「食事が期待できないから」と、イギリス旅行を躊躇していた方へ。朗報です!イギリスの食事はまずいなんて、もう言わせない!リーズナブルで美味しいものが、目白押し。イギリスへ行ったら、絶対に食べたいメニューを紹介します。
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【1】フィッシュ&チップス(Fish & Chips)
イギリスの定番メニューともいうべき、フィッシュ&チップス。揚げた魚とフライドポテトのセットです。イギリスでは、フライドポテトではなく、「チップス」と呼びます。使用される魚には、タラ科が一般的で、お店によってはサーモンなど選べることも。定番はタラ科の王道、コッド/Codか、小ぶりなハドック/Haddockをチョイスしておけば、間違いなし。
カラリと揚げられてサクサク、ジューシーなので、「大きい!」と思ってもぺろりと食べられてしまいます。モルトビネガーをかけて食べるのがロンドナー流。
【2】スコーン(Scone)
イギリスを訪れたら、本格的アフタヌーンティとはいかなくても、街中のカフェなどで頂きたいのが、スコーンと紅茶のクリームティセット。時間も問わず頂けるので、忙しい旅行中でも、朝食替わりや、小腹が空いた時など気軽に楽しめます。クロテッドクリームがたっぷりと添えられているのが、嬉しい限り!
【3】イングリッシュブレックファスト(English Breakfast)
毎日の観光の活力、朝食はしっかりと摂りたいもの。伝統的なイングリッシュブレックファストは、パンに卵料理、ベイクドビーンズ、ベーコン、マッシュルーム、トマトなどがワンプレートにされたもの。ホテルや朝から開いているパブで頂けます。珍しいのが焼きトマト。火が通った焼きトマトは、酸味が抜けて美味しいです。
【4】サンデーロースト(Sunday Roast)
サンデーローストは、パブやレストランで、日曜日にだけ頂けるお得なブランチメニューなので、ぜひ召し上がってください。メニューの内容は、名前の通り、ローストされたお肉がメインになります。ビーフが人気ですが、他にもチキンやポークにラムなどバラエティ豊か。お肉にはグレービーソースをかけて頂くのが定番です。お肉と共に様々な副菜が盛りつけられてきます。
【5】ヨークシャープディング(Yorkshire Pudding)
上でご紹介したサンデーローストに添えられることが多いヨークシャープディング。プディングという名前ですが、日本のプリンとは別物で、シュークリームの皮のような食感。もともとは、お肉の前にグレービーソースをかけて食べることで、空腹を満たす目的があったそうです。好みがあると思いますが、ソースがしみたヨークシャープディング、筆者はお気に入りです。
【6】ジャケットポテト(Jacket Potato)
ベイクド・ポテトとも言われるジャケットポテト。イギリスでじゃが芋は、日本で言うならお米のように、主食代わりに食べられています。じゃが芋に切り込みを入れて、白インゲンのトマト煮込みなどをかけ、チーズをのせて焼いたメニューで、結構ボリュームがあります。他にも、サワークリームをかけたものなど、バリエーションがあるようです。
【7】パイ(Pie)
これもイギリスの伝統料理の一つ。パイの中に具材を入れてオーブンで焼いたもの。具材によって、名前が違い、マッシュポテトとひき肉入りは、コテージパイ(Cottage pie)、もしくは、シェパーズパイ(Shepherd’s pie)。グレービーソースとエールビールで煮た牛肉入りは、エールパイ(Ale Pie)。
具材は牛肉以外にも、チキンや野菜など、いろいろな種類が揃っていて、その時の気分でチョイスできます。パイ専門店やベーカリーでも扱っているので、気軽にトライしたいメニューです。ずっしりと重量感があって、ボリューム満点、パイ生地もしっかり固めなので、これ一つで満腹感も感じられます。
【8】スコッチエッグ(Scotch Egg)
おやつ感覚で食べるのが一般的なようで、冷めた状態で食べるのが基本。ゆで卵をひき肉で包み、衣を絡ませて揚げたメニューです。マーケットなどでも見かけるメニューです。しっかり味付けされているので、そのままフィンガースナックとして。ちなみにフォートナム&メイソンのデリがスコッチエッグ発祥の地とも言われています。