フィジー
フィジー観光
本島と1島1リゾートスタイルの小さな島々

【フィジー】南国の町で不思議な懐かしさを感じよう!世界遺産の歴史的港町・レブカ

取材・写真・文:

京都在住
訪問エリア:20ヶ国

2019年9月5日更新

1,425view

お気に入り

この記事の目次表示

泊まるところはあるの?

後述しますがフェリーを利用する場合、レブカからスバへ帰る便は早朝の1本のみなので、スバからの日帰りは不可能ですが、レブカにもちゃんと宿泊施設があるのでご安心を。その中でもおすすめの2つをご紹介します。

ROYAL HOTEL(ロイヤルホテル)

  • 写真:safarinaROYAL HOTEL

レブカのはずせない見どころの一つにもあげられる、1870年代に建てられたという、レブカで有名なフィジー最古のホテル。街には他にもいくつか宿はありますが、せっかくレブカに来たのであれば、こちらの宿でフィジーの最古を感じてみてはいかがでしょうか。英語になりますが、ロイヤルホテルの公式サイトから直接ホテルにメッセージを送ることで予約できます。

【宿泊した際の1泊料金】
ツイン または ダブルルーム FJD58.30ドル(約2,800円)
コテージ FJD99.00ドル(約4,800円)
※こちらは宿泊当時に直接メールで問い合わせて聞いた料金のため、料金は変わっている可能性があります。宿泊される場合は、事前に料金を問い合わせることをおすすめします。
  • 写真:safarinaロビー
  • 写真:safarinaバー

Levuka Homestay(レブカホームステイ)

  • 写真:safarinaLevuka Homestay

レブカホームステイは、レブカの宿の中でも、宿泊者の評判が非常に高い宿です。建物は町に溶け込むコロニアル建築で、内部にはフィジーの工芸品が飾られています。屋根付きのデッキではのんびりくつろいだり、建物上部のデッキからは美しい海の景色を一望できます。

ガイドに街を案内してもらうツアーなども取り扱っており、こちらは宿泊しない方でも利用できます。英語になりますが、Levuka Homestayの公式サイトから直接ホテルにメッセージを送ることで予約できます。

【1泊料金】
シングルルーム FJD167.00ドル(約8,100円)
ダブルルーム または ツインシェア FJD188.00ドル(約9,100円)
人数追加料金 1人 FJD32.00ドル(約1,550円)
※全て朝食を含む
レブカホームステイ
フィジー / ホテル
住所:PO Box 50, Levuka地図で見る
Web:https://www.levukahomestay.com/

スバからレブカへはどうやって行くの?

フィジーの首都であるスバからレブカへ行くには、フェリーと飛行機の2通りの行き方があります。

フェリー

  • 写真:safarinaフェリー

フェリーで行く場合、フェリー運航は往復ともに1日1便となり、以下のような行程になっています。飛行機と比べ料金は安いですが、所要時間は片道で合計約4時間、料金は、片道 FJD29.40ドル(約1,400円)です。※バスの料金も含む

【行き】
13:00 搭乗確認
13:30 スバ出発(バスで2時間)
15:30 ナトビ港出発(フェリーで1時間)
16:30 ブレサラ港(オバラウ島)出発(バスで30分)
17:00 レブカ到着
【帰り】
04:00 搭乗確認
04:30 レブカ出発(バスで1時間30分)
06:00 ブレサラ港(オバラウ島)出発(フェリーで1時間)
07:00 ナトビ港出発(バスで1時間30分)
08:30 スバ到着

チケットはPatterson Brothers Shipping Ltd.のオフィスで購入できます。今のところネット予約のシステムはないようなので、オフィスに直接行って事前に予約、購入するのが確実です。出発日まで時間的に余裕がある方は、CONTACTページに記載のメールアドレスから、または電話で問い合わせてみることも可能です。

筆者はチケット購入のため乗船前日に直接オフィスに行きましたが、わかりにくい場所にありました。なかなか見つからない場合は、フィジー人に助けてもらうといいかもしれません。彼らの優しさがきっと身にしみるはずです。

フィジー人と交流してみたいという方は、断然フェリーの利用をおすすめします。フェリー乗船の際には、きっとフレンドリーなフィジー人があなたに声をかけてくるでしょう。

飛行機

飛行機で行く場合、便は多くありませんが、以下のようにとてもシンプルな工程で、到着までの所要時間はたったの15分。フェリーと比べると料金は高くなります。片道約 FJD90ドル(約4,350円)です。

【行き】ナウソリ空港(スバ) → レブカ 【帰り】レブカ → ナウソリ空港(スバ)

片道または往復チケットはNorthern Air Servicesaで購入できます。時間重視の方には飛行機がおすすめです。

レブカ
フィジー / 町・ストリート
住所:Levuka地図で見る

この記事を書いたライターから一言

レブカの最大の魅力の一つに、独特の景観があげられますが、個人的には地元の人々の人柄も、魅力の一つだと思っています。そもそもフィジー人はみんな、基本的に明るく優しくフレンドリーなのですが、レブカの人々は土地柄からか、さらにフレンドリーで人情味あふれる人が多いような気がします。話しかけるとまるで家族のように接してくれ、すぐに笑顔にさせられてしまいます。彼らとの交流は、きっと良い思い出になるはずです。

  • 写真:safarina見知らぬ人にもこの笑顔!太陽みたいに明るいフィジー人の子どもたち。

フィジー本島からは少し離れた場所にあるレブカですが、この小さな港町にはたくさんの魅力が溢れています。南国の楽園というイメージ以外のフィジーを見たくなったら、ぜひこの町に足を運んでみてください。(safarina)

フィジーの旅行予約はこちら


フィジーのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

フィジーのホテルを探す

フィジーの航空券を探す

フィジーの現地アクティビティを探す

フィジーのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


最もフィジーらしい「タベウニ島」を訪れるべき理由

ガーデンアイランドとも呼ばれる美しい自然を誇るフィジーのタベウニ島は、300を超える島々から成るフィジーのなかで「最もフィジーらしい島」ともいわれています。そん...


【フィジー】美しい海でサメと一緒に泳ごう!クアタ島のシュノーケリングツアー

透き通った美しい海が広がるフィジーは、海でのアクティビティが充実しています。その中でも、日常生活ではテレビや水槽の中でしか目にしない、サメと泳げるスリリングな体...

フィジー神秘の島【マナ島】を満喫できる、バックパッカー宿「Mana Lagoon Backpackers」

フィジーのなかで伝説が残る島として有名な「マナ島」は、フィジー語で「霊的なもの」を意味し、神の棲む島ともいわれています。そんなマナ島へ、バックパッカーとして絶対...

【フィジー】透明度抜群の海の上で至福のひと時を!南国の海に浮かぶ水上バー・Cloud9

抜けるような青空と、どこまでも青く透き通る海に、白い砂浜。フィジーといえばそんなイメージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。そんなイメージ通りのリゾート...

この記事を書いたトラベルライター

アフリカ大好き字幕翻訳家
鳥取生まれの自然と動物をこよなく愛するsafarinaです。
旅に行くからには、したいことは全部したい!
限られた時間でどれだけその旅先を楽しめるかを考え、旅の計画を立てるのが好きです。
充実旅のお役に立てるような情報を発信していけたらと思っています。
どうぞよろしくお願いします!

♡好みの旅先♡秘境・ジャングル・自然・動物がいる所・世界遺産・田舎・カラフルな所

【島根】隠岐の島観光モデルコース!隠岐の島町と西ノ島町を上手に巡る!よくばり1泊2日プラン

島根県の日本海沖にある隠岐の島(隠岐諸島)は、4つの有人島を2つのエリアに分け、西ノ島(にしのしま)、中ノ島(なかのしま)、知夫里島(ちぶりじま)の3島を島前(...


【中国】癒されること必至!パンダ天国・成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地

上野動物園のシャンシャン公開により再びパンダが人気を呼んでいますが、中国には、パンダ・パンダ・パンダ!パンダづくしのパンダ天国な施設があります。パンダ好きの人も...


【フィジー】透明度抜群の海の上で至福のひと時を!南国の海に浮かぶ水上バー・Cloud9

抜けるような青空と、どこまでも青く透き通る海に、白い砂浜。フィジーといえばそんなイメージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。そんなイメージ通りのリゾート...

【ソロモン諸島】固有種も生息する秘境を探検しよう!サンゴ礁でできた世界遺産・東レンネル

ソロモン諸島は聞きなれない国かもしれませんが、日本と同じ島国です。小さな国ではありますが、手つかずの自然が多く残り、美しい海が広がっています。今回は、秘境ともい...

【韓国】まるで白川郷の韓国版?安東の伝統がそのまま残る世界遺産・安東河回村

韓国には全部で13の世界遺産があります(2019年5月現在)。今回はその中でも2010年に「韓国の歴史的集落群:河回と良洞」の名称で世界遺産に登録された村のひと...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります