1990年代よりはるかに治安が改善し、公共交通機関も発達したメキシコシティ。地下鉄やメトロバスを使うことで簡単に市内の観光が可能です。今回の記事では、メキシコシティでぜひ訪れたい観光スポットの最新情報をご紹介します♪
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1. 迫力満点の大広場!「ソカロ(中央広場)」
まずご紹介するのは、メキシコシティ歴史地区の中心にあり、世界遺産にも登録されている「ソカロ(Zocalo)」!メキシコの政治的・宗教的な中心地でもあり、かつて栄えたアステカ帝国の神殿があった場所としても知られています。
正方形の中央広場は240㎡の広さとなり、世界でも最大級の面積と言われています。その大広場を囲むように、メトロポリタン大聖堂や国立宮殿などの歴史的建造物が立ち並ぶ様子はまさに圧巻!
ここで写真を撮るなら、広場西端にあるメキシコシティの文字オブジェと国旗・大聖堂を背景にした構図がおすすめです。
またソカロでは、毎朝8:00amに国旗の掲旗セレモニーも行われています。歴史地区に宿泊した場合はこちらの見学もお忘れなく!
休業日:無し
時間:24時間
2. アステカ文明の神殿跡「テンプロ・マヨール遺跡」
続いてご紹介するのが、ソカロの真隣に位置する「テンプロ・マヨール遺跡(Templo Mayor de México-Tenochtitlan)」。ここは、「テノチティトラン」と呼ばれるスペイン植民地時代前に栄えたアステカ文明の中心都市の、そのまた中心にあった巨大な神殿跡地です。
こちらの魅力は何と言っても、街中にいながら遺跡を訪れることができる立地条件。
わざわざツアーを組まなくても、地下鉄や徒歩で手軽に遺跡見学ができる場所は、なかなか無いため、さほど古代遺跡に興味が無い方でも、歴史地区散策の際には、ぜひ訪れて欲しいスポットですよ。
エントランスで入場料を支払うとチケットが渡されます。このチケットは奥にある博物館に入館する際に再度必要なので、取り出しやすい位置に保管しておくと便利です。
入場したらまずは、遺跡の上に設けられた通路を歩いて実際に発掘された遺跡の様子を見学しましょう。
続いて遺跡跡奥にある「テンプロ・マヨール博物館」では、迫力満点のツォンパントリの復元壁やアステカ戦士像など、未だ謎の多いアステカ文明に関わる多くの資料を観覧することができます。
遺跡も博物館内も見どころ満載なので、ぜひゆっくり時間を掛けてアステカ帝国の歴史とロマンを肌で感じてみてください。
閉館日:月曜日
時間:9AM–5PM
- テンプロ・マヨール遺跡
- メキシコ / 遺跡・史跡
- 住所:República de Guatemala 60, Centro Histórico, Centro, 06000 Ciudad de México, CDMX, Mexico地図で見る
- 電話:55 4040 5600
3. 歴史地区を一望できる絶景スポット「トレ・ラティノタワー」
世界遺産となる歴史地区を一望できるスポットとしておすすめなのが「トレ・ラティノタワー(Torre Latino Tower)」!
182mの高さになる建物の44階には屋外展望台があり、歴史地区を見渡せるスポットとして人気です。ソカロからは歩行者天国で観光スポットでもある「フランシスコ1世マデロ通り」を西に歩いて約10分の距離となりますよ。
まずは、1階ロビー右奥にあるブースで入場料を支払って、チケットを入手した後、ロビーにあるメインエレベーターから37階に移動します。ちなみに、一般開放されているのはビルの37-44階までの部分となります。
37階は全面ガラス張りのフロアで、エレベーターを降りた瞬間に飛び込んでくる絶景は、まさに大迫力!ここからは小さいエレベーターに乗り換えて、42階にあるスカイデッキに向かう形となります。
スカイデッキには簡易的なカフェが設置されており、ここでお茶休憩も可能です。
このスカイデッキには小さな螺旋階段があり、こちらを登ると屋上にある展望台にアクセスができます。
展望台は、まさに見晴らし抜群!屋外なので太陽光や風を感じながら、ボゴタの旧市街を見下ろすことができますよ。
また、こちらの施設はチケット購入日であれば、何度でも入館が可能です。歴史地区に宿泊している方は、夕食の後などに立ち寄ることでサンセットや夜景も楽しめますよ。
休業日:無し
時間:9AM–10PM
- トレ・ラティノタワー
- メキシコ / 展望・景観
- 住所:Eje Central Lázaro Cárdenas 2, Centro, 06000 Ciudad de México, CDMX, Mexico地図で見る
- 電話:55 5518 7423
- Web:http://torrelatinoamericana.com.mx/
☆尚、歴史地区には他にも見どころがたくさん!詳しくは【メキシコシティ・歴史地区】世界遺産を徒歩で廻る半日観光モデルコースの記事も合わせてご覧ください。