「365日中、300日晴れる」と言われる南仏プロヴァンス。小さな村1つ1つが可愛らしく、どこを見てもフォトスポット。水車のある村、ワイン作りの村、かつてお城だった村、世界遺産の水道橋など、各々が個性的で訪れる人を飽きさせません。また、フランス式ゲストハウスへの宿泊や農家レストランでの食事など、現地ならではの体験も取り入れれば、旅がより充実すること間違いなし。今回は、特にオススメな9つの村と観光スポットのほか、プロヴァンスで体験してほしい3つのことをご紹介します。
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【1】アヴィニョン
プロヴァンス地方の玄関口、アヴィニョン。センス溢れるアヴィニョンTGV駅もあり、パリやニースなどからTGVで直行できるアクセス良好の街です。
中世の時代にはアヴィニョン教皇庁が置かれ、今でも多くの史跡が残る歴史的な街でもあります。
- アヴィニョン
- フランス / 町・ストリート
- 住所:Avignon,France地図で見る
- Web:http://jp.france.fr/ja/cities/rubric/31175/アヴィニョンで...
- アヴィニョン TGV駅
- フランス / 駅・空港・ターミナル
- 住所:Chemin du Confluent La Courtine 84008 Avignon地図で見る
アヴィニョン教皇宮殿(法王庁宮殿)
1309年~1377年まで7代に渡ってローマ法王が住居にしていたゴシック様式の宮殿。宮殿内では当時の栄華を伝える大広間や礼拝堂、フレスコ画で飾られた法王の私室などを見ることができます。
- アヴィニョン教皇宮殿(法王庁宮殿)
- フランス / 遺跡・史跡
- 住所:6, rue Pente Rapide, 84000 Avignon, France地図で見る
- Web:http://jp.france.fr/ja/discover/31175
サン・ベネゼ橋(アヴィニョン橋)
童謡「アヴィニョン橋の上で」で有名なこの橋は12世紀に架けられましたが、何度もローヌ河の洪水に遭い、17世紀を最後に修復されなくなり、4つのアーチと礼拝堂のみが残る現在の姿になりました。
こちらもユネスコの世界遺産に登録されています。
こちらを訪れる場合、共通チケットがオススメです。 共通入場料:大人13.5€ シニア10.5€
- サン・ベネゼ橋(アヴィニョン橋)
- フランス / 遺跡・史跡
- 住所:Pont d'Avignon, Boulevard de la Ligne, 84000 Avignon, フランス地図で見る
- Web:http://jp.france.fr/ja/discover/30167
【2】ゴルド
プロヴァンスには、切りたった崖などにつくられた通称「鷲ノ巣村」と呼ばれる小さな村が点在しています。リュベロン地方を代表する美しい鷲ノ巣村が「ゴルド」です。
石造りの家しか建ててはいけないという決まりがあるこの村は、ジブリ作品『天空の城ラピュタ』のモデルの1つと言われ、「フランスの最も美しい村」の1つに認定されています。
人口が2,000人以下、世界に誇れる遺産が村の中に2つ以上あるなど、厳しい基準を満たした村のみが認定されます。
【3】レ・ボー=ド=プロヴァンス
中世の時代、難攻不落といわれた城塞都市、レ・ボー=ド=プロヴァンス。村の小道にはかわいいお土産屋さんが並び、お散歩するだけでもあっという間に時間が過ぎてしまいます。
こちらも「フランスの最も美しい村」の1つに認定されています。
- レ・ボー=ド=プロヴァンス
- フランス / 町・ストリート
- 住所:Les Baux-de-Provence地図で見る
- Web:http://www.lesbauxdeprovence.com/fr/
【4】リル・シュル・ラ・ソルグ
「ソルグ川の中の島」という意味を持つ、リル・シュル・ラ・ソルグの街。人口2万人程度の小さな街ですが、あちこちに水車が回る美しいソルグ川に囲まれたかわいい街です。
町中にはアンティークショップやかわいいスイーツショップもあり、のんびりお散歩を楽しみたい町です。毎週日曜日にはアンティークマーケットが開かれることで有名です。
- リル・シュル・ラ・ソルグ
- フランス / 町・ストリート
- 住所:L'lsle sur la Sorgue地図で見る
【5】シャトー ヌフ=デュ=パプ
「法王の新宮殿」という意味を持つ、シャトー ヌフ=デュ=パプ。ここでつくられた13種類のブドウを使ってつくられたワインのみが「シャトーヌフデュパプ」に認定されるそうです。ブドウ畑は小石が敷き詰められ、背丈の低いブドウ畑が広がる景色もキレイです。
- シャトー ヌフ=デュ=パプ
- フランス / 町・ストリート
- 住所:Château neuf-du-Pape地図で見る
【6】フォンテーヌ=ド=ヴォクリューズ
「ヴォクリューズの泉」という意味を持つ、フォンテーヌ=ド=ヴォクリューズの村。村の名前の由来になった、水深300mとも言われる、フランス一の水量を誇る泉で有名です。
泉を目指して川沿いを歩いていくと、石灰岩の岩山と横を流れるエメラルドグリーンのソルグ川の景色が広がり、とてもキレイです。
ヴォクリューズの泉
石灰岩の台地を流れる地下水が地上に湧き出て泉になったと言われています。豊かで済んだ湧き水をたたえた泉は、季節ごとにとても神秘的な姿を見せてくれます。
- フォンテーヌ=ド=ヴォクリューズ
- フランス / 町・ストリート
- 住所:Fontaine-de-Vaucluse,France地図で見る