コロナ禍で多くの店が閉店に追い込まれているチェンマイ。そんな中でも客足が絶えない大人気のインド料理店があります。筆者が2日続けて訪れた、とっても美味しいレストランをご紹介します。
この記事の目次表示
コロナ禍でも大人気のレストラン
コロナウイルスの大流行が始まってから、観光都市チェンマイも大きな打撃を受けています。多くの観光客で溢れていたナイトバザールも閉まっていて、ターペー門付近のサンデーナイトマーケットのみが開かれている状態です。(2021年2月現在)
そんな静かなナイトバザール付近の通りに、多くの客が訪れる一軒のレストランがあります。インド料理店「ラチャダーバー」です。
とても小さなお店なので、昼間は通り過ぎてしまいそうになりますが、夜はとても明るいのですぐに分かります。一般的なタイレストランとはちょっと違う、エキゾチックチックな赤い壁が特徴です。
スパイシーで美味しい!本格インドカレー
「ラチャダーバー」は、丁寧な接客でも評判です。メニューは英語と写真付きで、店員も英語を話せるので、初めて来てもオーダーがしやすいでしょう。
カレーはスパイスが効いた本格インドカレーです。辛さは好みで選ぶことができ、筆者は辛くしてとオーダーしましたが、思ったより辛くありませんでした。でも、色々なスパイスの味と香りがして、本当に美味しいです。
美味しすぎて筆者は二日連続して通ってしまいました。1日目はチキンカレーと、ひよこ豆とチキンのカレーをオーダー(上写真)。大きなチキンがたくさん入って、とても柔らかく煮込まれているのが特徴です。
2日目は、トマトとオクラのカレーをオーダー(上記右写真)。オクラのねっとり感とトマトの旨味、スパイスが混ざって、とてもエキゾチックな味です。
付け合わせのソースやピクルスを足していただくと、味の変化を楽しめます。白いソースはヨーグルトで、きゅうりやパセリが入っています。そのまま食べても美味しいですし、カレーにかけると爽やかな味になります。
カレー以外のメニューもおすすめ
「ラチャダーバー」では、カレー以外にも美味しいメニューがあります。こちらはインド版炊き込みご飯「チキンビリヤニ」です。パスタのように長いインド米が、カレーによく合います。
日本でもお馴染みの「サモサ」ですが、とても大きくて食べ応えがあります。
そして、筆者が初めて出会った「パニプリ」です。インドでは屋台で売られているスナックなのだそう。カリカリの丸い生地の中には、潰したジャガイモと玉ねぎ、スパイスが入っています。真ん中にあるスパイシーなスープを入れていただきます。口に入れると、中のスープが一気に口に広がり、思ったよりクセがなく、とても美味しいです。
- ラチャダーバー
- チェンマイ / インド料理 / カレー
- 住所:99/2 Loi Kroh Rd, Chang Khlan Sub-district, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50100地図で見る
- 電話:082 929 2985
- Web:http://rajdarbarchiangmai.com/
この記事を書いたトラベルライターから一言
エスニック料理が大好きな筆者は、日本でもタイでも数々のインド料理店を訪れましたが、「ラチャダーバー」はワンランク上の絶妙なスパイス加減で、本当に美味しいカレーが味わえました。また、評判通りの丁寧できめ細やかな接客でした。コロナ禍を乗り切って、これからも世界中からの観光客を迎える有名店でいてほしいです。(瀬奈)