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露天風呂にも入りましょっ
露天風呂は宿泊客限定の貸し切り風呂になっており、一組30分間ずつの交代制。チェックイン時にあらかじめ予約しておいた時間になったら、「貸切中」の札を受付でもらい、露天風呂へと向かいます。
こちらの入り口を入ると外履きスリッパが置かれていますので、サッと履き替えて、お風呂を目指して進みましょう。途中、道の左右は森林なので、ちょっとした野湯気分も味わえるのもまた一興です。
野湯気分はさておき、想像より綺麗な露天風呂が待っています。温泉が空気に触れる影響で、見事な白濁濁り湯です。浴槽のふちにある竹筒から冷たい水が常時チョロチョロと流しこまれており、お湯の温度は絶妙な適温。お子様でも入りやすい温度です。
真っ白な濁り湯に肩まで浸かりながらの森林浴はまさに至福!日頃の疲れがすべてお湯に溶けていくような感覚を味わえるのが、この露天風呂なのです。
ところで写真には写っていませんが、左手にタオルなどを入れておく簡単な場所が設置されています。しかしながら「脱衣スペース」という感じではないので、ここで洋服の着脱をするのは大変!露店風呂へ行く際は浴衣に着替えてから向かうことをおすすめします。
お食事もお楽しみがいっぱい!
夕食は、地元の食材を家庭的な味付けでいただけます。鶏の炭火焼きや、煮物、中でも一押しが鶏のタタキ!鹿児島へ来たなぁと実感するお品書きです。飲み物はやっぱり芋焼酎がおすすめ。お料理に、ばっちりマリアージュです。
ここで出していただける焼酎は、黒麹ブームの先駆けとなった「黒伊佐錦」。味はまろやか、飲み口の優しい一杯ですので、普段は焼酎を飲まないという方もお試しくださいね。ちなみにこの焼酎は、なにを隠そうお宿のご主人の一番のお気に入りだそうですよ。
朝食は、シンプルながらオーソドックスなメニュー。温泉卵と納豆をごはんにかけて豪快に口にかき込んで…なんて食べ方もできちゃいます。食後には乳酸菌飲料をグイっと飲んで一日の活力をつけておきましょう!
ところでお食事は、受付の隣にある食堂(椅子席)もしくは個室(和室)でいただきます。子連れの方は、事前に個室の交渉をすると空きがあれば対応してもらえるそうですから要チェックですよ。
[+αのお楽しみ]興味深い本がいっぱい!ロビーで寛ごう
日常とはかけ離れた場所で、一人ひっそりとロビーで読書…そんな時間も旅行の楽しみのひとつではないでしょうか。ここ霧島湯之谷山荘は、そんなひそかな楽しみもしっかり満たしてくれます。
こちらのロビーには、古いけれどよく手入れされて座り心地の良いソファーがあり、時間を忘れて寛ぐことができるのです。注目すべきはその本棚。温泉好きのためのマニアックな解説本はもちろんのこと、九州の歴史についての本や、はたまた温泉にも旅行にも全く関係の無いオモシロ本や、読み始めると止まらなくなるコアな小説などがざっくばらんに並んでいます。
いつもは読まない本を読んでみるのも、ここでは良い思い出になるかもしれません。宿の外のシンとした森の気配を感じながら、心静かに過ごすこともとっておきの贅沢ですよね。
最後に
都心部に住んでいると、濃い温泉にどっぷり浸かる機会をなかなか持てなかったりもしますが、今回ご紹介した霧島湯之谷山荘は、鹿児島空港から車でわずか1時間で行けるところにあります。
ちょっと最近疲れが取れないな…何も考えず温泉に入りたいな…なんて週末は、いつもより少しばかり足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
霧島湯之谷山荘の基本情報
アクセス
鹿児島空港から車で1時間、もしくは「霧島神宮駅」よりタクシーで20分。
アクセス詳細はこちら霧島湯之谷山荘公式HPをご覧ください。
日帰り入浴営業時間と料金
- 9:00-15:00(大人500円、小学生250円)
- 16:00-18:00(大人700円、小学生350円)
※不定休
- 霧島湯之谷山荘
- 鹿児島
- 料金(目安):4,400円〜18,294円
- 宿泊時間:16:00〜10:00
- 住所:鹿児島県霧島市牧園町高千穂4970, 霧島湯之谷山荘地図で見る
- 電話:0995-78-2852
- Web:https://www.mountaintrad.co.jp/~yunotani/index.htm...