今回ご紹介するのは、ご家族連れにはもちろん、デートスポットとしてもおすすめの新江ノ島水族館です。工夫を凝らした展示やパフォーマンスに子供たちは大興奮!大人もいつしか童心にかえり、夢中で水槽の中を覗き込んでしまいます。鎌倉からも近いので、江の島とセットでぜひ足を伸ばしてほしい場所です。
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新江ノ島水族館の歴史
江の島に水族館ができたのは、1954年7月のこと。創設者は元日活社長の堀久作さん。当時、134号線沿いをドライブ中、左手には緑あふれる江の島、右手には夕陽に染まる富士山という絶景に見とれた堀さんが水族館建設に着手することを決心したのが始まりだそうです。
何度もリニューアルを繰り返しつつ、“わくわくドキドキ水族館”をコンセプトに、遊びながら学べる水族館として日々進化し続けています。オープン以来、関東圏はもちろん日本全国のみならず海外からの入場者も増え、「えのすい」の愛称で多くの人々に愛されています。
わくわくが止まらない!楽しみ方もたくさん!
館内を周って驚くのが、展示コーナーの充実ぶり。
地元の相模湾ゾーンはもちろん、日本発の深海生物の長期飼育に成功していたり、皇室の御研究内容が展示されていたりと、初めて目にするものも多く、一つ一つのコーナーに足が止まり、見入ってしまいます。
深海を再現した水槽やカップ麺の容器が水圧でどんどん小さくなっていく様もリアルに展示されていて、大変興味深いコーナーがたくさんです。
太陽の光を浴びながら悠々と泳ぐ海亀の浜辺や巨大な相模湾大水槽、毎月テーマを変えて展示するテーマ水槽など何度も訪れたくなるような工夫が随所に感じられ、まさにわくわくドキドキ!
見逃せないショーが目白押し!
新江ノ島水族館には、ここでしか見られない独創的なショーがいくつもあります。イルカショーだけでも趣向を変えたものが2種類。
他には、生態解説を聞きながら、その愛らしさに胸キュン間違いなしのペンギンのショー「ペングィーン」や、トリーター(えのすいでの展示飼育スタッフの呼称)が大水槽の中を自由に泳ぎまわりながら、魚たちを紹介してくれる「フィンズ」など。
中でもお勧めしたいのが、「ドルフェリア」。これは、イルカショーというよりは、ミュージカルのような演出です。華やかな衣装を身にまとった「アクアン」たちが、音楽に合わせ歌い踊りシンクロナイズドスイミングのように泳ぎます。着ていた衣裳が小道具へと変化していくのにも驚きです。一方のイルカたちも見事なひねりをいれながら惜しみないジャンプを披露してくれます。通常のイルカショーは、指示とパフォーマンスと餌やりがセットだけれど、このショーは餌やりがないのです。人とイルカの織りなす見事な物語をぜひその目でご覧ください。
ショーの開演時間を忘れずチェックして、見逃さないようにしましょうね。プールでのショーと多くのサーファーがライディングする湘南の海が一体となった景色は、ここでしか見ることのできない風景です。
まるで宇宙空間!な、クラゲファンタジーホール
新江ノ島水族館にきて、絶対見逃してはいけないのが、ここ!「クラゲファンタジーホール」。天井には巨大なクラゲが舞い、中央には「クラゲプラネット(海月の惑星)」と名付けられた球体が妖しくも美しく輝いているクラゲファンタジーホール。
周囲には常時約14種類のクラゲたちが、水中にふわふわと漂っています。
このホールでも「海月の宇宙(そら)」と題したプロジェクションマッピングのショーが開催されます。そこは幻想的な異次元の世界。
太古の昔から存在していたというクラゲを通して、宇宙に想いを馳せてみるのも素敵です。
北欧の青い炎も必見
2016年3月から新しく展示されているユウレイクラゲの仲間で青色を帯びた傘をもつクラゲは「北欧の青い炎」とも呼ばれているそう。その神秘的かつ優美な姿は必見です。
新江ノ島水族館の概要
入場料金
- 大人2,500円
- 高校生1,700円
- 小中学生1,200円
- 3歳以上800円
最寄り駅
- 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」 徒歩3分
- 江ノ島電鉄「江ノ島駅」 徒歩10分
- 湘南モノレール「湘南江の島駅」 徒歩10分
営業時間
季節により異なりますので、公式サイトをご覧ください。
- 新江ノ島水族館
- 藤沢市 / 子供が喜ぶ / 観光名所 / 水族館
- 住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2−19−1地図で見る
- 電話:0466-29-9960
- Web:http://www.enosui.com/