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6.オルタキョイのモスク
第一ボスポラス大橋のたもとに見えてくるのがオスタキョイ・モスクとして親しまれているオルタキョイ・メジディエ・ジャーミィです。橋とモスクのコントラストが美しく、観光客が賑わうスポットでもあります。
- オルタキョイ・メジディエ・ジャーミィ
- イスタンブール / 社寺・教会
- 住所:Istanbul, Mecidiye, 34347 Beşiktaş/İstanbul地図で見る
7.ルメリ・ヒサル
ルメリ・ヒサル(Rumeli Hisarı)は「ローマの城」という意味で、オスマン帝国のメフメト2世が1452年にたった4ヶ月ほどでつくりあげた要塞です。ここを拠点として東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルを攻略しました。
船から見るだけでも迫力満点ですが、実際に登ることもでき、その規模の大きさを体感することもできます。この城塞の向こうに見えるファーティフ・スルタン・メフメト大橋(Fatih Sultan Mehmet Köprüsü)で折り返します。
8.アジア側はのんびりクルーズ
ヨーロッパ側は次々に見どころが登場してカメラの出番も多いですが、アジア側は住宅地も多いため一休みできます。このあたりで持参したおやつをつまむのがおすすめです。オスマン帝国時代の皇帝たちによって使用されたネオ・バロック様式の夏の宮殿(Küçüksu Kasrı)や、チェンゲルキョイにある1845年創設のトルコの軍の高校も見えてきます。
9.ベイレルベイ宮殿
ベイレルベイ宮殿(Beylerbeyi Sarayı)は、1825年に完成したオスマン帝国の皇帝の夏の離宮です。バロック様式とオスマン様式を合わせた建築で、ドルマバフチェ宮殿に似ています。規模はそれほど大きくはありませんが、オスマン帝国時代には外国賓客を迎える場所としても使われました。
10.乙女の塔
アジア側の街ユスキュダルを通り過ぎると、海にポツンと浮かぶ乙女の塔(Kız Kulesi)が現れます。かつては城塞として使われ、いまは展望スポットやレストランとして利用されています。海峡がオレンジに染まり、塔の向こうに日が沈んでいく夕暮れ時のクルーズはよりロマンティックでおすすめです!
おわりに
乙女の塔が見えてくると船はいよいよ旧市街に到着し、クルーズはおしまいです。クルージングしながらイスタンブールの見どころを約2時間でゆっくり堪能できるボスポラス海峡クルーズは、個人的には市内バスツアーよりもおすすめです!お手軽価格で参加できるので、旅程にぜひ組み込んでみてくださいね!
価格は2018年8月現在(1TL約18円)
- ボスポラス海峡クルーズ
- イスタンブール / 乗り物
- 住所:Eminonu Pier,Istanbul地図で見る