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【冬】日の昇らない極夜にサンタ村でオーロラ観測！
出典：www.flickr.comラッキーだったらオーロラが見られるかも！？(Photo by Timo Newton-Syms)
赤や黄色などいろとりどりの葉が落ちると、約半年間にも及ぶ長い冬の到来です。おそらく北極圏と聞いて多くの人たちが思い浮かべるのは、辺り一面真っ白になった冬の世界ではないでしょうか？
- 写真：aka-region日が早く沈む冬ならではの楽しみ方もある。
フィンランドの北極圏の冬の楽しみ方は、なんと言ってもオーロラ観測に、北極圏に住んでいるサンタクロースの訪問です。
フィンランドのラップランド全体が、オーロラを観測できるオーロラ帯に位置しており、オーロラシーズンの9月～3月になると、北の夜空に光が踊っているように自然のオーロラショーを楽しむことができます。オーロラの光は繊細であるため、人の目でしっかりと確認できるのは、緑色の光が多く、条件がよければ赤や白の光も確認することもできます。
- 出典：www.flickr.com北極圏の街Ivalo近くのオーロラ(Photo by Juris Seņņikovs)
ロヴァニエミでサンタクロースと記念撮影
フィンランドの北極圏の拠点となる街Rovaniemi （ロヴァニエミ）は、ラップランド入り口の街であり、オーロラ観測のほか、サンタクロースの故郷を訪れることを目的に、世界中から観光客を集めています。世界大戦時の1944年に街の大半が破壊されましたが、戦後、フィンランドが誇る名建築家アルヴァル・アールトによって都市が再建されました。
ロヴァニエミの街の郊外にあるサンタ・ヴィレッジには、季節を問わずサンタクロースがおり、各国の子供たちからの手紙の返信やクリスマスプレゼントの準備をしています。ぜひ、記念にサンタクロースと写真撮影をしたり、数ヶ国語が操られると言われているサンタとお話してみるのもよいでしょう。
- 出典：www.flickr.comRovaniemiにあるサンタビレッジでサンタクロースに会おう(Photo by flightlog)
- 出典：www.flickr.com冬にもなると大忙しのサンタクロース村のサンタ(Photo by Viaggio Routard)
- サンタクロース村
- フィンランド / テーマパーク・レジャー
- 住所：Taehtikuja 2, 96930 Napapiiri, Rovaniemi地図で見る
- Web：http://santaclausvillage.jp/
【春】雪解けと光の温かさを感じる小さな春の始まり
4月初旬ころから、ラップランドは雪解けの季節を迎えます。半年にもわたって雪と氷によって閉ざされた北極圏。氷で覆われた湖の水面が顔を出し、陽にあたってキラキラとし始めます。また、まるで音まで凍っていたような海や川には、波やせせらぎといった音が蘇ります。
- 写真：aka-region森や街が雪化粧をする北極圏。
スキー・リゾートのレヴィで、春先もスキー三昧！
フィンランドでも人気のスキー・リゾートであるLevi（レヴィ）はKittilä空港から車で約1時間のところにあります。冬季ワールド・カップが開催される設備が整ったスキー場で、秋～春にかけてスキー三昧が楽しめます。若者が多く集まるので、クラブやバー、レストラン、スパなども充実しており、スキー以外のアクティビティも充実しています。
- 出典：www.flickr.comLeviのスキーリゾート(Photo by Paul Williams)
スキー場にもアクセスのよい森の中にあるサウナつきコテージを借りて、氷の張った湖に飛び込んでみるのもフィンランドらしい体験になりますよ。
- 写真：aka-regionサウナ後に氷の張った湖に入るのがフィンランド 流。
まとめ
いかがでしたか？
冬のイメージの強い北極圏では、春夏秋冬、期間は様々でありながら4つの季節を楽しむことができ、それぞれの季節にあったアクティビティのために何度も足を運ぶ人々も珍しくありません。
- 写真：aka-regionLaplandはCotton Grassなど珍しい植物もある
森や湖との距離が近いフィンランドらしい景色の広がる土地で、自然の美しさや一方で厳しさ、そこで生きる人々が作り上げてきた文化を知ることができます。
1度北極圏を訪れれば、そこには私たちの非日常を体験することができ、きっとラップランドの魅力に虜になること間違いありません。
