【滋賀】江戸の街並み「近江八幡」1日観光モデルプラン！

この記事の目次表示

• ［10:00］日牟禮八幡宮でお参り
• ［11:00］八幡山から琵琶湖を眺める
• ［12:00］近江牛のしゃぶしゃぶを堪能
• ［13:00］江戸時代の街並み八幡堀を歩く
• ［14:00］船に乗って水郷巡り
• ［15:00］新町通りを歩く
• ［15:30］歴史的建造物を見学
•    旧西川家住宅
•    近江八幡市立資料館（歴史民俗資料館）
•    旧伴家住宅
• 終わりに

［10:00］日牟禮八幡宮でお参り

近江八幡の観光は「日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)」からスタート。日牟禮八幡宮前には無料駐車場もあるので旅の拠点にぴったりです。公共交通機関でアクセスする場合は琵琶湖線「近江八幡」駅から、近江鉄道バスに乗り「大杉町八幡山ロープウェー口」で下車してくださいね。下車後徒歩3分で日牟禮八幡宮です。

• 写真：Emmy日牟禮八幡宮

日牟禮八幡宮は八幡山の麓にある、古くから近江商人に信仰されてきた由緒ある神社です。寺宝には、江戸時代に海外貿易で活躍した商人西村太郎右衛門が寄進したという「安南渡海船額（あんなんとかいせんがく）」をはじめ、祭神である三神の木像などがあり、いずれも国指定の重要文化財になっています。歴史ある神社でまずはお参りです。

• 写真：Emmy

［11:00］八幡山から琵琶湖を眺める

八幡宮からすぐの所に八幡山ロープウェー乗り場があります。「八幡山」は標高約280mの小さな山で、ハイキングコースもあるので登山することも可能です（片道約30～40分程度）。今回はまだ旅の序盤ですので、体力温存のためロープウェーを選びます。

ロープウェーを利用すれば、あっという間に山頂に着きます。山頂に展望スポットが数か所ありますので、それぞれの景色を覗いてみてください。

• 写真：Emmy

遠くには滋賀県のシンボル「琵琶湖」が望め、その景観は美しいの一言。ほっと心が安らぐ、のんびりとした景色が広がります。

八幡山の山頂には豊臣秀次が築いた城跡も残されています。現在は石垣を残すのみとなりましたが、本丸跡には村雲瑞龍寺が建っています。興味がある方は立ち寄ってみて下さいね。

［12:00］近江牛のしゃぶしゃぶを堪能

八幡山をおりたら、そろそろお昼にしましょう。近江八幡に来て絶対頂きたいのが近江牛です。近江牛が食べられる人気店はいくつかありますが、今回は老舗の近江牛専門店「まるたけ近江西川」を訪れます。日牟禮八幡宮からもほど近い場所にあります。

1階は精肉屋になっており、レストランでは新鮮な近江牛がいただけます。

• 写真：Emmy近江牛すき焼き御膳 3,850円(税込)

おすすめはやっぱりしゃぶしゃぶです。とろけるような柔らかさの絶品近江牛はたまりません。こんなに美味しいお肉が、ランチではお手頃価格でいただけるので嬉しいですね。

［13:00］江戸時代の街並み八幡堀を歩く

お腹がいっぱいになったら午後の部スタートです。近江八幡観光のハイライト「八幡堀」に向かいます。琵琶湖に続く八幡堀は安土桃山時代に整備され、近江八幡が発展するきっかけとなったとなりました。

• 写真：Emmy八幡堀

お堀に沿って白壁の土蔵や旧家が立ち並び、まるで江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気です。映画『るろうに剣心』、NHK朝ドラ『あさがきた』や、その他多くの時代劇のロケ地となっています。

• 写真：Emmy

［14:00］船に乗って水郷巡り

お堀沿いをのんびり歩くのも気持ちがよいですが、ぜひ船に乗って名物の水郷巡りも楽しみましょう。また違った角度から八幡堀を堪能することができます。

船はモーター船と手漕ぎ和船の2種類があります。モーター船の方が航路はやや長く、手漕ぎ和船は船頭さんの説明を楽しみながらゆったり周るイメージです。それぞれ良さがありますので、好きな方にお乗りくださいね。

• 写真：Emmyモーター船

• 写真：Emmy手漕ぎ和船

［15:00］新町通りを歩く

八幡堀からほど近い「新町」周辺は、国の重要伝統的建造物保存地域となっています。江戸時代末期から明治にかけて建築された商家が残り、風情ある景観が魅力です。

• 写真：Emmy新町の町並み

白壁が眩しい立派なお蔵も残されています。

• 写真：Emmy

［15:30］歴史的建造物を見学

新町通りではいくつかの商家や資料館に入ることができ、近江商人のかつての暮らしぶりを垣間見ることができます。

特に必見の3つの建物をご紹介します。

旧西川家住宅

まずは「旧西川家住宅」。江戸時代から明治時代前半にかけて活躍した近江商人西川利右衛門の屋敷で、国の重要文化財にも指定されています。

• 写真：Emmy旧西川家住宅

中はとても広々としており、立派なお座敷から見る庭も素敵です。

近江八幡市立資料館（歴史民俗資料館）

「近江八幡市立資料館（歴史民俗資料館）」では、当時の帳場風景や生活様式を覗くことができます。まるで時代劇のセットのようで、歴史好きにはたまらない空間です。

• 写真：Emmy近江八幡市立資料館(歴史民俗資料館）

旧伴家住宅

重厚でひと際目を惹く建物「旧伴家住宅」は、かつての商人の大豪邸です。江戸時代以降は小学校や図書館などに利用され、大切に守られてきました。

• 写真：Emmy旧伴家住宅

当時としては珍しい3階建てで、建物を支える立派な柱や梁を見ることができ、建築物好きにもおすすめです。伝統人形なども展示されています。

以上で観光モデルプランは終了になります。最後はお土産屋さんや甘味処に入ったり、八幡堀を歩きながら旅を締めても良いでしょう。時間の許す限り近江八幡を楽しんで下さいね。

終わりに

いかがでしたか？

• 写真：Emmy

江戸の風情がたっぷり詰まった近江八幡観光。とにかく歴史好きにおすすめで、一人旅にはもちろんのこと、家族旅にもぴったりです。のんびりとした時間が流れているのが魅力で、どのエリアもゆっくりと観光することができます。ぜひ近江八幡の良さを味わってきてくださいね。