ツェルマットは標高1,620mに位置する街で、マッターホルンをはじめとする、アルプスの山々を堪能できる人気の高い観光地です。ハイキングやスキーを目的に訪れる人が多いですが、ロープウェイや鉄道での観光も楽しむことができます。筆者が滞在した間は雲が多く、残念ながらほとんどマッターホルンを見ることはできませんでしたが、「見えるとしたらココ!」というところも含め、筆者が撮影した写真と合わせてご紹介します。
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フォトスポット7選
地図上に引いた線は主要な交通ルートです。Aがツェルマット駅、青は徒歩ルート、緑はケーブルカー、オレンジはゴルナーグラード鉄道、紫がスネガエクスプレスです。天候や季節によって運休などあるかもしれないので、詳細は現地で確認してください。
また、地図上には、下記で紹介する【1】〜【7】に行くのに使うであろう交通ルートのみを記載しています。その他の交通手段などの詳細は現地の観光案内所や駅で地図をもらって確認してください。
今回ご紹介するフォトスポットは、季節によって見られる景色が大幅に異なる可能性がありますので、現地の天候などは公式サイトのウェブカメラや天気予報をご確認ください。
【1】Matterhorn Glacier Paradise(マッターホルン・グレッシャー・パラダイス)
ヨーロッパで一番標高の高いケーブルカーの駅で、展望台や簡単なカフェ、氷の博物館のような施設があります。展望台からはマッターホルンやアルプスの山々を見ることができます。
ブライトホルンという山です。
東の空は晴れていました。
晴れていれば、このあたりにマッターホルンが見えるはずです。
- マッターホルン・グレッシャー・パラダイス
- スイス / 駅・空港・ターミナル / 展望・景観
- 住所:Matterhorn Glacier Paradise地図で見る
【2】Schwarzsee(シュヴァルツ湖)
ケーブルカーの窓からの景色で気がつくと思いますが、マッターホルンが大きく見えるところに駅があります。ズームにせずとも迫力ある写真を撮ることができます。
駅を降りて西側です。
駅の東側も小屋があり素朴な景色の写真が撮れます。
【3】Gornergrat(ゴルナーグラート)
ゴルナーグラート鉄道の終点駅で、ツェルマットで一番人気がある展望台です。マッターホルンをはじめとした、壮大な山々や氷河を見ることができます。
雲の隙間からチラッとマッターホルンが見えています。
左がモンテローザ、右がリスカム、間がグレンツ氷河です。
ゴルナーグラート鉄道。終点駅なのでゆっくり撮影できます。
【4】Riffelsee(リッフェル湖)
逆さマッターホルンで有名なのがリッフェル湖です。風と雲のない日の午前中が狙い目です。ゴルナーグラート鉄道のRotenboden駅から歩いて5分の距離ですが、せっかくなので一駅先のRiffelberg駅までハイキングしてみるのはいかがでしょうか。
写真に写っている植物は、アルペンヴォルグラスという綿の花のような夏の高山植物です。
晴れていれば湖の東側から逆さマッターホルンが見えるようです。風のない午前中に行きましたが、あいにくのお天気でした。