この記事の目次表示
3〜7月は観光ベストシーズン!
日本と同じように梅や桜も咲き始める3月頃からベストシーズンを迎えます。空気汚染の少ない日には外灘(ワイタン)からの夜景も楽しめるでしょう。またリピーターの方は上海市内から少し足を延ばして、世界遺産のある蘇州や無錫(むしゃく)などを訪れるのもオススメです。
8〜9月中旬は避けた方が無難!
8月は時に40度を超えるという上海の蒸し暑さが、9月は台風の影響による欠航や遅延が、それぞれ懸念されます。LCCの場合、フライト予約の変更やキャンセルがきかないことが多いので、なるべく8〜9月中旬までは避けた方が無難です。どうしてもこの時期の旅行を検討しているのであれば、天候を確認しながらの直前予約が良いかも知れません。
9月下旬〜11月はグルメ旅がオススメ!
- 出典:www.photo-ac.comレストランによっては上海蟹のフルコースが一人300元(約5,025円)程度で食べられることも!
秋から冬の入口にかけては東京よりも晴れる日が多く、再び過ごしやすいベストシーズンとなります。この時期は上海蟹のシーズンを迎えることもあり、食べ歩きなどがオススメです。
お腹にいっぱい卵を持った10月のメス、ねっとりとした白子が旨みを増す11月のオスは上海蟹のなかでも特に最高と言われていますが、筆者の経験上、食べる時期よりも「どこで食べるか」の方が重要な気がします。上海蟹の旬の時期は2月までです。念入りに下調べしてから行きましょう!
中国では10月上旬の約1週間が春節に次ぐ大型連休の国慶節になります。この時期はどこへ行っても日本の比じゃないくらいに大混雑しますので、要注意です!
知っておきたいPM2.5について
中国と言えば真っ先にPM2.5など、大気汚染の影響を心配される人もいるかもしれませんが、大気が汚染されているのは中国に限ったことではありません。残念ながら偏西風に乗って、日本にもかなりのPM2.5が飛散してきています。
現地の人はマスクもせず通常通り暮らしているので、旅行で訪れる程度なら健康被害はまずないと言えるでしょう。大気が最も汚染されるのは暖房設備を使う冬になります。心配な方はインフルエンザの予防も兼ねて、マスクをすることをおすすめします。
筆者が感じたPM2.5のやっかいなところは、本来よく晴れた快晴の日であっても空が真っ白になってしまい寒々しい景色になってしまうことです。写真写りも悪くなってしまうのが残念でした。高層ビル群にある展望台がかすんで見えなくなってしまう日もありました。
iPhoneの標準天気アプリ「The Weather Channel」に上海市と入力すると、空気汚染の程度や視程距離まで確認できます。夜景や展望台からの景色を楽しみたい人は参考にすると良いでしょう。
さいごに
経済成長著しい熱気溢れる街、上海。LCCで足代を安く済ませた分、観光やショッピング、食べ歩きなどを思い切り楽しむことができます。海外なのに思い立ったらすぐ行ける、週末ショートトリップの魅力にハマッてしまうかもしれませんよ!
※記事内の元から円への換算レートは2018年7月現在の1元16.75円で計算しています。