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Nyariga村のカゴ工房を見学しよう!
カゴを作っているところを見学したい場合や、直接生産者から購入したい場合は、Bolgatangaからさらに少し足を伸ばして、工房へ行ってみましょう。工房のある村としては「Nyariga(ニャリガ)村」が有名です。
ですが「Nyariga」という地名が地図上には表示されておらず、ニャリガ村の道のりにもきちんとした道が整備されていないため、BolgatangaからNyarigaへの移動はタクシーチャーターをするのが便利です。1日チャーターの相場は150~200セディ(3,400~4,500円)程度。ついでに周辺のスポットも回ってもらうこともできます。なお、工房にも名称はありません。「Basket factory(バスケット・ファクトリー)へ行きたい」と、ドライバーや村人に尋ねてみてください。
工房では、直接生産者さんからカゴを購入することができます。マーケットよりも安く、値段交渉も可能です。たくさん買うほど安くしてもらえます。
カゴ編みを体験しよう!
工房などでは、エレファントグラスでコースターや小さなカゴを編む体験もさせてもらうことができます。所要時間は約1~2時間。費用は10セディ(≒240円)~。
筆者もコースター編みを体験しました。ガーナ人がいとも簡単に編んでいる姿を見て、器用な日本人なら余裕だろう、と思いました。ところが、実際に編んでみると想像以上に難しいです。最初の工程の1本のエレファントグラスを割く作業ですら、うまくできません。
体験した後にはきっと、「こんなに高度な技術の必要な作業なのに、こんなに安い値段で買えるなんて…」と生産者に対して罪悪感すら覚えるはずです。
工房見学時の注意点
雨季は道が悪い
Nyarigaまでの道は、未舗装です。雨季には道が悪くなります。タクシードライバーに嫌がられることもあります。値段交渉では、通常より高めの料金を提示されるかもしれません。
日曜日は定休日
工房は日曜日はお休みです。工房見学をご希望の方は、日曜日以外に工房へ行けるような旅程を組みましょう。
お支払いは現地通貨・現金のみ
工房へ行くと、思った以上のカゴの可愛さに、たくさん購入したくなる人が続出します。当然、クレジットカードは使えません。外貨でのお支払いもNGです。Bolgatangaまで戻らないと両替もできません。
現地通貨のガーナセディを「ちょっと持ちすぎかな?」と思うくらい持っていくことをお勧めします。筆者も、「もっと買いたいのにお金が足りない!」ということで泣く泣く購入を断念しました。
【参考】カゴの取り扱い方法
折り畳み可能
カゴなんてかさ張るし、持ち帰りづらい…。そうご心配の方、ご安心ください。カゴは、折りたたみ可能です。日本に着いたら、カゴを少し水で湿らせて(革の部分は極力濡らさないように)、形を整えて乾かしましょう。元通りの形になります。とっても便利だと思いませんか?
水洗い可能
カゴは水洗いも可能です。ただし、乾かすときにはきちんと形を整えてから。なおかつ、しっかり乾かさないとカビが生えますのでご注意を。でも、カビが生えてもきちんと洗って乾かせば、また使えます。超優れモノだと思いませんか?
最後に
Bolgatangaはガーナの首都からかなり遠いので、わざわざ行くのはちょっと…という方もご安心ください。首都アクラに、日本人の経営するOhayo Shop(おはようショップ)というお土産屋さんがあります。そちらでも取り扱いがあります。ただし、時と場合によって品数・種類に差があります。
- おはようショップ
- ガーナ / おみやげ屋
- 住所:Christman house, Airport Residential Area Accra, Ghana地図で見る
- 電話:030775314
- Web:http://yoshikenghana.jugem.jp/?eid=19
ガーナを訪れたら、カゴバッグを買うのをお忘れなく!ちなみに筆者は大小さまざまなカゴを20個も買って帰りました♪