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【茨城・牛久】園内は癒しの浄土。ギネス認定の大仏様を拝みに行こう!

取材・写真・文:

トラベルライター

2021年2月10日更新

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写真:トラベルライター

1995年ギネスブックに登録された、茨城県にある牛久大仏は、青銅(ブロンズ)製立像として世界一の高さを誇ります。120m(像高100m、台座20m)の全高は、ニューヨークの自由の女神像の約3倍の高さです。大仏胎内は、地上85mの展望台へエレベーターで登ることが可能で、下の階では写経体験が出来ます。園内は、お花畑や小動物公園があり、一人旅でも家族旅行でも楽しめる、癒しの浄土です。牛久大仏と園内の見どころを、ご紹介します。

この記事の目次表示

高さ120m!向かう車中から拝める大仏様!

牛久大仏(正式名称:牛久阿弥陀大佛)へのアクセスは、秋葉原駅からJR常磐線で約一時間、牛久駅が最寄駅です。牛久駅からさらにバスで30分程の場所にありますが、バスに乗り20分程経つと、突如、大仏様が出現します。

  • 写真:トラベルライター向かう車中からの光景です。

思わず、「えっ」と声が出てしまうほどの奇観に、戸惑うかもしれません。牛久大仏公式サイトの、高さの説明を引用します。

奈良の大仏が手のひらに乗ってしまう、世界一の青銅製大仏。
大仏の高さは、阿弥陀如来の十二の光明に因んで120mになりました。

出典:daibutu.net

ではなぜ、世界一の青銅製大仏様が、牛久の地に建立されたのでしょうか。

なぜ牛久に大仏が?

  • 写真:トラベルライター

牛久大仏は、浄土真宗東本願寺派本山東本願寺が主体として運営されています。浄土真宗の開祖は、親鸞(しんらん)で、牛久の地で布教活動をしていた時期があったことから1992年に建立され、1993年から一般公開が始まりました。

それでは、牛久大仏と、園内の見どころをご紹介していきます。

胎内では展望室や写経体験が!

牛久大仏は、胎内へ入場することが出来ます。まずエレベーターを使って、大仏様の胸部にあたる、地上85mの展望台へ向かいます。展望台からは、牛久の町並みや霞ヶ浦、天候次第では東京スカイツリーや富士山が見渡せます。

  • 写真:トラベルライター胸部にある3つの穴が、展望台です。

3階 蓮華蔵世界(れんげぞうせかい)

3階へ下ると、「蓮華蔵世界(れんげぞうせかい)」という、金色の胎内仏(たいないぶつ。意味:小仏像)で囲まれたお部屋があります。

ここは、故人の名前を入れた胎内仏を収めており、永代に渡りご供養されます。浄土を表現した金色の空間は、まさに非日常。神聖な場所である感覚を覚えます。

  • 写真:トラベルライター胎内仏に囲まれた神聖なお部屋です。

2階 知恩報徳の世界

2階は、「知恩報徳の世界」という、写経空間です。広々とした灰色のお部屋は、心を落ち着かせて写経をするに相応しい空間です。事前予約不要、200円で、見本と現代訳、半紙を頂き、写経体験が出来ます。

  • 写真:トラベルライター写経空間
  • 写真:トラベルライター筆者の写経です。手軽に体験が出来ます。

筆者は今回初めて写経を体験しましたが、心と頭が、「無」になれる時間でした。考え事が多い時は写経をして、一度クリアにすることを覚えることが出来た体験でした。

「浄土庭園」と称される園内を散策しよう!

胎内見学を終えた後は、広大な園内を散策しましょう。「本願荘厳の庭」と呼ばれるお庭は、東本願寺に鎌倉時代から伝わる作庭文献に基づき、再現された、浄土式庭園です。特徴として、寺院の前に園池を設け、自然風景を表現します。

  • 写真:トラベルライター池の鯉にエサやりをすることが出来ます。

お花摘みもできる「定聚苑」

「定聚苑」と呼ばれるお花畑には、春は梅、桜やポピー、夏はサルビア、秋はコスモスなど、季節のお花が咲き渡り、春と秋にはお花摘みが可能です。

お花越しに拝む大仏様は、まさに浄土と呼べる光景です。

  • 夏はブルーサルビアが咲き誇ります。

小動物公園でふれあい体験を

小動物公園では、うさぎ、リスが放し飼いされており、ふれあい体験が可能です。羊や猿なども飼育されており、癒しを通じて、命の尊さを改めて実感することが出来ます。

  • エサやりや抱っこ、ふれあいが可能です。

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