この記事の目次表示
7. スリル満点の臨場感!「革命記念塔」
体験型アトラクションのような雰囲気を楽しめるのが「革命記念塔(Monumento a la Revolución)」。メキシコ革命を記念して作られた建物で、67メートルになる塔の最上階から新市街の街並みを眺めることができる絶景スポットでもあります。
入館してすぐ左側にチケット販売所があり、展望台のみ$70(403円)か、フルアクセス$90(518円)のどちらかを選べます。おすすめは断然フルアクセス!こちらのコースを選ぶと展望台の一番頂上まで登ることができますよ。
チケットを購入すると写真のようなリストバンドを付けてもらい、各セクションを訪れる毎にマーカーで印を付けてもらえます。
ここの特徴は、とにかく体感アトラクション要素が満載なこと。まずは白い矢印に沿って、地下部分にある展示室で記念塔の構造や歴史などを順に観覧していきます。
続いて革命記念塔の真ん中にあるガラス張りエレベーターに乗り込み、40秒間で50メートルの高さを一気に移動します。
到着する先はドームの内側部分。ここは円状のテラスで吹き抜けとなっており、50m下にある広場を見下ろすことができます。とにかく吹き込む風が強く、高所恐怖症でなくても、思わずぞっとしてしまうような臨場感が見どころ。
続いて一階下の展望台&カフェまで階段で降り、屋内からの景色を楽しんだら、そのまま外の展望台テラスに移動しましょう。加えてフルアクセスの場合は、テラス内にある細いドアから、鉄筋の階段を螺旋状に登って頂上部分に登るアトラクションが待っています。
タワー内部は薄暗く、階段の隙間から階下が丸見えで、とにかくスリル満点!閉所と高所と暗所のトリプルパンチで足がすくんでしまうこと間違いありません。
やっとの思いで登り切ったドームの頂上には、円状の小さな屋外展望台が待っています。細いテラスから臨む新市街の様子はまさに絶景!
再び階段を降りて展望台を満喫したら、地上までは先ほど乗ったエレベーターではなく階段で降りるルートとなります。折り返し状になった鉄筋の階段を降りて行きますが、いつになったら終わりが来るのか検討も付かないためスリル満点ですよ!
こちらの展望台は、約50メートルの高さとなる鉄筋階段を自力で降りるアトラクション込みのスポットです。足腰の弱いお年寄りや、小さな子どもと一緒の場合は、係員にお願いしてエレベーターを使うようにしてくださいね。
休業日:無し
時間:月〜木:12PM–8PM 金土:12PM-10PM 日:10AM-8PM
- 革命記念塔
- メキシコ / 展望・景観
- 住所:Plaza de la República S/N, Tabacalera, Cuauhtémoc, 06030 Ciudad de México, CDMX, Mexico地図で見る
- 電話:55 5592 2038
- Web:http://www.mrm.mx/
8. 青い壁が印象的な「フリーダ美術館」
通称「青い家」として知られるのが「フリーダ美術館(Museo Frida Kahlo)」。
メキシコを代表する現代美術アーティスト「フリーダ・カーロ」が生前住んでいた家を改装して作られた美術館で、彼女の作品はもちろん、実際に彼女が住んでいた住居やアトリエなどを観覧することができます。
ここはとにかく人気の観光スポットなので、チケット売り場までは常に長蛇の列。待ち時間を避けるために、事前に公式サイトからチケットを予約する方法がおすすめですよ!
また館内で写真撮影を行いたい場合は、チケットを購入後、左側にある荷物預かり所で撮影許可証(30ペソ)を購入する必要があります。特に何の案内もないため、非常に解りづらいのですが、事前に知っておくと入館後に戻って買う手間を省くことができます。
館内はフリーダの作品はもちろん、彼女が生前使っていた家具やコレクションとして集めた食器類などの展示も行われています。中庭を中心とした広い敷地内は窓が多く、風通しの良い心地よい空間です。
また、美術館巡りの最終地点となる中庭エリアは、緑豊かな空間となっており、インスタ映えで人気のスポット。中庭は許可証が無くても撮影が可能なので、色鮮やかな青い家を背景に写真撮影を楽しめますよ♪
撮影許可証:MXN30(173円)
休業日:無し
時間:木〜火 9AM–5:30PM 水 11AM–5:30PM
- フリーダ美術館(メキシコシティ)
- メキシコ / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:Londres 247, Del Carmen, 04100 Ciudad de México, CDMX, Mexico地図で見る
- 電話:55 5554 5999
- Web:http://www.museofridakahlo.org.mx/
9.巨大ピラミッドに登ろう!「テオティワカン遺跡」
市内からは外れますが、「テオティワカン遺跡(Teotihuacan Pyramids)」も外せない観光スポット!ここは、テオティワカン文明の中心となった巨大な宗教都市遺跡で、「太陽のピラミッド」「月のピラミッド」5キロに繋がる「死者の道」などが見どころです。
また、他の世界遺産と違って観光客でも実際にピラミッドに登ることができるのも大きな魅力。勾配は急ですが、ピラミッドの上から見渡す遺跡は格別ですよ。
遺跡内はとにかく広大で、日中はかなり暑くなります。日差しを遮るものが少ないため、帽子やサングラスなどの日差し対策をお忘れなく!
尚、市内からバスを使って行く方法や、詳しい見どころなどは【テオティワカン遺跡への行き方】メキシコシティからバスで行く半日観光モデルコースの記事をご覧ください☆
休業日:無し
時間:9AM–5PM
- ティオティワカン遺跡
- メキシコ / 遺跡・史跡
- 住所:テオティワカン Ecatepec Pirámides Km. 22 600, 55800 San Juan Teotihuacan de Arista, Méx., メキシコ地図で見る
メキシコシティの治安について感じたこと
筆者は3ヶ月の間に、コロンビアのボゴタ・ブラジルのサンパウロ・メキシコのグアダラハラ・プラヤデルカルメン・コスタリカなど、アメリカ大陸の複数の都市を訪れる機会がありましたが、一番治安が良いと感じたのがここ、メキシコ・シティでした。
とにかく警官や警備員の数が多く、特にメトロバスは各駅にひとりずつ警官が配置されているのも印象的でした。日中はひとりで地下鉄やメトロバスなどを乗り継ぎ、市内をあちこち移動しましたが特に不安に感じることはなく、ニューヨークと同じような感覚で過ごせましたよ。
もちろん、観光は日中に行う・人通りの少ない場所には近付かない・深夜の外出は避ける、という基本的事項をしっかり守り、最小限の荷物のみで外出し、いかなる場所であっても細心の注意を払った行動も不可欠であることを忘れないでくださいね。
※記事内のメキシコペソから日本円への換算は1MXN=約5.42円で計算しています。