【宮城】仙台松島観光に絶対外せないパワスポ！伊達家崇拝の塩釜神社

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• 陸奥国と朝廷を守った鹽竈（しおがま）神社
•    蝦夷から朝廷と国府を守った神社
•    神主をつとめたのは伊達家
•    本宮ならぬ左右宮
•    珍しい別宮
•    四季ごとに魅せる美しい境内
•    国指定の天然記念物「鹽竈桜」
• 知恵を授けてくださる！志波彦神社
• 鹽竈神社でしか手に入らない授与品
• 宮城県民が愛する絶品寿司！すし哲
• 鹽竈神社へのアクセス

陸奥国と朝廷を守った鹽竈（しおがま）神社

蝦夷から朝廷と国府を守った神社

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平安時代、たびたび朝廷の頭を悩ませていた蝦夷（現在の東北～北海道地方）。蝦夷平定に大切な役割を果たしていたのが、陸奥国にあった国府、多賀城です。

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鹽竈神社は、その国府多賀城から見てちょうど鬼門の方角に置かれていて、陸奥国を守るため鎮座する重要な神社でした。当時から多賀城のみならず朝廷からも篤い信仰を受けてきたことが伺えますよね。

神主をつとめたのは伊達家

仙台藩主となった伊達政宗以降、伊達家の城主は代々、この鹽竈神社を篤く信仰しました。伊達家当主が、自ら大神主となり祭事をしたほど崇拝していたのだそうです。

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伊達家4代目藩主である綱村は、日光東照宮を造営した職人を招いて、この鹽竈神社の社殿を造らせました。特に表参道の随神門は、まさしく日光東照宮を思わせる造りです。

本宮ならぬ左右宮

表参道から向かって正面にある拝殿は、左右のお宮にわかれているのが特徴的。

• 写真：トラベルライター鹽竈神社左右宮

蝦夷平定の為、この地に降りてきたとされる2柱の神、武甕槌神（たけみかづちのかみ）と、経津主神（ふつぬしのかみ）が祀られています。左宮の武甕槌神は鹿島神宮に、右宮の経津主神は香取神宮にそれぞれ祭られている武の神です。

珍しい別宮

鹽竈神社のご祭神は、塩土老翁神（しおつちおぢのかみ）。古事記にも登場する神さまで、蝦夷平定の際、左右宮に祭られている2柱の武の神をこの地へお連れした神さまでもあります。鹽竈神社の主たる神さまですが、祭られているのは本宮ではなく別宮。

• 写真：トラベルライター鹽竈神社別宮

神門から入って右側にある別宮は、お参りせずにうっかり通り過ぎてしまう方が多くいらっしゃるほど。ぜひ忘れずにお参りしたいものですね。

四季ごとに魅せる美しい境内

• 写真：トラベルライター

手入れが行き届いた美しい庭園は、本当に心が和みますよね。博物館側の鳥居付近は、春は桜、秋は紅葉と四季折々の表情が楽しめるフォトジェニックなスポットです。

• 写真：トラベルライター

高台にある神社の境内からは、塩釜市街と塩釜湾を見渡すことができ、こちらも写真スポットとして人気です。

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国指定の天然記念物「鹽竈桜」

鹽竈神社で有名なのは、何と言っても鹽竈桜。

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この貴重な桜をお目当てに、春になると全国から観光客が訪れます。開花は八重桜よりも遅め。薄桃色の花びらが丸く固まって咲いている繊細で美しい様が、訪れた人々の心を癒しています。

知恵を授けてくださる！志波彦神社

鹽竈神社境内横には、志波彦（しわひこ）神社が寄り添うように建てられています。

• 写真：トラベルライター志波彦神社

鹽竈神社の拝殿を参拝したら、忘れずにこちらも参拝しましょう。地元の人々から「しわひこさん」として慕われてきた神さまは、知恵を授けてくれるご利益があると言われています。

鹽竈神社でしか手に入らない授与品

鹽竈神社では、毎年7月に藻塩焼神事が執り行われます。その神事にてつくられた御塩の授与品は、御釜の中に清め塩と御守りが入っているユニークな御神塩です。

• 写真：トラベルライター

訪れる時期によっては、手に入らないこともあるようなので、見かけたらぜひいただいてくださいね。

宮城県民が愛する絶品寿司！すし哲

寿司の街塩釜を訪れたら、絶対に外せない絶品お寿司。本塩釜駅から徒歩圏内に寿司店が多数あります。中でも、すし哲は、宮城県民なら知らぬ人はいない有名店。塩釜市内のほか、仙台駅にもお店を構える人気店です。

• 写真：トラベルライター写真提供：バンビ由紀

人気の「すし哲物語」は3,980円で味わえる特上にぎりのセット。どれも近海でとれた魚ばかり。地元から愛される味は折り紙付きですよ。

鹽竈神社へのアクセス

仙台駅から仙山線本塩釜駅下車。徒歩20分ほどかかります。表参道の階段よりも、東参道の方が緩やかです。境内近くに広い駐車場がありますので、お車での参拝が便利ですよ。

• 写真：トラベルライター天然記念物「塩竈桜」

仙台・松島を訪れるなら、鹽竈神社周辺もぜひ旅してみてくださいね。