写真:KatieM一年を通して温暖な気候で知られるサンフランシスコですが、夏には霧に包まれた肌寒い日が多いことでも有名です。こうした特徴から、全米各地の暑さを避けて訪れる旅行先として人気が高く、夏の避暑地として知られています。今回は夏のサンフランシスコを120%楽しむプランをご紹介します♪
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【1】夏のイベントを楽しもう!
サンフランシスコの夏は、毎年多彩なイベントが目白押し。活気あふれる街の雰囲気を楽しみたいなら、こうしたイベントに合わせて旅の予定を組むのもおすすめです。ただし、大型イベント開催時は市内の混雑やホテル料金の高騰といった影響もあるため、コストを抑えたい方は開催時期を避けるのも一つの方法です。
以下に、6〜8月にかけて開催される代表的なイベントをご紹介します。
6月開催イベント
スターングローブ・フェスティバル(Stern Grove Festival)
時期:6月中旬から8月まで毎週日曜に開催
概要:夏に欠かせない屋外無料音楽祭。事前にRSVP必須
サンフランシスコ・プライド(SF Pride)
時期:6月最終週の週末
概要:アメリカを代表するLGBTQ+パレードと祝祭
ノースビーチ・フェスティバル(North Beach Festival)
時期:父の日の週末
概要:イタリア系文化を祝う伝統的なお祭り
7月開催イベント
独立記念日 花火大会
時期:7月4日
概要:ピア39やフィッシャーマンズワーフから見ることのできる花火ショー
公式サイト:なし
フィルモア・ジャズ・フェスティバル(Fillmore Jazz Festival)
時期:7月第1週末
概要:西海岸最大規模の無料ジャズ・フェスティバル
サンフランシスコ・マラソン(San Francisco Marathon)
時期:7月の最終週末
概要:市内のランドマークを巡る大型マラソンイベント
8月開催イベント
アウトサイドランズ・フェスティバル(Outside Lands Festival)
時期:8月第2週(金〜日)
概要:ゴールデンゲートパークで行われる、音楽・グルメ・アートが融合した大型フェス
日本町ストリートフェア(Nihonmachi Street Fair)
時期:8月第1週末
概要:ジャパンタウンで開催される日系コミュニティのお祭り
ピスタハン・パレード&フェスティバル(Pistahan Parade & Festival)
時期:8月第1週/第2週の週末
概要:フィリピン系コミュニティによるカラフルなパレードと文化フェス
そのほか、MLBサンフランシスコ・ジャイアンツのホームゲームが7月・8月にかけてオラクルパークで多数開催されるほか、バスケットボールやテニスなどのスポーツイベントもチェースセンターなどで行われます。
【2】ゆるやかな時間が流れる、ワインカントリーの日帰り旅
時間にゆとりがある方には、サンフランシスコ郊外のワインカントリーへの日帰り旅行もおすすめです。車で1時間ほどでアクセスできるため、気軽に訪れることができます。
ナパやソノマなどのエリアには多くのワイナリーが点在しており、ツアーやテイスティングを楽しめるほか、地元のグルメマーケットやクラフトビールの醸造所巡りも充実しています。
また、緑あふれる自然の中でピクニックをしたり、のんびりと過ごすひとときも魅力。都市の喧騒を離れてリフレッシュしたい方にぴったりのプチトリップです。
【3】市内で涼しい気候を満喫
最後にご紹介したいのは、サンフランシスコ市内の名所を涼しく快適に巡る観光スタイルです。サンフランシスコ湾と太平洋に囲まれたこの街には、美しい景観を望めるスポットが数多くあり、特に朝の時間帯は空気が澄み渡り、爽やかな散策が楽しめます。
市内は比較的コンパクトで、主要な観光地を徒歩で効率よく巡れるのも大きな魅力。フィッシャーマンズワーフやゴールデンゲートブリッジ、チャイナタウン、ツインピークスなどの人気スポットも、夏の暑さを気にせず快適に楽しめます。
涼やかな気候の中でゆったりと街歩きができるのは、サンフランシスコならではの特権です。
夏におすすめの服装は?
サンフランシスコの夏は、冷涼で霧が多く、想像以上に肌寒く感じる日が多いのが特徴です。特に一日の寒暖差が大きく、朝はひんやりしているのに日中は日差しが強く暑くなることもあれば、風が強くて一日中肌寒く感じる日もあります。
また、市内でも太平洋側(リッチモンドやサンセット)と、サンフランシスコ湾側(ミッションやSoMa)では気温や体感が大きく異なるため、エリアによって服装調整が必要です。
おすすめの服装スタイル
軽量ジャケットやウィンドブレーカー
:朝晩の冷え込みや風対策に。日中は脱いで調整しやすいものが便利。
ロングパンツ
:ショートパンツでは肌寒く感じる日が多いため、長めのパンツが安心。
スニーカーなどの歩きやすい靴
:坂道が多く、サンダルが必要になるほどの暑さはほとんどありません。
帽子・サングラス
:涼しい日でも日差しは強いため、日よけ対策は忘れずに。
天候の変化が激しいサンフランシスコの夏を快適に過ごすには、重ね着スタイルでこまめに体温調整できる服装がポイントです。事前にエリアごとの天気をチェックし、状況に応じて調整しましょう。
最後に
夏のサンフランシスコ旅行で知っておきたいポイントをまとめてご紹介しました。冷涼な気候で過ごしやすく、避暑地としても人気のこの街は、暑さが厳しい季節の旅先にぴったりです。夏の旅行先を検討する際は、ぜひサンフランシスコを候補に加えてみてください。
































