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【4】オプショナルツアーについて知っておきたいこと!
ハワイへ来たらオプショナルツアーを利用する人は多いと思います。3泊5日ツアーの場合の流れを前述しましたが、たとえ朝の8:30にはハワイに入国しているとしても到着日はオプショナルツアーには参加できません(申し込むことができません)。
飛行機の遅れなどに配慮したものと思われますが、もう1つ重要な理由があります。たとえ朝早く入国してワイキキに到着していたとしても、ホテルにチェックインできるのがたいていは14時か15時であるということです。チェックインしないことには荷物の出し入れも容易ではないので、マリン系のオプショナルツアーなどに参加できないというわけです。
4つ星、5つ星のデラックスホテルでもこれだけは変わりません。たまたま部屋が空いていたら早めにチェックインさせてくれる場合もありますが、基本的にはチェックインできないものとして予定を立てておくべきです。ただし、スーツケースなどの荷物は何時でも預かってくれるので、なるべく身軽になってチェックインの時間までワイキキ周辺の散策や食事、ショッピングなどをして過ごしましょう。
ホテルのチェックインを済ませてしまえば、現地で当日申し込み可能なオプショナルツアーに参加することは可能です。先ほど紹介した『LeaLea』に掲載されているツアーに電話で申し込むか、ロイヤル・ハワイアン・センター内にあるレアレアラウンジに行って申し込むと良いでしょう。ハワイまでのツアーにHISを利用していなくても誰でも申し込むことが可能です。
- ロイヤル・ハワイアン・センター
- ホノルル / ショッピングモール・デパート
- 住所:2301 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815地図で見る
- 電話:808-922-2299
- Web:https://jp.royalhawaiiancenter.com/
【5】海のアクティビティで知っておきたい重要なこと!
ハワイに来たら1つは参加したいマリンアクティビティ。シュノーケルやドルフィンツアーなどのように直接海に潜るものから、シーカヤックやクルーズなど乗り物に乗って楽しむものまで、様々なアクティビティが用意されています。
多くの人は日本にいる時点でオプショナルツアーを申し込んで参加されることと思います。でもそのツアー、本当にその日程で大丈夫ですか?2つの“あること”を知っていると、グッとスケジュールが立てやすく、参加したアクティビティを満喫できるはずです。
①マリンアクティビティではクラゲに要注意!
こちらは筆者が参加したカネオヘ湾のサンドバーツアーです。許可された船だけが航行できるスポットで、ハワイでも屈指の透明度を誇るシュノーケルスポットです。
南国らしい魚と生きた珊瑚が魅せる水中の世界に夢中になって泳いでいたのですが、なんとこの日は風向きの関係で大量にカネオヘ湾にクラゲが流れ込んでしまったらしく、ツアー参加者のほとんどの人が刺されてしまい早々に船に引き上げてしまいました。
運良く筆者は免れたのですが、刺された人は痛みに顔をゆがめ海を楽しむどころか一刻も早くホテルに帰りたそうにしていました。ひどい人になると病院にかかったり帰国日までホテルで安静にしているしかないのだそうです。
ハワイで定期的に発生しているクラゲは「カツオノエボシ」という名前で、青い浮き袋と毒針の付いた長い触手(10〜50m)が特徴のクラゲです。浮き袋で流されながら漂っているので、見かけたら風向きに気をつけたりラッシュガードなどで肌の露出を抑えることが大切です。ビーチに打ち上げられ干からびているように見えるものでも触ってはいけません。
クラゲが大量に発生している時には遊泳禁止のマークがついた標識や“JELLYFISH ”“CAUTION”と書かれた赤旗などがビーチに立てられています。その際は海に入らないようにしましょう。
大量発生ではなく、たまたま風向きなどで流れて来た場合、視界に青い浮き袋や触手が見えた場合はそっと方向転換してゆっくりとした動作でその場を離れるようにしましょう。万一刺されてしまった場合は、二次被害を防ぐため絡みついた触手を引きはがす際にはタオルや厚手の軍手などを用いてください。
ハワイでカツオノエボシが発生する時期は満月から9〜12日後の夜から午前中と言われています。満月を予め調べて9〜12日後がハワイの滞在中に重ならないか、滞在中のどの日にアクティビティに参加すればクラゲ被害を避けられそうか、事前に調べておくと良いでしょう。
こちらのサイトでは行きたいビーチのコンディションをリアルタイムで知ることができます。クラゲだけではなく波の高さや潮の流れなど総合的にビーチに入る危険がないかを教えてくれます。ハワイ4島からオアフ島を選択して、行く予定のビーチの名前を選択してください。
②人気のツアー“サンドバー”は干潮を狙うべし!
ハワイで特に人気のサンドバーツアー。潮の満ち引きや季節によって海の真ん中に珊瑚礁のカケラが集まってできた真っ白なビーチが現れます。浜崎あゆみさんのミュージックビデオをはじめ、映画やCMでも使われたほどのロケーションです。
こちらは干潮を狙って行かないと、ただの綺麗な海になってしまいます。写真のように白っぽい砂浜が透けて見える浅瀬の場所と、足が付かず船が航行できるほど深い濃紺の海。このハッキリと分かれた2色の海を撮影したくて、筆者は季節を変えて2回ツアーに参加しました。
条件さえ合えばビーチが完全に海面の上に現れることもあるようです。年に数回あるかないかの条件に合わせてスケジュールを組むのは非常に難しいことですが、可能な限り少しでも水深の浅い日に参加したいですよね。干満は一日ずれただけでも大きく変化するので、こちらのページで海面の深さを調べてからツアーに参加する日を決めるのがオススメです。
ページ下部の日付選択欄に予定日を入力し、現れた波のグラフで最も低い時間帯に近いツアーを選ぶと良いでしょう。0ftを下回っている時間帯は砂が海面に現れていることになります。ツアーは航行を許可された船でしか行けないので、ツアー催行時間の水深を調べてください。
- カネオヘ サンドバー
- オアフ島 / ビーチ
- 住所:Kaneohe Bay Kaneohe, HI 96744地図で見る
さいごに
ハワイでどんな過ごし方をするか、スケジュールを立てるうえで予め知っておきたい情報を5つご紹介しました。ここで紹介した情報を元に、さらなる充実したプランを立ててみてください。本文中で触れているオプショナルツアーはlealeaサイトに多数掲載されており、サイト内からの申し込みも可能です。
ハワイでは短い滞在でもとことん充実させたいという人もいれば、ゆっくりのんびり“何もしない”という過ごし方を選ばれる人もいることでしょう。誰と訪れても、どんな過ごし方をしても、ハワイを愛するすべての人が心から幸せな時間が過ごせますように!