夏の北海道の風物詩といえばやっぱりラベンダーですが、富良野に行かないと見られないと思っていませんか？実は北海道で最初にラベンダーが栽培されたのは札幌市なのです！富良野のように見渡す限りの花畑…とはいかないかも知れませんが、北海道らしさを感じるには十分な札幌市内のラベンダー畑を6カ所ご紹介いたします！
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ラベンダー発祥の地は富良野ではなく実は札幌市！
ラベンダーといえば誰もが富良野を思い浮かべることと思いますが、実は日本で最初にラベンダーの栽培をしたのは札幌市南区の南沢地区なのだそうです。現在の南沢神社（札幌市南区南沢3条4丁目7-1）のあるあたりで、鳥居のそばには「ラベンダー発祥の地」の碑があり、日本におけるラベンダー栽培の歴史が刻まれています。
それによると昭和12年に南フランスから仕入れたラベンダーの種子を札幌・北見・千葉・倉敷で試験栽培したところ、札幌がもっとも栽培に適していることがわかり、その後昭和23年から上富良野地区の農場に委託して広まっていったとのことです。
こういった歴史を知ってから訪れるラベンダー畑は感慨深いものがありますね。発祥の地である札幌市にはラベンダー畑が点在しています。スケールの大きさでは富良野にかなわなくとも、時間に限りのある道外からの観光客や富良野までの交通手段が確保できない方、ラベンダープラスαを楽しみたい方には嬉しいスポットばかりですので、ぜひチェックしてみてください！
札幌市内でラベンダーを楽しむならプラスαに注目してみよう！
①車に乗ったまま夜景鑑賞ができる！【幌見峠ラベンダー園】
夜景スポットとしても人気のある幌見峠には約5,000株のラベンダーが植えられており、紫の絨毯の奥には札幌市を一望することができます。
緩やかな丘陵を埋め尽くすラベンダー畑は北海道らしさ満点！刈り取り体験も行っており、刈り取った花はお土産に持ち帰ることができます。持ち帰った花はドライフラワーにして香りを楽しんだり、人気のハーバリウム（※ドライフラワーなどをオイルを入れた瓶に詰めたもの）の花材などに利用してみてはいかがでしょうか。
陽が落ちると今度は眼下に美しい夜景が広がります。地元民もデートに訪れるほどロマンチックなスポットで、車から降りることなく鑑賞できるので気温に関係なく時間を忘れて楽しむことができます。
開園期間：7月1日にHPにて告知
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- 幌見峠ラベンダー園
- 札幌 / 花畑 / デート / 絶景 / 穴場観光スポット / 花畑(7月) / 花畑(8月) / ラベンダー
- 住所：札幌市中央区盤渓471番地110地図で見る
- 電話：011-622-5167
- Web：http://yumekoubousatou.com/lavender.htm
②リリートレインで園内散歩が楽しめる！【百合が原公園】
名前の通り約100種類にもおよぶ世界のユリが植栽されているほか、札幌の花に指定されているライラックやチューリップ、ラベンダー、バラなどの季節の花が咲き乱れる、札幌市を代表するフラワーパークの1つです。
通年見学可能な温室やロックガーデン、かおりの庭など、テーマを持った花壇に植えられた植物が観光客の目を楽しませています。また、こちらの公園の最大の特徴と言えば広い園内にリリートレインが走っていることです。
5輌編成の列車が1周約1.2kmの距離をおよそ12分かけて、ゆっくりと回っています。沿線には季節の花々が咲いており、北海道らしい景色を観賞しながら列車に乗って園内散歩することができます。前の3車輌は窓がなく、心地良い風を感じながらの乗車になります。
こちらの写真に写っている紫の花はラベンダーに似ていますがムスカリというヒアシンスの一種です。こちらは春の花ですが、夏にはユリなどと一緒にラベンダーが咲き誇ります。ラベンダーと同時期にユリもピークを迎えるので、約100種類の百合が見られる世界の百合広場を覗いてみるのも良いでしょう。
この後⑤で紹介する「サッポロさとらんど」とは車で13分の距離です。時間に余裕のある方はラベンダーのハシゴもオススメです。
運行期間：4月下旬〜10月
運行時間：10：00～15：40（20～30分間隔、平日は15:30まで）
運行日：4～9月／毎日運行、10月／土曜・日曜・祝日のみ運行
乗車料金：小学生以上1回360円
- 百合が原公園
- 札幌 / デート / 絶景 / 公園 / 紅葉 / 花畑(5月) / 花畑(6月) / 花畑(7月) / 花畑(8月) / 花畑(9月) / 花畑(10月) / 春のおすすめ観光スポット / 夏のおすすめ観光スポット / ラベンダー / バラ園 / インスタ映え
- 住所：北海道札幌市北区百合が原公園210地図で見る
- 電話：011-772-4722（百合が原公園管理事務所（月～金／8:45～17:15））
- Web：http://yuri-park.jp/
③牧歌的な風景とシティービューが望める！【さっぽろ羊ヶ丘展望台】
クラーク博士が“遙か彼方の永遠の真理”を指差す像でおなじみの札幌を代表する観光スポット。一年を通して様々な表情を見せてくれ、夏の頃には白樺とラベンダーが北海道らしい牧歌的な風景を楽しませてくれます。
運が良ければかわいい羊たちが草を食む姿を間近に見ることも。遠くにいる時でも双眼鏡が設置されているので安心です。草原に、羊に、札幌市の街並みに、ここ1カ所で北海道らしさを存分に味わうことができるでしょう。
毎年ラベンダーの無料刈り取り体験も行っているので、期間中に訪れることができる人はぜひ参加して、北海道の香りをお土産に持ち帰ってください！
ラベンダー無料刈り取り体験の期間：2021年07月08日～2021年07月18日
- さっぽろ羊ヶ丘展望台
- 札幌 / 展望・景観 / 観光名所 / 絶景 / デート / 一人旅 / 女子旅 / 花畑(7月) / 夏のおすすめ観光スポット / ラベンダー / 展望台 / 冬のおすすめ観光スポット
- 住所：北海道札幌市豊平区羊ケ丘1地図で見る
- 電話：011-851-3080
- Web：http://www.hitsujigaoka.jp/
