クアラルンプール
クアラルンプール観光
マレーシアの首都であり、多様な文化が入り混じる近代都市

イスラム芸術の傑作「ブルーモスク」はクアラルンプールの必見観光スポット!

取材・写真・文:

トラベルライター

2019年3月13日更新

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写真:トラベルライター

マレーシアのクアラルンプール都心から車で30分程、近郊のシャーアラムという町に、「ブルーモスク」と呼ばれるモスクがあります。都心から少し離れていますが、東南アジア屈指の規模と、イスラム芸術の美しさは必見です。

この記事の目次表示

ブルーモスクとは

  • 写真:トラベルライターブルーモスク

マレーシアのクアラルンプール近郊のシャーアラムという町にあるモスクで、正式名称はSultan Salahuddin Abdul Aziz Mosque(スルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・モスク)。マレーシア最大のモスクで、東南アジアでも2番目に大きいそうです。

マレーシアは国民の60%がイスラム教徒であるため、数多くのモスクがあるのですが、このブルーモスクはその中でも規模、美しさともに別格です。

行き方

クアラルンプール中心部から離れたところにあります。電車は駅からも離れているので、タクシーかバスで行く方がおすすめです。

【バス】

Pasar Seni駅近くのバスターミナルから40分程度。「Shah alam」行きと書いてあるバスを探して乗ります。運転手さんにBlue mosqueへ行きたいことを伝えれば安心です。

【電車】

KTM Komuterという電車で「Shah Alam駅」へ。そこからタクシーで10分ほど。

ブルーモスク見学の流れ

まずは外観を鑑賞

ブルーモスクに到着したら、まずは外観を見学しましょう。マレーシア最大とあって、とても大きいモスクです。特徴は美しい青と中心の大きな円形ドーム。このドーム、なんとモスクとしては世界最大なんだそうです。

  • 写真:トラベルライター外観

ドームを囲むようにしてそびえ立つ塔はミナレットと呼ばれるイスラム教の宗教施設特有の塔。スピーカーがあり、礼拝の時間になると塔の上から礼拝を呼びかける音声が流れます。こちらも高さ140m程と、とても高いです。昔はスピーカーが無く、人が上に登って声を出していたそうです。下まで声を届かせるには喉が枯れてしまいそうですね。

受付をして内部へ

受付を通ってモスク内部へ入ります。入場は無料で、靴を脱いで上がり受付で名前と国籍を記載します。

女性はここで全身を覆うローブとヒジャブを借りて入場できます。男性は露出が少なければそのまま入場可。男性も足を出すのはNGなので、ショートパンツの場合はローブを借りましょう。

無料のボランティアガイドも

ボランティアのガイドさんが常駐しており、英語で説明をしながら案内してくれます。ガイドツアーの時間は厳密に決まっておらず、案内できるガイドが居ればいつでも案内してくれるそうです。

筆者が訪れた日にガイドをしてくれた方はとても親切でフレンドリー。資料も用意してくれていたので、説明も分かりやすかったです。

  • 写真:トラベルライターガイドさん

また、礼拝堂内部はガイドがいる場合のみ写真撮影が許可されます。わかりやすい説明ですし日本語のパンフレットもあるので、英語が苦手でもガイドはお願いした方が楽しめます。

  • 写真:トラベルライター受付には日本語のパンフレットも。

ブルーモスク内部の見どころ

廊下にあるタイル

モスク内に入ってすぐ、美しいタイルの壁に目が止まります。

  • 写真:トラベルライタータイル

このようなタイルはモスクを始めとしたイスラム建築によく見られるもので、自然界にある草木をモチーフにシンメトリーに配置しているのが特徴です。

礼拝堂

礼拝堂につながる廊下を通り、

  • 写真:トラベルライター礼拝堂への通路

ここからが2階にある礼拝堂です。

  • 写真:トラベルライター礼拝堂入り口

通常礼拝堂内は撮影禁止ですが、ガイドが同行している間は撮影して良いとのことで内部の様子を撮影させてもらいました。

  • 写真:トラベルライター礼拝堂正面

イスラム教は偶像崇拝を禁止しているためモスクには祭壇がありません。正面には豪華なシャンデリア、頭上には丸いドーム。

この絨毯が敷き詰められたフロアは男性がお祈りをするところで、女性は階段を登って一段上でお祈りをします。

ドーム

外から見た世界最大のドーム。外から見る幾何学模様のブルーとは雰囲気が違い、繊細で美しいです。

  • 写真:トラベルライタードーム内側

ステンドグラス

モスクによく見られる美しい幾何学模様のステンドグラス。

ステンドグラスから自然光が入り、優しい光を礼拝堂に取り込んでより幻想的な雰囲気を生み出しています。

  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライターステンドグラス

シャンデリア

  • 写真:トラベルライターシャンデリアもブルー

1階は開放的なフロア

2階の礼拝堂をゆっくり堪能したら、階段を降りて1階へ。

  • 写真:トラベルライター廊下

1階にはムスリムの人々の生活が凝縮された設備が整っています。

階段をおりてすぐ開放的なフロアが広がり、ここには床に座り込んで自由に本を読む人、昼寝をしている人も。

1年中暑いマレーシアですが、モスクの中は石の床がひんやりとして涼しく、気持ちがいいです。ここでゆっくりするのもマレーシアの人たちの日常なんですね。

この日はラマダン(イスラム教の断食)の時期だったので食事を取っている人は居ませんでしたが、普段は床に座ってみんなで食事をすることもあるそうです。

結婚式場

ここはなんと結婚式を挙げる部屋。

  • 写真:トラベルライター結婚式場

写真を撮ったり家族を招いて簡単な食事をすることもでき、通常の結婚式場で式を挙げるのと比べて安価に式を行うことができるそうです。

この部屋自体は簡素ではありますが、マレーシアで最も権威のある有名なモスクですから、式場として、しかも安価に開放しているのはとても良心的だと感じました。

学校

廊下を歩いていくと小部屋がいくつかあり、こちらは学習室として開放されています。

  • 写真:トラベルライター教室が並ぶ廊下

市民講座のような形式で語学などの様々なプログラムを実施しているとのこと。開講中のクラスがあったので窓からこっそり覗いてみると、30名程度収容の部屋で、講師がプロジェクターを使用して講義を行っていました。

ちなみに案内してくれたガイドさんもここで週一回日本語を習っているそうです。「次に来るときは日本語でガイドしてあげる」と言ってくれました。

おわりに

ブルーモスクはただお祈りをするための神聖な施設というだけではなく、食事、勉強、お昼寝から結婚式まで行うことができる、市民の生活に寄り添ったオープンな場所でした。イスラム教徒でない人も歓迎しており、知識ゼロでも丁寧に説明してくれるのが大変ありがたいです。

イスラム文化の美しさを堪能できることも去ることながら、日本では接することが少ないムスリムの生活について、見て知ることができるのも非常に有意義なことだと思います。

マレーシアに行ったらぜひ足を運んでみることをおすすめします。

ブルーモスク
クアラルンプール / 社寺・教会
住所:Shah Alam, Selangor,KL地図で見る
電話:+60 1-300-88-5050
Web:http://www.mssaas.gov.my/

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※この記事は2017年6月27日に公開した情報です。
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