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3：ヘミングウェイの家【Ernest Hemingway Home And Museum】
誰もが『武器よさらば』『キリマンジャロの雪』『誰がために鐘がなる』『老人と海』『日はまた昇る』といった小説を読んだり映画を観たり…もしくは題名だけでも聞いたことがあるのではないでしょうか？
その世界的にも有名な文豪が【ヘミングウェイ】。キーウェスト をこよなく愛し、晩年はここで暮らしていたそう。その家は、今では【Ernest Hemingway Home And Museum】として有料公開されています。
館内はツアー参加でのみ入場可能で $14（約1,700円）、事前予約などは必要ありません。こぢんまりとした家でツアーはおよそ30分です。
この家自体はイギリス領時代に建てられたものらしく、インテリアや家具、調度などは品の良いヨーロッパ製のもの。ヘミングウェイが使っていたタイプライターや直筆の原稿、写真も多く展示されています。
庭には大きなプールがあるのですが、その柱の下には 1セントコイン が埋まっています。これは「こんな豪華なプールを庭に作ってしまった。今残っているのはこの1セントだけだ」とジョークを込めてヘミングウェイがコンクリートに埋めたそう。ぜひ見つけてみてくださいね。
猫がいっぱい！
ツアーに参加しているとすぐに気づくと思うのですが、家の外だけではなく中にも猫がゴロゴロ。この家では猫を飼っているんです。
写真：まき子
彼らは猫好きだったヘミングウェイが飼っていた子孫で、その証拠は「6本の指」。すなわち多指症 の遺伝子を持った猫なのです。
ヘミングウェイは「幸運をもたらす猫」として愛していたそう。今でも家にいる猫にはそれぞれ名前もあるらしく、観光客に慣れているのか近寄ってもピクリともせず寝ていますヨ。
- アーネスト・ヘミングウェイ博物館
- アメリカ / 博物館・美術館 / 博物館
- 住所：907 Whitehead St, Key West, FL 33040地図で見る
- Web：https://www.hemingwayhome.com/
4：グルメやショッピングなら【Duval St. デュバル・ストリート】
キーウェスト で一番にぎわっている通りが【Duval St. デュバル・ストリート】。先ほどご紹介した最南端【Southernmost POINT】の近くです。
- 写真：まき子
雑貨屋、お土産屋、カフェ、レストラン、バーなどたくさんのお店が軒を連ねており、観光客もたくさん！
- 写真：まき子
週末はバーも朝からオープンしており、お酒を飲んで気分の良さそうな人たちもいっぱいいるので、こちらも遠慮なく朝から飲めます（笑）。
- デュバル・ストリート
- アメリカ / 町・ストリート
- 住所：Duval Street, key west地図で見る
【Blue Haven】開放感のあるレストランで食べよう♪
デュバル・ストリート を紹介したばかりではありますが、どこかレストランに入りたいという方にオススメするのは、あまり賑やかすぎない場所、そしてテラスがあるお店です。
せっかく南国に来たのですから、やっぱり青空を見ながら、その空気を吸いながら、ゆったり時間の流れる空間で食事をしたいもの。そんなお店はいくつかありますが、筆者が行った中でも一番のんびりできたお店をご紹介します。
- 写真：まき子
デュバル・ストリート から2本南の Thomas St.（トーマス・ストリート）にある【Blue Haven】です。外から見ると普通のハウスに見えますが…
- 写真：まき子
入口のハウスを抜けると、グリーンがいっぱいの大きな庭へと誘導されます。
- 写真：まき子
さらに進むと、奥に広いテラス広場が。外からでは予想できない空間です。
待ち時間はバーカウンターを楽しむ！
- 写真：まき子
もし満席の場合でも、席数はかなりあるようなので割と早く案内されます。でもそれまで バーカウンター も楽しんじゃいましょう。
- 写真：まき子
バーカウンターは観光客だけではなく地元の人もまったり飲んでいます。
- 写真：まき子
オススメなのは南国の雰囲気に合う「ブラッディマリー」というカクテル。ここでは「SKYY HIGH BLOODY MARY」という名がつけられており、$9（約1,120円）です。
ちなみにお店によってレシピが違うのが「ブラッディマリー」の面白いところ。基本のウォッカ、トマトジュースだけではなく セロリ が入っている場合は「辛い」証拠。辛さの元はタバスコやBBQソースなどです。
午後2時まで「ブレックファースト」
これは キーウェスト 全体に言えるのかもしれませんが、Breakfast（朝食）タイムが長いのです。朝8時に始まり14時まで注文OK！「もうランチタイムじゃないか」と思うかもしれませんが、それだけ キーウェスト では時間がゆったり進んでいるということなのでしょうね。
それに “Breakfast” ということで、「Egg Benedicts エッグベネディクト」 や 「Pancake パンケーキ」 など、胃に重すぎないメニューがいっぱいあるので女性にとっては嬉しいのではないでしょうか。
- 写真：まき子
筆者が頼んだ、ちょっと贅沢な 「Key West Pink Shrimp」のエッグベネディクトは $17（約2,100円）。ベーシックなものは$13.5（約1,700円）ほどです。
- 写真：まき子
昼から飲める方は、キーウェスト ならではのクラフトビールもお忘れなく♪ アメリカではどこに行ってもクラフトビールが楽しめますが、キーウェスト のビアも美味しいです。
- ブルー・ヘブン
- アメリカ / 洋食・西洋料理
- 住所：729 Thomas St, Key West, FL 33040 アメリカ合衆国地図で見る
- Web：http://www.blueheavenkw.com
最後に・・・
マイアミからキーウエストまで行く「オーバーシーズ・ハイウェイ」は車でドライブを楽しみ、到着したら車を停めて（デュバル・ストリート近辺がオススメ）、ぜひ歩いて散策してみてください。こぢんまりとした島なので、北海岸から南海岸まで歩いても30分ほど、その間にはたくさんの見所があるので、歩き回るのも楽しいですよ！ドライブや散策で、ぜひ非日常的なひと時を、まった〜り楽しんでくださいね。
- キーウエスト
- アメリカ / 町・ストリート
- 住所：key west地図で見る
- Web：http://www.cityofkeywest-fl.gov/
※記事内のドルから円への換算は1ドル=124円で計算しています
