日本の一番南の端っこ。南西諸島にある宮古島のすぐ隣に浮かぶ伊良部島と下地島。以前は海を渡って、フェリーでしか訪れることが出来ないのどかな離島でしたが、平成27年(2015年)に宮古島と伊良部島とを結ぶ伊良部大橋が開通して以降は宮古島と伊良部島との間を直接車などで行き来が出来るようになり、現在、人気急上昇中の観光スポットです!離島ならではの素晴らしい自然が楽しめる伊良部島と下地島ですが、今回はその中でも伊良部島と下地島の絶景スポットからそれぞれ1つずつ、「渡口の浜」と「通り池」について紹介します。
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伊良部島随一のキレイなビーチ!渡口の浜
眩しいほどにキラキラと輝く白い砂浜!青い海!多くの方が沖縄の海と言えば、そんなイメージを思い浮かべる場合が多いかと思いますが、そんなイメージ通りの沖縄の海に出会うべく、まずは伊良部島にある絶景ビーチ・渡口の浜へと向かっていきましょう。
空港を降り立ち、レンタカーなどを借りて、長さ3km以上にもわたる伊良部大橋をずーっと走って行けば伊良部島まであっという間に到着!そのまま島をぐるっと1周する道路を南回りに進んでいくと、隣の下地島と伊良部島とを隔てる狭い海峡部分の手前にあるのが今回紹介する渡口の浜になります。
見てください、こちらが伊良部島が誇る渡口の浜の素晴らしい海の絶景です!海に浮かんでいるシーカヤックに注目していただければ分かる通り、こちらの渡口の浜は圧倒的な美しさを誇る海の透明度が一番の魅力。
そして、こちらがお待ちかねのビーチになりますが、とても日本の砂浜とは思えないほど真っ白に輝く砂浜に思わず見とれてしまうほどの鮮やかなエメラルドブルーの海!突き抜けるような清々しい沖縄の青空の下、こんな美しいビーチで海水浴をしながら1日を過ごせば、最高の旅行の思い出になること間違いなし!
砂浜にパラソルを立ててのんびりと海を眺めるのも良し、波と戯れながら海で思いっきりはしゃぐのもどちらもバッチリと渡口の浜で楽しむことが出来ます。但し、渡口の浜はビーチの看板でも注意喚起を促していますが、沖縄県が指定する正式な海水浴場ではありませんので、波が高い日は海に入らないなど、自己責任で海水浴を楽しむようにしましょう。
下地島にある神秘の池!通り池へレッツゴー
さて、先ほどの渡口の浜で沖縄らしい素晴らしいビーチの絶景や海水浴などを存分に楽しんだ後は、そのまますぐ隣にある下地島に渡って、今度は自然が造り出した神秘の絶景を楽しむことにしましょう。
下地島の端っこ、西側の海岸沿いにある通り池という観光スポット。駐車場から上の写真のような、緑生い茂る亜熱帯の森を抜ければ通り池へと到達することが出来ます。
こちらが、その通り池。先ほどの渡口の浜や私たちが一般的にイメージする沖縄の明るいエメラルドブルーの海と違って、深い漆黒の青色をした不思議な海の色が大変に特徴的です。実はこちらの通り池、“池”という名が付いていますが、池のように見える部分と海とは地下の空洞で繋がっており、池の海水の水温と外海の海水の水温とが異なる為に、このような神秘的な海の色になると言われています。
1つ上の写真は、海側にある池の写真でしたが、こちらは陸地側にあるもう1つの池の写真になります。先にも少し触れましたが、これらの2つの池のように見える部分と外海とは全て地下の洞穴で繋がっており、このことが“通り池”と呼ばれる名前の由来になっているとも言われています。
また、外海から地下の洞穴を経由して、通り池の内部にまでやって来れる為、平成18年(2006年)には国の名勝および天然記念物にも指定された通り池ですが、神秘の光景を楽しむことの出来る絶好のダイビングスポットにもなっており、そうしたダイビングを楽しむ人たちにとっても人気の観光スポットになっています。
通り池周辺の下地島の風景です。駐車場から池の先にも遊歩道はしばらく続いていて、特に何かあるというワケではありませんが、遊歩道の終わりまで行けば、こうしたのどかな下地島の自然の風景にも触れることが出来ます。
まだまだあります!伊良部島&下地島の絶景スポット
みなさま、今回の「渡口の浜」と「通り池」を巡る旅はいかがでしたでしょうか?このように、静かな離島である伊良部島や下地島には、素晴らしい海や自然を感じることの出来るスポットがまだまだたくさんあります!
また、宮古島と伊良部島とを結ぶ伊良部大橋も、素晴らしい宮古島の海を眺めながら走ることの出来るドライブスポットとしても有名ですので、是非とも宮古島に旅行に来た際には、離島巡りを楽しんでみることをおススメします。