まるでおとぎの国！チェコ観光におすすめの城5選

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• 1.黄金の街プラハにそびえる「プラハ城」
•    圧倒的な美しさの「聖ヴィート大聖堂」
•    カラフルで可愛い小道「黄金小路」
• 2.由緒ある貴族の家「チェスキーシュテルンベルク城」
• 3.まるで絵本の世界「チェスキークルムロフ城」
•    だまし絵で彩られたキュートな城
• 4.暗い歴史を持つブルノの「シュピルベルク城」
• 5.かわいい街にたたずむ優雅な「テルチ城」
• おわりに

1.黄金の街プラハにそびえる「プラハ城」

• 出典：www.photo-ac.com

チェコの首都「プラハ」には数々の歴史的建造物が建ち並び、まるでおとぎ話の中に迷い込んだような素晴らしい景色が広がっています。それはヨーロッパの中でもトップクラスの美しさであり、プラハ歴史地区は「黄金の街」と称され訪れる人々を魅了しています。

そんなプラハの象徴となるのは、丘の上にそびえるプラハ城です。観光するならここは絶対に訪れるべき場所ですが、どうしても時間がない場合は聖ヴィート大聖堂だけでも目にするといいでしょう。プラハ城内を観光するには入場料がかかりますが、ありがたいことに聖ヴィート大聖堂の入口付近はフリーエリアになっています。

圧倒的な美しさの「聖ヴィート大聖堂」

• 写真：まきまき

プラハ城の広大な敷地の中でひと際目を引く聖ヴィート大聖堂は、塔の高さが100m近くもあり、外観だけでもかなりの存在感が感じられます。さらに室内へ入ると壮大で美しい光景が目に飛び込んできて、何か感想をいうとしたら「美しい…」のひと言です。

• 写真：まきまき

高さ30mの天井とアーチ状の柱が巨大な空間を創り出し、壁際にはアールヌーヴォーの画家「アルフォンス・マリア・ミュシャ」が手がけたステンドグラスが並んでいます。そこから差し込む光は神々しさを演出し、神聖でゴージャスな空気感を生み出しています。

カラフルで可愛い小道「黄金小路」

• 写真：まきまき

黄金小路はプラハ城内にある小さな路地で、カラフルで可愛らしい建物が並んでいます。かつて錬金術師が住んでいたことからこの名前が付けられたらしく、建物内には当時の生活の様子が展示されています。カフェになっている場所もあるので、広い城内を歩いたあとはここで休憩してはいかがでしょうか。

2.由緒ある貴族の家「チェスキーシュテルンベルク城」

• 写真：まきまき

チェスキーシュテルンベルク城は13世紀中頃に建てられたお城で、プラハから約60kmほど離れた郊外に位置しています。周囲は豊かな森に囲まれ、美しいサザヴァ川が流れています。そして崖の上には絵本に描かれているような石造りの城がそびえています。

• 写真：まきまき

シュテルンベルクとは八角星の紋章を持つ由緒ある家系のことで、現在も非公開エリアで貴族の末裔が暮らしています。城内に入るとゴージャスな部屋にアンティーク家具や美術品が置かれ、貴族の上品な生活の様子を伺うことができます。城内を見学するにはガイド付きツアーに参加する必要がありますが、残念ながら日本語での案内は行われてません。

3.まるで絵本の世界「チェスキークルムロフ城」

• 写真：まきまき

プラハから約150km南。オーストリア国境近くにあるチェスキークルムロフは、S字に流れるヴルタヴァ川に囲まれた小さな城下町です。おとぎ話がそのまま現実になったかのような可愛らしい街並みは「世界一美しい街」と呼ばれ人気を集めています。

だまし絵で彩られたキュートな城

• 写真：まきまき

明るいピンクの塔が目印のチェスキークルムロフ城ですが、実はこの街が絵本のように見える理由は、カラフルにデザインされたからというだけではありません。よく見ると建物の装飾が絵になっており、平面な壁が立体的に見えるように描かれています。

これはかつてこの街が財政難に追い込まれたとき、少しでも華やかに見せようと考えられたのだそうです。苦しさの中から生まれたこのアイデアは、今ではすっかり個性となり人々を楽しませています。

4.暗い歴史を持つブルノの「シュピルベルク城」

• 写真：まきまき

プラハに続くチェコ第二の街「ブルノ」。小高い丘の上には街の象徴となるシュピルベルク城が建っています。元々は国王や伯爵の城として使われていましたが、後に重犯罪者や危険犯罪者を収容する牢獄へと変わっていきました。現在は重要文化財の一つとなり、暗く冷たい刑務所の様子を見学することができます。

• 写真：まきまき

シュピルベルク城へ行くまでには坂道をのぼります。この城は優雅な雰囲気ではありませんが、周囲はとても穏やかで気持ちのいい空気が流れています。そして高台から眺めるブルノの景色も最高なので、見学ついでにのんびりとお散歩してみてはいかがでしょうか。