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南仏プロヴァンス・訪れてほしい美しい村9選と体験したい3つのこと

取材・写真・文:

トラベルライター

2020年11月6日更新

106,182view

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写真:トラベルライター

「365日中、300日晴れる」と言われる南仏プロヴァンスは、ぜひ訪れてほしいオススメの場所。小さな村1つ1つが可愛らしく、どこを見てもフォトスポット。水車のある村、ワイン作りの村、かつてお城だった村、世界遺産の水道橋など、各々が個性的で訪れる人を飽きさせません。また、フランス式ゲストハウスへの宿泊や農家レストランでの食事など、現地ならではの体験も取り入れれば、旅がより充実すること間違いなし。今回は、特にオススメな9つの村と観光スポットのほか、プロヴァンスで体験してほしい3つのことをご紹介します。

この記事の目次表示

【1】アヴィニョン

  • 写真:トラベルライターローヌ川の対岸からアヴィニョンの街を望む。

プロヴァンス地方の玄関口、アヴィニョン。センス溢れるアヴィニョンTGV駅もあり、パリやニースなどからTGVで直行できるアクセス良好の街です。

中世の時代にはアヴィニョン教皇庁が置かれ、今でも多くの史跡が残る歴史的な街でもあります。

  • 写真:トラベルライターアヴィニョンTGV駅
  • 写真:トラベルライターTGV車内(一例)
アヴィニョン TGV駅
フランス / 駅・空港・ターミナル
住所:Chemin du Confluent La Courtine 84008 Avignon地図で見る

アヴィニョン教皇宮殿(法王庁宮殿)

1309年~1377年まで7代に渡ってローマ法王が住居にしていたゴシック様式の宮殿。宮殿内では当時の栄華を伝える大広間や礼拝堂、フレスコ画で飾られた法王の私室などを見ることができます。

  • 写真:トラベルライター
アヴィニョン教皇宮殿(法王庁宮殿)
フランス / 遺跡・史跡
住所:6, rue Pente Rapide, 84000 Avignon, France地図で見る
Web:http://jp.france.fr/ja/discover/31175

サン・ベネゼ橋(アヴィニョン橋)

童謡「アヴィニョン橋の上で」で有名なこの橋は12世紀に架けられましたが、何度もローヌ河の洪水に遭い、17世紀を最後に修復されなくなり、4つのアーチと礼拝堂のみが残る現在の姿になりました。

こちらもユネスコの世界遺産に登録されています。

  • 写真:トラベルライター
アヴィニョン教皇宮殿とサン・ベネゼ橋
こちらを訪れる場合、共通チケットがオススメです。 共通入場料:大人13.5€ シニア10.5€
サン・ベネゼ橋(アヴィニョン橋)
フランス / 遺跡・史跡
住所:Pont d'Avignon, Boulevard de la Ligne, 84000 Avignon, フランス地図で見る
Web:http://jp.france.fr/ja/discover/30167

【2】ゴルド

  • 写真:トラベルライター

プロヴァンスには、切りたった崖などにつくられた通称「鷲ノ巣村」と呼ばれる小さな村が点在しています。リュベロン地方を代表する美しい鷲ノ巣村が「ゴルド」です。

石造りの家しか建ててはいけないという決まりがあるこの村は、ジブリ作品『天空の城ラピュタ』のモデルの1つと言われ、「フランスの最も美しい村」の1つに認定されています。

「フランスの最も美しい村」とは
人口が2,000人以下、世界に誇れる遺産が村の中に2つ以上あるなど、厳しい基準を満たした村のみが認定されます。
ゴルド
フランス / 町・ストリート
住所:Gordes,France地図で見る

【3】レ・ボー=ド=プロヴァンス

  • 写真:トラベルライター

中世の時代、難攻不落といわれた城塞都市、レ・ボー=ド=プロヴァンス。村の小道にはかわいいお土産屋さんが並び、お散歩するだけでもあっという間に時間が過ぎてしまいます。

こちらも「フランスの最も美しい村」の1つに認定されています。

【4】リル・シュル・ラ・ソルグ

  • 写真:トラベルライター

「ソルグ川の中の島」という意味を持つ、リル・シュル・ラ・ソルグの街。人口2万人程度の小さな街ですが、あちこちに水車が回る美しいソルグ川に囲まれたかわいい街です。

  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライター

町中にはアンティークショップやかわいいスイーツショップもあり、のんびりお散歩を楽しみたい町です。毎週日曜日にはアンティークマーケットが開かれることで有名です。

リル・シュル・ラ・ソルグ
フランス / 町・ストリート
住所:L'lsle sur la Sorgue地図で見る

【5】シャトー ヌフ=デュ=パプ

  • 写真:トラベルライター

「法王の新宮殿」という意味を持つ、シャトー ヌフ=デュ=パプ。ここでつくられた13種類のブドウを使ってつくられたワインのみが「シャトーヌフデュパプ」に認定されるそうです。ブドウ畑は小石が敷き詰められ、背丈の低いブドウ畑が広がる景色もキレイです。

  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライター
シャトー ヌフ=デュ=パプ
フランス / 町・ストリート
住所:Château neuf-du-Pape地図で見る

【6】フォンテーヌ=ド=ヴォクリューズ

  • 写真:トラベルライター

「ヴォクリューズの泉」という意味を持つ、フォンテーヌ=ド=ヴォクリューズの村。村の名前の由来になった、水深300mとも言われる、フランス一の水量を誇る泉で有名です。

泉を目指して川沿いを歩いていくと、石灰岩の岩山と横を流れるエメラルドグリーンのソルグ川の景色が広がり、とてもキレイです。

ヴォクリューズの泉

石灰岩の台地を流れる地下水が地上に湧き出て泉になったと言われています。豊かで済んだ湧き水をたたえた泉は、季節ごとにとても神秘的な姿を見せてくれます。

  • 写真:トラベルライター
フォンテーヌ=ド=ヴォクリューズ
フランス / 町・ストリート
住所:Fontaine-de-Vaucluse,France地図で見る

【7】アルル

  • 写真:トラベルライター円形闘技場の最上階からアルルの街とローヌ河を臨む

古代ローマ~中世にかけての歴史が息づく街アルルは、ユネスコの世界遺産にも登録されています。ゴッホが晩年の1888年2月から翌年5月までを過ごし、この街で300点にもおよぶ作品を描いたといわれています。ゴッホの絵のモデルになった場所を巡るのも、旅の楽しみ方の1つとしてオススメです。

アルル
フランス / 町・ストリート
住所:Arles,France地図で見る
Web:http://jp.france.fr/ja/discover/47682

ゴッホ作品のゆかりの地

1.『夜のカフェテラス』

アルルの街の中心にあるフォーロム広場に面した「cafe Van Gogh」がモデルになっています。作品はオランダのクレラ・ミュラー美術館に所蔵されています。

  • 写真:トラベルライター「夜のカフェテラス」ゴッホ作
カフェ ヴァン・ゴッホ
フランス / カフェ・喫茶店
住所:11 Place du Forum, 13200 Arles地図で見る

2.『アルルの病院の中庭』

ゴッホが入院していた病院の跡地。現在ではカルチャースペースとして使われているそうです。

  • 写真:トラベルライター

3.『アルルの跳ね橋』

アルルの街から少し足をのばした郊外にある跳ね橋。ゴッホの描いた跳ね橋は現存しておらず、1960年にこの場所に復元されました。作品はオランダのクレラ・ミュラー美術館に所蔵されています。

  • 写真:トラベルライター
アルルの跳ね橋
フランス / 建造物
住所:Canal d'Arles à Bouc 13200 Arles地図で見る

その他の観光スポット

1. 円形闘技場

イタリアのコロッセオより古い、ローマ時代の闘技場。紀元1世紀に完成したものです。19世紀には闘牛場になり、今なお闘牛が行われていることでも有名です。最上階まで上るとローヌ河を一望することができます。

  • 写真:トラベルライター
アルルの円形闘技場
フランス / 遺跡・史跡
住所:1 Rond-Point des Arènes, 13200 Arles, フランス地図で見る

2. サン・トロフィーム教会と回廊

中世の時代には宗教の中心地でもあったアルルの街。ロマネスク様式の美しい教会は、今でも多くの人が訪れる場所です。回廊の美しさも有名で、北側と東側の回廊は12世紀につくられたロマネスク様式の回廊、南側と西側の回廊は14世紀につくられたゴシック様式の回廊です。

  • 写真:トラベルライター
サントロフィーム教会 / 回廊
フランス / 社寺・教会 / 教会
住所:16-18 Rue de la Calade, 13200 Arles地図で見る

この街でオススメのお土産「サントン人形」

【サントン人形とは…】

プロヴァンス地方で作られる土人形のことで、19世紀のプロヴァンスの人々の伝統的な生活の様子が土人形で表現されています。「サントン」とは「小さな聖人」を意味し、キリスト生誕の様子を再現したサントン人形は、フランスのクリスマスに欠かせないものになっています。

2cmほどの小さな人形はとても可愛らしく、種類も豊富なので、お土産に購入してお部屋へ飾るとプロヴァンス旅行のいい思い出になると思います。

  • 写真:トラベルライターミニチュアハウス(左)とプロヴァンスで有名なサントン人形(右)

【8】サン=レミ=ド=プロヴァンス

  • 写真:トラベルライター

人口1万人ほどの典型的なプロヴァンス地方の街。ゴッホが1年ほど入院していた「サン・ポール・ド・モゾール修道院」が有名です。

サン=レミ=ド=プロヴァンス
フランス / 町・ストリート
住所:Saint-Rémy-de-Provence地図で見る

サン・ポール・ド・モゾール修道院

ゴッホの時代にはもともと修道院だった建物が、精神病院として使われており、ゴッホは1年間、この場所で療養しながらさらにたくさんの作品を描きました。

ゴッホが絵を描いた場所には、その絵の複製パネルが置かれており、庭を散歩するだけでたくさんのパネルを見ることができます。

ゴッホがここに来てすぐに描いたといわれている『アイリス』の絵は特に有名です。こちらの施設、今は一般に公開されていて、入場料4.65€で内部の見学もできます。

  • 写真:トラベルライター施設内にはゴッホの病室を復元した場所もある。
サン・ポール・ド・モゾール修道院
フランス / 社寺・教会
住所:Avenue Dr Edgar Leroy, 13210 Saint-Rémy-de-Provence, フランス地図で見る
Web:http://www.saintpauldemausole.fr

【9】フォンヴィエイユ

  • 写真:トラベルライター

アルフォンス・ドーデの作品として有名な『風車小屋だより』の舞台として選んだのが、この街の風車小屋。ドーテの風車小屋から眺めるクロー平原は、プロヴァンスの豊かさを見るようです。

【おまけ】ポン・デュ・ガール

  • 写真:トラベルライター

2,000年の歴史があるポン・デュ・ガールは、1世紀に古代ローマ人によってつくられた水道橋。ニームに水を送るためにつくられた全長50kmの導水路の1部です。ガルドン川に架かる幅25mのポン・デュ・ガールは、高さ49m、最下層・中層・最上層の3段構造になっています。

橋に上って眺めるガルドン川の景色もとてもキレイです。ユネスコの世界遺産にも登録された3層橋は、必ず訪れたい場所の1つです。アヴィニョン・アルル・ニームからバスで1時間ほどで訪れることができます。

ポン・デュ・ガール
フランス / 建造物
住所:400 Route du Pont du Gard, 30210 Vers-Pont-du-Gard, フランス地図で見る
Web:http://jp.france.fr/ja/discover/35026

プロヴァンス旅行で体験したい3つのこと

ステキなシャンブルドットに宿泊しよう‼

  • 写真:トラベルライター

一般家庭のゲストルームを宿泊に提供し、朝食が付くこと多い、フランス式ゲストハウスのこと。比較的安く泊まれて、フランス人の生活の様子を知ることができオススメです。

  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライター

農家レストランでランチを食べよう‼

  • 写真:トラベルライター

筆者オススメの農家レストラン「Le Mas des Vertes Rives」では、食前酒・前菜・メイン・チーズ・デザートと、コースでお料理が食べられます。フランスの田舎の味はどれも素朴でとても美味しいです。ヤギのチーズにジャムをつけて召し上がれ。

  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライター

こちらは、シャンブルドット(宿)も営んでいますので、ぜひ下記のホームページリンクから情報をご確認ください。

Le Mas des Vertes Rives
フランス / その他レストラン
住所:244 Chemin des Hautures 84470 Chateauneuf-de-Gadagne地図で見る
電話:490-223-710
Web:http://www.mas-des-vertes-rives.com/Welcome.html

アヴィニョン発のプチトランで旧市街を1周しよう

  • 写真:トラベルライターアヴィニョン教皇宮殿前のプチトラン乗り場

プチトランとよばれる観光列車に乗って、アヴィニョンの旧市街を1周してみてはいかがでしょうか。1周40分ほどで観光スポットを回ってくれます。途中下車はできませんが、そのあとの旅のプランを立てるためにもオススメです。

アヴィニョンのプチトランはロシェ・デ・ドン公園の丘の上にもあがってくれますので、上からアヴィニョン橋を見下ろした素敵な写真も撮れると思います。

  • 写真:トラベルライター
アヴィニョンプチトラン 乗車代 1人7.0€(所要時間:約40分)

オススメ現地ツアー会社「AEVA Tours」

日本人ガイドさんが運転・案内してくれる安心のプロヴァンス観光専門ツアー会社です。上記で紹介した村を周るツアーのほか、農家レストランでのランチ付きツアーなども行っています。

6〜7月のラベンダーの季節にはラベンダーのキレイな場所を巡るツアーを開催したり、ワイン好きの方向けのツアーなど様々の個性的な現地発着ツアーを企画・運営されています。

「AEVA Tours」HPはこちら

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