日本一の桜で有名な弘前。重要文化財の弘前城をはじめ当時の名残を感じさせる城下町です。この記事ではパワースポットから地元ならではのお祭りまで、賑やかなこの街の魅力を、余すところなくご紹介します。
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まずは市内観光!
青森県西部に位置し、弘前藩の城下町として発展した弘前市。現在もなお、津軽地方の中心都市として多くの人が訪れる人気観光地です。戦災を免れた街は、数多くの文化財が残り、和と洋の建物が共存する美しい街並み。見どころ満載な弘前のココは見逃せない!ベストスポットをお届けします。
1. 弘前城
陸奥弘前藩初代藩主の為信によって計画され、二代目信牧(のぶひら)によって慶長16年(1611年)に築城された弘前市のシンボルマーク。
東京ドーム約10個分を超える広さに、三重の濠(ほり)と土塁(どるい)に囲まれた6つの郭から構成されています。城内には天守閣、櫓(やぐら)3棟、城門5棟が現存し、国の重要文化財に指定されているほか、城跡は、国の史跡に指定を受けた江戸時代の名城。
- 弘前城
- 弘前 / 城 / 観光名所
- 住所:青森県弘前市下白銀町1地図で見る
- 電話:0172-33-8739
- Web:http://www.hirosakipark.jp/
2. 弘前公園
園内いっぱいに咲き誇る美しい桜の景観から、日本屈指の桜の名所として知られる弘前公園。ソメイヨシノを中心にシダレザクラ、八重桜など約2,600本もの満開の桜が、観光客を迎えます。日没後からライトアップされる桜は、幻想的で優麗。
開花時期は4月下旬から、ゴールデンウィークにかけて。連休中の旅行先としても人気が高く、この時期は多くの人で賑わいます。夏には鮮やかな青葉、秋には紅葉、冬には真っ白な雪景色と、四季折々楽しめるスポットでもあります。
- 弘前公園
- 弘前 / 公園 / 観光名所 / 紅葉 / 花畑(4月) / 花畑(5月) / 桜の名所 / 遊び場
- 住所:青森県弘前市下白銀町1地図で見る
- 電話:0172-37-5501
- Web:http://www.hirosakipark.jp/
3. 藤田記念庭園
弘前公園に隣接する藤田記念庭園は、大正時代の「別邸跡」。弘前市出身の実業家で、日本商工会議所初代会頭であった藤田氏が、東京から庭師を招いて造らせた江戸風の日本庭園です。「津軽富士」と呼ばれる岩木山を、日本庭園とともに見ることができます。
園内には、映画「奇跡のりんご」の撮影地となった和館があるほか、洋館や考古館、茶屋などの施設があります。茶屋では本格的なお抹茶や和菓子を楽しむことも。庭園を散策した後は、こちらで一休憩はいかが?
- 「奇跡のりんご」ロケーションガイドブックはこちらから
- 藤田記念庭園
- 弘前 / 女子旅 / 観光名所 / 庭園 / 穴場観光スポット
- 住所:青森県弘前市上白銀町88地図で見る
- 電話:0172-37-5525
- Web:http://www.hirosakipark.or.jp/hujita/
4. 津軽藩ねぷた村
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By 津軽藩ねぷた村 CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
高さ10mを超える実物大のねぷたが展示されている津軽ねぷた村。お祭りの時に叩く太鼓を体験できるほか、ねぷたのお囃子や津軽三味線の生演奏が聴け、津軽ねぷたを丸ごと体感できる施設です。
特産品の野菜やりんご、お米などを産直販売するほか、伝統工芸品を製作・購入することができます。津軽の夏の風物詩「金魚ねぷた灯篭」は、色鮮やかに祭りを盛り上げ、お土産にもぴったり。旅の思い出に、手作り土産を体験してみてくださいね。
- 津軽藩ねぷた村
- 弘前 / テーマパーク / 体験・アクティビティ / インスタ映え / 観光名所
- 住所:青森県弘前市亀甲町61地図で見る
- 電話:0172-39-1511
- Web:http://www.neputamura.com/
5. 弘前市立観光館・山車展示館
旅の目的に合わせて観光コンシェルジュが案内してくれる、弘前市の観光拠点。館内には弘前ねぷたや津軽塗が展示されているほか、弘前八幡宮祭礼の現存する7つの山車や津軽剛情張大太鼓が保存展示されています。
市内周遊観光に便利なレンタルサイクルがあり、冬季は長靴の無料貸出も。迷ったら、まずはココに訪れてみてくださいね。
- レンタルサイクルのお問い合わせはこちらから
- 弘前市立観光館・山車展示館
- 弘前 / 博物館 / 雨の日観光 / レンタサイクル / 観光案内所・ビジターセンター
- 住所:青森県弘前市下白銀町2−1地図で見る
- 電話:0172-37-5501
- Web:http://www.aptinet.jp/Detail_display_00000215.html
6. 旧弘前市立図書館
県重宝に指定されている旧弘前市立図書館。八角形の双塔をもつルネッサン様式を基調として、随所に和風テイストが取り入れられている美しい洋館です。館内は資料館のようになっており、図書室のほか、館長室や婦人閲覧室と当時の様子が再現されています。
同エリアには「旧東奥塾外人教師館」や「ミニチュア建造物」もあり、見どころ満載。夜のライトアップも人気のひとつです。可愛らしいレトロな街並みは、子どもだけでなく大人も冒険心をくすぐられますね。
- 旧弘前市立図書館
- 弘前 / 建造物 / 観光名所 / インスタ映え / 歴史的建造物
- 住所:青森県弘前市下白銀町2-1地図で見る
- 電話:0172-37-5505
- Web:http://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/details.html?i...
7. カトリック弘前教会
国の重要文化財にも指定されているカトリック弘前教会。聖堂は、尖塔のあるロマネスク様式で作られています。祭壇は、アムステルダムの聖トマス教会から特別に譲り受けたゴシック様式のもの。ミサ(日曜午前)を除いた時間は、自由に見学することができます。
この教会ではユニークなデザインのステンドグラスが見どころ。弘前ならではの岩木山やりんご、津軽三味線が描かれています。訪れた際には、ぜひ探してみてくださいね。
- カトリック弘前教会
- 弘前 / 教会
- 住所:弘前市百石町小路20地図で見る
- 電話:0172-33-0175
- Web:http://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/details.html?i...
8. 長勝寺
長勝寺は、弘前藩先祖の大浦光信を弔うため、息子の盛信によって享禄元年(1528年)現在の鯵ヶ沢に創建されました。その後、慶長15年(1610年)に弘前城を築城した信牧が、津軽一円から曹洞宗の寺院を集めて作り(禅林街)、現在の場所へ移転したと言われています。藩主の菩提寺としての風格が、境内のいたるところから感じられる広壮なたたずまいです。
禅林街は、禅寺が林のように並んでいることからそう呼ばれ、同一宗派の寺院街は全国でも例がない珍しい場所。女性を中心にパワースポットとしても人気で、杉並木を抜けて長勝寺へ向かう一本道は、神聖な重みを感じさせます。エネルギーチャージしたいときは、ココがおすすめ!
- 長勝寺
- 弘前 / 寺院 / パワースポット
- 住所:弘前市西茂森1-23-8地図で見る
- 電話:0172-32-0813
- Web:http://www.city.hirosaki.aomori.jp/gaiyou/bunkazai...
9. 最勝院五重塔
国の重要文化財に指定される最勝院五重塔。弘前藩3代目信義が計画し、4代目信政によって寛大7年(1667年)に創建されました。相輪を含め総高31.2mあり、全体の高さに対し相輪が長いことが特徴です。東北一の美塔と呼ばれています。
- 最勝院
- 弘前 / 寺 / パワースポット / 縁結びスポット
- 住所:青森県弘前市大字銅屋町63番地地図で見る
- 電話:0172-34-1123
- Web:http://www15.plala.or.jp/SAISYOU/
10. 弘前市りんご公園
日本一のりんご生産量を誇る青森県弘前市。弘前市りんご公園には農園のほか、りんごについて学べる「りんごの家」や、約150年前の農家を復元した「旧小山内家住宅」があります。「実際にりんごに触れて、学べて、遊べる」をコンセプトに、工夫を凝らしたりんご尽くしのスポットとなっています。
園内では65品種、約1300本のりんごが栽培され、品種見本としてだけでなく花摘みや人工授粉、袋掛けから収穫までの生産を体験できます。
映画「奇跡のりんご」で有名な弘前市は、毎月5日を「りんごを食べる日」に定めるほどリンゴをこよなく愛す街。「りんご色のまちHIROSAKI」をキャッチフレーズに、ポストやマンホール、カーブミラーなど、街のいたる所でりんごをモチーフにした建造物をみつけることができます。とても可愛らしいりんごアート、ぜひ探してみてくださいね。
- 弘前市りんご公園
- 弘前 / 公園 / 果物狩り / 穴場観光スポット / 遊び場 / インスタ映え
- 住所:弘前市大字清水富田字寺沢125番地地図で見る
- 電話:0172-36-7439
- Web:http://www.city.hirosaki.aomori.jp/ringopark/