フィンランド
フィンランド観光
「森と湖の国」はサンタクロースとムーミンの故郷

旅で役立つ!まずはこれだけ初級フィンランド語10選!

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:35ヶ国

2022年1月20日更新

2,668view

お気に入り

写真:aka-region

海外旅行の旅先では、出来る限り現地の言葉を使うとコミュニケーションがより円滑になるでしょう。今回は、北欧・フィンランドを旅するときに知っておきたい、初級フィンランド語の表現を厳選して10個ご紹介します。

この記事の目次表示

フィンランド語とは?

フィンランド語はフィン=ウゴル語派に属し、英語をはじめ他のヨーロッパ諸言語と異なる言語体型となっていて、世界でも有数の取得難易度の高い言語と言われています。フィンランドのみで話されており、文法は格変化がいくつもあって独特で難解なのですが、発音は日本語とも似ていて日本語話者には取っつきやすいのが特徴です。

  • 写真:aka-region街の看板などは基本的にフィンランド語表記

フィンランドでは、若い世代から外国語教育、中でも英語教育が展開されていて、全国的に英語がよく通じます。基本的な意思疎通が英語でできる人が多いので英語のみでもあまり苦労しないのですが、現地ではフィンランド語を話すと自然と相手も笑顔になり、意思疎通が図りやすくなります。

今回は、フィンランドに降り立った瞬間から使える表現・単語を厳選して10個ご紹介します。

1. こんにちは/やあ!「Moi」(モイ)

お店やレストランに入るとき、フィンランドの人々と挨拶するとき、あらゆるシーンで使用できるのが「Moi」(モイ)です。

手軽に言える「こんにちは」のニュアンスで、「やあ!」に相当します。初めて会う人にも使え、相手が笑顔になる不思議な言葉。

因みに、似たようなシーンで使える「Hei」(ヘイ)もあります。

  • 写真:aka-region色とりどりの野菜が市場に並ぶ。

2. バイバイ!/またね!「Moi, moi」(モイ モイ)

お店やレストランから出るときや、フィンランドの人々との会話の最後の別れ際の挨拶として、今度は1の「moi」を2回繰り返す「Moi, moi」(モイ モイ) というと、バイバイ!またね!を意味します。「さようなら」よりはカジュアルなニュアンスで、旅人としてフィンランドを滞在する場合に、万能な表現の一つです。

因みに、Hei(ヘイ)のときと同じく、こちらも2回繰り返して「Hei, hei」(ヘイ ヘイ)と言うと、バイバイ!/またね!を意味します。

3. ありがとう「Kiitos」(キートス)

フィンランドで旅するときに何度もお世話になる言葉、それが「ありがとう」を意味する「Kiitos」(キートス)です。ホテルやレストラン、バスやトラムなど、お礼を伝えたいシーンで感謝の気持ちを伝えましょう。

カフェやレストランに行って、欲しいものにKiitosを付け加えるだけで、立派なフィンランド語トラベラーになれますよ。例のように「〜ください」というニュアンスも含んでいます。

(例)Kahvi, kiitos.:コーヒーを1杯下さい。
 ※ kahvi:コーヒー(カハヴィ)
  • 写真:aka-regionフィンランドの現地の人々に人気のカフェやレストランは必見。

4. すみません「Anteeksi」(アンテークシ)

歩いている人の歩みを止めて道順を尋ねるときや割って入る時など、「すみません」に当たる「Anteeksi」(アンテークシ)を使ってみましょう。

語尾を上げて「Anteeksi?」と尋ねると、相手が言ったことが聞き取れなかった場合に言う英語の「Sorry?」に当たり、「もう一度言ってください」というニュアンスも含みます。

状況に応じて、ぜひ使い分けてみたい言葉です。

  • 写真:aka-regionフィンランド語を使えばフィンランドでのショッピングの楽しみもひとしお。

5. これをください「Otan tämän」(オタン タマン)

フィンランドのスーパーマーケットでは、魚・肉などは対面販売であることが多く、自分が必要な分だけ量り売りしてもらいます。また、マーケットホールや屋外マーケット、カフェ、レストランなどで実物が見えている場合やメニューを指差しながら、「これをください」と言う時、「Otan tämän」(オタン タマン)という表現が使えます。

  • 写真:aka-regionフィンランドのマーケットホールで魚を買う。

数を聞かれることもあるので、その際には1つ「Yksi」(ユクシ)、2つ「Kaksi」(カクシ)、3つ「Kolme」(コルメ)、4つ「Neljä」(ネルヤ)、5つ「Viisi」(ヴィーシ)、6つ「Kuusi」(クーシ)、7つ「Seitsemän」(セイッツェマン)、8つ「Kahdeksan」(カフデクサン)、9つ「Yhdeksän」(ユフデクサン)、10つ「Kymmenen」(キュンメネン)と言いましょう。

次のページを読む

フィンランドの旅行予約はこちら


フィンランドのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

フィンランドのホテルを探す

フィンランドの航空券を探す

フィンランドの現地アクティビティを探す

フィンランドのWi-Fiレンタルを探す

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


フィンランドの天気・気温・服装・旅行のベストシーズン!

フィンランド旅行の前に知っておきたい、この先の天気予報と月ごとの平均気温や降水量、気候の特徴、旅行の服装を徹底解説!いつ旅行するかお悩みの方向けに、フィンランド...


【海外】直行便で行けるオススメの旅行先12ヵ国!主要観光スポットも☆

1泊2日で行けるアジアから、ヨーロッパや北アメリカ大陸まで、直行便で行ける都市をご紹介。時間がない人や乗り継ぎが不安な海外初心者にもピッタリです。日数別でまとめ...

ヘルシンキの天気・気温・服装・旅行のベストシーズン!

ヘルシンキ旅行の前に知っておきたい、この先の天気予報と月ごとの平均気温や降水量、気候の特徴、旅行の服装を徹底解説!いつ旅行するかお悩みの方向けに、ヘルシンキ旅行...

日本と異なるフィンランドのコンセント・プラグ・電圧を解説!変圧器は必要?

フィンランド旅行の前に知っておきたい、コンセント・プラグ・電圧について日本との違いを徹底解説!変換プラグや変圧器がどんな時に必要か、また持っていくと便利なおすす...

ロヴァニエミの天気・気温・服装・旅行のベストシーズン!

ロヴァニエミ旅行の前に知っておきたい、この先の天気予報と月ごとの平均気温や降水量、気候の特徴、旅行の服装を徹底解説!いつ旅行するかお悩みの方向けに、ロヴァニエミ...

この記事を書いたトラベルライター

暮らすように旅をする
aka-regionです☘
計4年間、ヨーロッパ(フィンランド、アイルランド)で住んでいる間に見聞きしたこと、経験したことを紹介します。旅のテーマは、「暮らすように旅をする」。旅のある暮らし方、ライフスタイル、文化に関する情報を発信していきます!

♬Countries & Areas: Europe (アイルランド、フィンランド他),日本(島根、山陰地方、東京他)
♬Hobbies: アイリッシュフィドル、水泳
♬Speciality: 島好きです!
http://akaregion.blogspot.jp/

【保存版】フィンランドのお土産厳選10選!

北欧デザインにサンタクロース、森の中でのウォーキングにサウナ。こんなキーワードを聞くだけで、ほのぼのとしたおとぎ話の世界が思い浮かぶフィンランド。日本から直行便...


【保存版】ポルトガルのお土産・厳選10選!

ポルトガルはヨーロッパの西端に位置し、地中海性気候の穏やかな気候で過ごしやすく、食もおいしく古い街並みが美しい国です。カステラやカルタ、天ぷらなどポルトガルと日...


【イギリス】ハリーポッター誕生の地を巡る、魅惑の街エディンバラ!

『ハリーポッター』の物語が書かれた街が、英国スコットランド地方の州都エディンバラにあります。作者のJ.K.ローリングがペンを握り、1杯のコーヒーを飲みながら物語...

【保存版】スウェーデンのお土産・厳選10選!

北欧スウェーデンには、手芸・工芸(クラフト)や、クラフト・ジン(酒)など「つくる」ことにこだわったお土産が多くあります。今回は、デザイン大国スウェーデンで質や独...

【保存版】アイルランドのお土産・厳選10選

イギリスの西に位置する小さな島国アイルランド。日本よりも北にありますが暖流の影響で1年を通して温暖な気候の過ごしやすい国です。伝統とモダンカルチャーが共存する首...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります