい!」と、きっと注文してしまうであろう一品の豚肩肉です。外側がカリカリに焼かれたお肉を、ピリ辛ソースでいただきます。チキンのグリルもあるので、グループでシェアするのもよいですね。
※グリル豚肉は、18時以降の提供となりますのでご注意ください。
ネーム(grilled fermented pork with eggs in banana leaf)57バーツ=約180円
好みが分かれそうですが、タイではポピュラーな発酵豚肉「ネーム」。こちらは、卵と一緒にバナナの葉で包んで蒸したもので、納豆が好きならネームも好きな可能性が高いでしょう。程よい酸味と塩気、卵の組み合わせがクセになります。
サイウア(grilled northern Thai spicy pork sausage)67バーツ=約200円
チェンマイソーセージといえば、ピリ辛なサイウア。タイのソーセージにはたくさんのハーブやスパイスが入っていて、独特のおいしさがあります。おつまみとしてそのまま食べてもよし、もち米と一緒でもおいしいです。
ナムプリック(chili dip)60~80バーツ=約180~240円
ナムプリックは、唐辛子やニンニクなどをすりつぶしたディップのことで、野菜やもち米などと一緒にいただきます。
- ナムプリック-トマトと豚ひき肉(tomatoes and minced pork chili dip served with steamed vegetables)63バーツ=約190円。
こちらはカニ肉。この他に野菜のみのディップもあります。辛さもそれぞれ違いますので事前に確認しましょう。
- ナムプリック-カニ(crab chili dip served with steamed vegetables)73バーツ=約220円。
タマリンドサラダ(young tamarind leaves spicy salad)77バーツ=約230円
タイ北部はミャンマー料理の影響を受けており、トーンにもいくつかミャンマー料理があります。こちらはポピュラーなタマリンドサラダ。ミャンマー料理店のものと、比べてみるのもおもしろいかもしれません。
おわりに
他にもたくさんの人気料理があるトーン。待ち時間はあれど、待つ甲斐もあるすばらしいお店です。ぜひ、本格的な北タイ料理を満喫してみてください。