クロアチアのダルマチア地方最大の観光都市であるスプリト(Split)。そんなスプリトの観光の合間に気楽に立ち寄れるカジュアルなカフェレストラン「Konoba Pjaca(コノバ・ピアサ)」を紹介します!
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スプリト(Split)について
- 出典:en.wikipedia.orgphoto by DIREKTOR
スプリトはクロアチアのダルマチア地方最大の都市で、アドリア海に面しています。世界遺産の「ディオクレティアヌス宮殿(Diocletian's Palace)」は、街と一体化したかのような独特の存在感があります。
ちなみに、アドリア海はジブリ作品の『紅の豚』や『魔女の宅急便』の舞台としても知られています。
レストラン「Konoba Pjaca」とは
「Konoba Pjaca(コノバ・ピアサ)」は、スプリトの中心地にあるレストランです。観光客の多い通りに面しており、スプリトの歴史的な街並みを楽しみながら食事するにはもってこいのレストランです。
典型的なヨーロッパの観光地のレストランという感じですが、スプリトの郷土料理であるダルマチア料理も味わうことができます。
スプリトやドブロブニク(Dubrovnik)など、ダルマチア地方では「Konoba(コノバ)」と言う文字をよく見ますが、「Konoba」は定食屋など伝統的なレストランを意味するそうです。
レストラン「Konoba Pjaca」の様子
外観
テラス席は通りに面しているためか、一定して混んでいるといった様子でした。ただしとてもカジュアルな雰囲気のため、サンダルでも入りやすいです。
内装
外側とは打って変わって、中に入ると割と空席があります。やはり通りに面したテラス席が人気のようです。
通りではショーが行われることも
テラス席に座っていると、時にクロアチアの伝統衣装に身を包んだ人たちによるショーのようなものを見ることもできます。
レストラン「Konoba Pjaca」のメニュー
メニューは複数の言語で表記されています。イタリア語、英語、ドイツ語、クロアチア語、といった言語でした。
言語のバリエーションからもわかるように、メニューの内容は欧米人に親しみのあるパスタや肉料理といった内容です。
なお、ドリンクだけ注文してお茶をするといったカフェのような使い方もできるようでした。
ドリンク:クロアチアビール「オジュイスコ」(Ožujsko)
「オジュイスコ」(Ožujsko)はクロアチアを代表するビールです。まさにこの場所で飲むためにあるようなビールです。クセがなくとても飲みやすいです。
- 500ml:25クーナ/425円
前菜:自家製ダルマチアチーズ(Dalmatian cheese)
ダルマチア料理の定番の一つが「ダルマチア・チーズ(Dalmatian cheese)」です。スプリトのレストランでは、定番の前菜です。
「Konoba Pjaca」では、クロアチアの隣国ボスニア・ヘルツェゴビナの「Livanjski(リバンスキー)」と同様のチーズが提供されますが、ダルマチア・チーズと同様に羊と牛のミルクを混ぜて作られているため、ダルマチア・チーズとしているようでした。
シェーブルチーズ(山羊のミルクで作られたチーズ)の風味があり、一度食べると止まらない、いい意味でクセがあるチーズです。
- 45クーナ/765円
メイン:パスタ
写真はチキンとキノコのパスタです。和洋折衷というか、醤油のような独特の味がしました。欧米の定食屋にありがちな、安心して食べられるタイプの味です。
- 90クーナ/1,530円
- コノバ・ピアサ
- クロアチア / 洋食・西洋料理
- 住所:Narodni trg 13, 21000, Split, Croatia地図で見る
- Web:https://www.facebook.com/KonobaPjaca/
※記事内のクロアチアの通貨「クーナ」から日本円への換算は、1クーナ=17円で計算しています。