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モスク周辺も歩いてみよう!
時間があれば、モスク周辺も散策してみてください。
モスク周辺にはオスマン帝国時代の著名な宰相たちの墓が多く、ムスリムにとって重要な聖地となっています。
見学を終えた後は、なぜかこちらも身が引き締まる思いになる、イスラムの世界とムスリムたちの信仰心をより強く感じることができるモスクです。
- エユップ・スルタン・ジャーミィ
- イスタンブール / モスク
- 住所:Beybaba Cadessi 34050 Eyüp Merkez, Istanbul, Turkey地図で見る
Pierre Loti Kahvesi (ピエールロティのチャイハーネ)
聖地エユップに来て、このチャイハーネ(トルコ語で喫茶店の意味)に行かないわけにはいきません!
モスク周辺の見学のあとに歩いていくこともできますが、かなりの急坂を上って行かないといけないので、テレフェリッキ(Teleferik)というロープウェイで行くのがオススメです。
ロープウェイから降りるとすぐにチャイハーネに到着!
眼下にはイスタンブールの絶景が広がっています!そうです、ここはイスタンブールで金角湾を一番美しく見れることで有名なチャイハーネなのです!
いまではPierre Loti Kahvesi(ピエールロティのチャイハーネ)と呼ばれて親しまれていますが、元々は違う名前のお店だったそうです。
1850年生まれのフランス人作家のピエールロティは海軍士官として世界各地をまわり、航海中に訪れた土地を題材にして小説などを書き残しました。とりわけイスタンブールをこよなく愛した彼は、Rabia Kadın Kahvesi(ラビア・カドゥン・カフヴェスィ)と呼ばれたこのチャイハーネに通って、イスタンブールの素晴らしい景色を見ながら小説を書いていたといいます。
その彼の名前にちなんで、いまではピエールロティのチャイハーネと呼ばれるようになりました。
彼もコーヒーを飲みながらこんな風に景色を見ていたんでしょうね!世界各地を巡ったピエールロティが特にイスタンブールに心惹かれた理由も、この景色を見れば納得!!!
赤と白のチェックのテーブルクロスとトルココーヒーの組み合わせがなんともフォトジェニック!
ピエールロティのように、イスタンブールのことをもっと好きになってしまう、そんな絶景を楽しめるチャイハーネです♪
- テレフェリッキ乗り場(エユップ)
- イスタンブール / 乗り物
- 住所:Eyüp Merkez Mahallesi地図で見る
- ピエールロティのチャイハーネ
- イスタンブール / カフェ・喫茶店
- 住所:Balmumcu Sokak 1 34050 Eyüp Merkez, Istanbul, Turkey地図で見る
おわりに
エユップはトルコの人々のみならず世界中のムスリムにとって非常に重要な場所です。エユップを訪れたら、神聖な空気を感じることができるモスクはもちろん、イスタンブールの絶景を望むチャイハーネにも是非足を運んでみてくださいね!
※レートは2017年7月現在(1TL約31円)