アメリカ
アメリカ観光
大都会も大自然も楽しめるエキサイティングな国

愛称は「マイルハイ・シティ」!【デンバー】の楽しみ方(アメリカ)

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:18ヶ国

2019年1月30日更新

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広々とした憩いの広場【Civic Center Park シビック・センター・パーク】

16th street mallを東に突き抜けると、その右手(南)の方には緑豊かな公園が広がっています。ここは【Civic Center Park シビック・センター・パーク】

緑だけではなく、季節の花がキレイに植えられていて、市民の憩いの地にもなっています。とても広々としていて、気持ちが良いですよ♪

美術館、図書館、博物館なども周囲にいっぱい

この【Civic Center Park シビック・センター・パーク】の周りには、様々な観光施設もあります。

中でも、すごい奇抜なデザインで一際目立っている建物は【Denver Art Museum デンバー美術館】。ネイティブアメリカンアートが豊富という個性的な美術館です。

そのすぐ東隣にある大きな建物は【デンバー中央図書館 Denver Central Library】。また、他にも【コロラド歴史博物館 History Colorado Center】や【デンバー警察博物館 Denver Police Museum】、【クリフォード・スティル美術館 Clyfford Still Museum】など、見所満載の施設がたくさんあります!

ゴールドラッシュ時代を思わせる【コロラド州会議事堂 Colorado State Capitol】

「シビック・センター・パーク」の東端に鎮座する建物は【コロラド州会議事堂 Colorado State Capitol】です。

西側の階段には、ちょうど「標高1マイル」にあたる段の側面に “ONE MILE ABOVE SEA LEVEL” と彫られているのでチェックしてみてくださいね。

平日の7:30~17:30であれば内部を自由に見学できますし、9:00~15:00の1時間ごとに無料で見学ツアーも開催されています。見学する場合は、北か南にあるゲートが入口です。

ドームのゴールドもそうですが、内部もゴールドだらけ!このゴールドは、ゴールドラッシュ時の鉱山業者が寄付したゴールド というのも、コロラド州会議事堂にまつわる有名な話です。

デンバーも「ゴールドラッシュ」に湧いた都市!

「ゴールドラッシュといったらカリフォルニア」ですよね。1849年をピークに「金」を求めて全米からカリフォルニアへ金探求者(49ers = フォーティーナイナーズ)が集まりましたが、その際、デンバーは 交通の中継地点 として発展したそう。

でも、それだけではありません。10年後にはほぼカリフォルニアに金は無くなってしまい、ゴールドラッシュも落ち着いたか…と思われた矢先、なんと!デンバー付近の川で金が発見されました。さらに近郊の山々「Pikes Peak パイクスピーク」にも金鉱を発見!

こうして、今度はデンバーの周辺で「パイクスピーク・ゴールドラッシュ」が沸き起こり、さらにデンバーは発展をすることになります。

コロラド州会議事堂
アメリカ / 建造物
住所:200 E Colfax Ave, Denver, CO 80203 アメリカ合衆国地図で見る

ライトアップも綺麗な【デンバー市庁舎 Denver City Council】

「コロラド州会議事堂」の真向かい、「シビック・センター・パーク」の西端に鎮座しているのは【デンバー市庁舎 Denver City Council】

とても立派な外観で、夜になるとライトアップされる期間もあるとか。ただ、治安の良いデンバーと言っても、夜はこの辺りは浮浪者も多いそうなのでご注意ください。車で通り抜けながら眺めるのが良いかもしれません。

デンバー市庁舎
アメリカ / 建造物
住所:1437 Bannock St #451, Denver, CO 80202 アメリカ合衆国地図で見る

コンベンションセンターの【大きな青いクマ】

青い物体の顔が切れているこの写真、「これは何?!」と思われるかもしれませんが、これは【建物の中を覗き込む、巨大な青い熊のオブジェ】なんです。場所は【コロラド・コンベンションセンター The Colorado Convention Center】

筆者はタクシーで通りかかる時に慌てて撮ったのですが、この距離ではカメラに入りきらないくらい デカイ!!2005年に造られて以来、今ではすっかり【The Big Blue Bear】として、デンバーの名物です。

【テディベア】の「テディ」は大統領のニックネーム

今や世界的に知られている “熊のぬいぐるみ = テディベア”。その誕生には諸説ありますが、テディベアの「テディ」は、第26代アメリカ大統領のセオドア・ルーズベルトのニックネームなんです。

ルーズベルトは熊狩りが好きで、当時は ホテル・コロラド を拠点によく来ていたそうですが、テディベアが生まれたきっかけは、このホテルを拠点に狩りに来ていた際、「瀕死の熊を撃たず、逃してあげたから」と言われています。

そんなわけで、コロラド州は、自称?!「テディペアの発祥の地」。だからコンベンションセンターにもこんな大きな熊が飾られたのですね。

コロラド・コンベンションセンター
アメリカ / その他スポット
住所:The Colorado Convention Center,Denver地図で見る
Web:https://denverconvention.com/

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この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
http://blog.goo.ne.jp/makiko0213ha

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