京都の東山区に、日本茶の専門店で、カフェも併設している「茶匠 清水一芳園」という人気店があります。ここでは、エスプーマ仕立ての濃厚な宇治抹茶がふんだんに乗ったかき氷が名物です。
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茶匠 清水一芳園とは
京都市の東山区にあるお店で、茶問屋直営の高品質素材を用いた本格茶スイーツ専門として有名です。茶商の家で育ってきた店主さんが、「日本茶を世界に広めよう」というコンセプトを基に始めました。
京都駅や祇園駅からタクシーで5分程度で到着する距離にあります。もしくは京阪本線七条駅より徒歩10分程度で到着します。近くにはコインパーキングもあるので、車でアクセスしても大丈夫ですよ。
1時間以上待つのは覚悟しよう!
茶匠 清水一芳園は「インスタ映えするかき氷がある!」ということで、今SNSでも話題のお店です。ということで、ここではほぼ待ち時間が発生します。特に女性客や、カップル層が多かったです。
11:30からオープンで、筆者が12:00頃訪れた時には、この予約表が3ページ目まで行くほどでした。しかし、入店から退店が最大40分までという時間制限があるため、お店の回転は非常によかったです。
待ち時間は、「前で待っている人数×80秒」が目安です。この計算式で筆者の待ち時間は45分くらいでしたが、実際は1時間くらいで待ち、中に入ることができました。夏はかき氷が人気のシーズンなので、先ほどの計算に15分ほどプラスして考えておくといいかもしれませんね。
お盆期間では60〜180分待ちすることもあるそうです。
待ち時間中は、店の前で待たなくても大丈夫なので、目安時間まで他の場所で観光をする人も多いです。仮に順番が来た時にいなくても、16時半までに帰ってくれば優先的に案内してくれますよ。
待ち時間に三十三間堂へ!
ちなみに、茶匠 清水一芳園の近くには、徒歩5~6分の距離に国宝「三十三間堂」があります!筆者夫婦も待ち時間を三十三間堂の観光で過ごしました。入場料は大人600円です。有名な「千体千手観音立像」は圧巻で、荘厳な気分になること間違いなしです。
観音像は写真に収めることを禁止されているので、ぜひこの目で千体の千手観音立像を見てみてくださいね!
- 三十三間堂
- 東山・祇園 / 観光名所 / 一人旅 / 寺
- 住所:京都府京都市東山区三十三間堂廻リ657地図で見る
- 電話:075-561-0467
- Web:http://sanjusangendo.jp/
テイクアウトもあり!
もし時間の都合で長く待てない方は、テイクアウトメニューもお勧めです。
この場合は待ち時間なしで注文することができます。食べ歩きにはぴったりですね。特にお勧めは「セルフ巻ソフトクリーム」です!
味は抹茶・ほうじ茶・ミックスの3種類で、本場のお茶を贅沢に使ったソフトクリームを食べることができます(400円)。
「セルフ巻き」がうまくできないんじゃないか…と心配する人でも、大丈夫です!写真にある通り、ほかの店よりも倍近くソフトクリームを盛ることができるマシンなので、たらふく食べられますよ!
もちろん巻きすぎにはお気を付けくださいね。
茶匠 清水一芳園人気メニュー!
それでは、茶匠 清水一芳園 で食べられる、人気メニューをご紹介します。
①宇治抹茶氷エスプーマ仕立て
これが冒頭でも紹介した大人気メニューです!小豆煮・白玉・練乳が別添えで、値段は税別1,000円。
2種類の良質な抹茶をブレンドすることで、甘い香りと清涼感のある苦み、そして切れの良い後口の良さになっているのが特徴です。見た目は甘く見えますが、甘さよりも、抹茶のサッパリ感をすごく感じます。
スペイン発祥のエスプーマを使ったかき氷を提供するのは、京都では茶匠 清水一芳園が初めてなのです。ちなみにエスプーマとは、「泡」という意味で、食材に亜酸化窒素を混ぜ泡状にする最新の料理法のこと。一見ソフトクリームや生クリームのように見える抹茶も、実は抹茶をエスプーマしたもので、非常に香りよくフワフワとしたムース状の味わいになっています。
また氷にもこだわっており、専用保冷庫で少し汗をかいた、いい状態で保管しています。それにより、今までに食べたことのないふんわり感を味わうことができます!
京都に行ったら、そしてもちろん茶匠 清水一芳園に行ったら、ぜひ食べてほしい逸品です。
②清水ほうじパフェ
ほうじ茶好きにはたまらないパフェ、それがこの「清水ほうじパフェ」です。
- わらび餅
- 黒ゴマアイス
- ミルクプリン
- チョコクランチ
- 抹茶アイス
- 白玉
- 抹茶羊羹
- 抹茶生クリーム
- ビスキュイ
- 栗渋皮煮
と、10種類の素材がふんだんに詰め込まれている、至福のパフェです!
ほんのりビターな味が、ほうじ茶好きには勿論、抹茶好きな人にもたまらないはずです。「甘いスイーツ」を食べたい気分の方は、先ほど宇治抹茶氷よりも、こちらのパフェのほうがお勧めです。
値段は税別1,200円です。友達やカップルとシェアして食べるのもいいですね!
- 茶匠 清水一芳園
- 東山・祇園 / カフェ・喫茶店 / かき氷
- 住所:京都府京都市東山区本瓦町665地図で見る
- Web:http://ippoen.co.jp/?mode=f3
この記事を書いたライターから一言
本格的な抹茶・ほうじ茶スイーツを食べられる「茶匠 清水一芳園」は、ぜひ京都に行ったら一度は訪れてほしい名店です!スイーツに目が行きがちですが、甘いものを食べた後に飲む、ほうじ茶もまた絶品(笑)やはり、茶問屋直営の高品質素材を使用した茶スイーツとお茶なので、お味は間違いなしですね。
ちなみに、入店受付は16:30までで終了してしまうのでご注意ください。筆者夫婦は2019年に再訪したときに16:40くらいに到着してしまい、その時は入店ができませんでした。時間には余裕をもって、ぜひ三十三間堂の観光と合わせて、茶匠 清水一芳園 のかき氷やパフェを満喫してくださいね!(いちまろ夫婦)