ギリシャの首都・アテネで簡単に食べられるギリシャ料理を、定番のみ8品ピックアップしました。どんな料理かという説明とともに、味の特徴や食べられる場所も併せて紹介します!
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ギリシャ料理とは?
- 出典:ja.wikipedia.orgギリシャの国旗
ギリシャ料理とは、ギリシャやその周辺で食される料理のことを言います。ギリシャは地中海に接しているため、「地中海食(Mediterranean diet)」としても認知されています。
ちなみに地中海食(Mediterranean diet)は、2013年にユネスコ無形文化遺産として、キプロス、クロアチア、スペイン、イタリア、モロッコ、ポルトガルと同時に登録されています。
個人的な感想ではありますが、ギリシャ料理を簡潔に説明すると「イタリア料理と中東料理が混ざったような料理」となります。
1. ドルマ(Dolma)
- 出典:www.flickr.comUna specialit? della cucina greca: i dolmades by Gastronomia Slow
ドルマとは、肉や米などの具材を野菜や葉で包んだ料理です。中東地域でよく食され、地域によって様々なドルマがあります。ギリシャのドルマは「ドルマデス(Dolmades)」とも呼ばれます。サイズは日本の寿司よりもやや小ぶりです。
- ドルマの相場:バラだと2つで約1〜2ユーロ(130〜260円)
ドルマの味
これぞ異国の料理というか…、恐らく日本人にとって慣れない味のように思います。あえて例えるなら、レモンをかけた冷たいお米を桜餅の葉で包んだ…ような味がします。これが決して不味いわけでは無いのが不思議な料理です。
ドルマが食べられる場所
アテネの食堂やレストランなら、だいたいどこにでもあります。ホテルの朝食バイキングなどでもよく見かけるので、簡単に食べられます。
2. スパナコピタ(Spanakopita)
- 出典:en.wikipedia.orgphoto: Spanakopita with cubed feta by Tanya Bakogiannis
スパナコピタは、ほうれん草やフェタチーズが入ったギリシャのパイです。小さくカットされたものから、サンドイッチほどの大きさのものまで様々です。ギリシャを代表するファストフードとも言えます。
- スパナコピタの相場:1切れ約5ユーロ(650円)
スパナコピタの味
ほうれん草とチーズがふんだんに入っているので、かなりしっとりとした食感です。ほうれん草が嫌いな人は絶対に食べられないと思います。ハーブなども入っていて独特な風味があるので、ハマる人はハマると思います。
スパナコピタが食べられる場所
ギリシャではサンドイッチのような感覚で食されるので、スーパー、コンビニ、パン屋、レストラン、空港のカフェなど、いたるところで売られています。
3. サガナキ(Saganaki)
- 出典:ja.wikipedia.orgTammy Green from Chicago, USA - Saganaki
サガナキはチーズを油で焼いた前菜料理です。レモンをかけて食べるのが一般的です。チーズはギリシャの代表的な食材であるフェタチーズが使われます。日本の揚げ出し豆腐のようなポジションの食べ物です。
- サガナキの相場:1皿約4ユーロ(520円)
サガナキの味
「チーズを油で焼く」と聞くと重たそうですが、チーズは解けずにボロボロと崩れる食感なので、意外にも軽いです。
サガナキが食べられる場所
空港やカフェではあまり見かけませんが、大衆食堂やギリシャ料理のレストランならほぼ確実にメニューにあります。
4. ザジキ(Tzatziki)
ザジキはギリシャのヨーグルトのディップです。ヨーグルトにキュウリやディルを混ぜたものが一般的です。
- ザジキの相場:1皿約4ユーロ(520円)
ザジキの味
ヨーグルトとはいえ非常に濃厚なので、クリームチーズにも近い食べ物です。サガナキよりも重いです。
ザジキが食べられる場所
サガナキと同様に、レストランなどで主に食べることができます。ザジキを頼むとピタパンがついてくることがあります。