シドニー
シドニー観光
シティもビーチも楽しめる南半球最大の都市

シドニーで本場のオージービーフ・ステーキ【チョップハウス】

取材・写真・文:

オーストラリア在住
訪問エリア:28ヶ国

2020年1月12日更新

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写真:Mayumi Iwasaki

オーストラリアに訪れたら食べておきたいグルメの1つと言えば「オージービーフ」。シドニー・シティ中心にある「CHOPHOUSE SYDNEY(チョップハウス・シドニー)」で、本場オージービーフの絶品ステーキを食べてみませんか。

この記事の目次表示

CHOPHOUSE SYDNEY(チョップハウス・シドニー)

  • 写真:Mayumi Iwasaki

「チョップハウス・シドニー」はシドニーCBD(ビジネス中心区域)のど真ん中、シティの中心にあるステーキハウスです。近隣には金融会社や投資銀行などのビルが建ち並ぶオフィス街の一角、Bligh Cambersというビルの1Fにあります。

  • 写真:Mayumi Iwasaki外部にはテラス席もあり、天気のよいランチ時にはお昼からビールとステーキを楽しむ人で溢れます。

入り口は大きくはありませんが、店内に一歩入るとワインセラーも兼ねた壁が立ち上がっている、吹き抜けの大空間が広がります。照明が落とされた少し薄暗い店内が、いい意味で大衆的ではなく、まるでムーディなバーのような雰囲気です。

  • 写真:Mayumi Iwasaki

インテリアは高級店にありがちな格式あるエレガントなものではなく、シックな中にも独特なインダストリアルな世界感が溢れています。シドニーのレストランはインテリアに凝った素敵な場所が多いなと感心させられます。

様々な種類から選べるステーキ

スターターにはシドニーの定番、小ぶりですが濃厚な味が特徴のSydney Rock Oyster(シドニー・ロック・オイスター)を始め、シーフードやカンガルー肉など美味しそうなメニューがたくさんあります。

  • 写真:Mayumi IwasakiChopuhouseの"chop(叩き切る)"に因んだ包丁のロゴマーク

ステーキはPasture Fed(グラスフェッド / 牧草飼育)やGrain Fed(穀物飼育)、Wagyu(霜降りが人気のオーストラリア産和牛)の10種類ある中から選べ、その他にも3〜4人でシェアできるダイナミックなトマホーク・リブなどもあります。とてもフレンドリーな店員さんの丁寧なアドバイスの元、お好みのステーキを選びましょう。

  • 写真:Mayumi Iwasakiサーロイン / Dry Aged Sirloin on the Bone 400g($69.00 / ¥5,230)ペッパーソース

程よい柔らかさと噛み応えが特徴のサーロインのステーキは、Dry Aging(乾燥熟成)されたせいかとても柔らかく、旨味がぎゅっと凝縮された濃厚な味わいです。

  • 写真:Mayumi Iwasakiスコッチ・フィレ / Scotch Fillet 300g($47.00 / ¥3,560) チミチュリソース

オーストラリアではメジャーな部位であるスコッチ・フィレは、日本で言う「リブロース」のこと。適度な脂肪分とジューシーさがあり、バランスの取れた味わい深さが特徴です。噛めば噛むほどお肉の旨味がジュワッと染み出します。

  • 写真:Mayumi Iwasakiグラスフェッドのフィレ / Fillet Steak 200g($46.00 / ¥3,490)赤ワインソース

フィレステーキは、オーストラリアの広大な大地で育まれたPasture Fed(グラスフェッド / 牧草飼育)のお肉。一般的に特有の臭みがあると言われますが、お肉の臭みは全く感じません。赤身が多く脂身少なめですが、サーロインやスコッチフィレよりも格段に柔らかで、より繊細な味わいです。

ステーキ・ソースは、マッシュルームやマヨネーズ系のベアルネーズなど7種類の中から選べます。サーロインにはペッパーソース、フィレには赤ワインソース、スコッチフィレにはチミチュリソースをチョイスしましたが、どれもお肉の味がしっかりと感じられるので、上質なお肉の味を堪能したい時はソースは付けずお塩だけで十分です。

  • 写真:Mayumi Iwasakiサイド・メニューはスパイシーなBroccolini(ブロッコリーニ $12.00 / ¥910)とクリーミーなChamp Mash Potate(チャンプ・マッシュポテト $10.00 / ¥870)

お肉メニューの付け合わせはサイドメニューの中から選びます。こちらはオーストラリアではメジャーな野菜Broccolini(ブロッコリーニ)のガーリック・ソテーとChamp Mash Potate(チャンプ・マッシュポテト)。因みにお代わり自由のパンも絶品です!

  • 写真:Mayumi Iwasaki外側カリカリ、中はモチモチのパンはお替り自由

デザート・メニューも充実しているので、お腹に余裕があったら是非トライしてみましょう。お肉でお腹がいっぱいになってしまうのでデザートまで到達するのは少し難しいですが、周りのお客さんの中にはしっかりチーズケーキやチョコレートケーキなどを平らげている強者も。

美味しい肉料理に合わせたいワインやカクテル

  • 写真:Mayumi Iwasaki

ワインはヨーロッパのものからニューワールドのものまで揃えています。月毎に1つのブドウの品種をフィーチャーしたキャンペーンも行なっており、様々な産地のワインを飲み比べ可能。因みに2019年5月現在は深い果実味がありながらタンニンと酸味のバランスが良い、ステーキとの相性抜群のMalbec(マルベック)です。

  • 写真:Mayumi Iwasakiバロッサ・ヴァレーの果実味のあるShiraz(シラーズ) Longmeil Valley Floor Shiraz 2016

お肉に合いそうなサウス・オーストラリア州Barossa Valley(バロッサ・ヴァレー)のShiraz(シラーズ / ヨーロッパではSyrah・シラー)は、オーストラリアらしいパンチある果実味を感じるフルボディです。オーストラリアを訪れたらバロッサ・ヴァレーかMcLaren Vale(マクラーレン・ヴェイル)、Hunter Valley(ハンター・ヴァレー)辺りのシラーズをトライしてみましょう。

  • 写真:Mayumi Iwasaki

オリジナル・カクテルも充実していて、バーのみで利用可能なスナックメニューもあります。ステーキを食べに来るだけでなくて、ちょっと軽く一杯飲みたい時にも利用できそうですね。

バーカウンター天井にある牛骨のシャンデリアも、個性的でスタイリッシュです。

  • 写真:Mayumi Iwasaki

シドニーでオージービーフを堪能

「敷居が高いレストランは行きづらい、でもカジュアルなお店やパブよりはちゃんとしたステーキが食べたい!」という方にオススメのステーキ・ハウスです。

  • 写真:Mayumi Iwasaki

フォーマルな装いが必要な格式高い雰囲気ではないので、カジュアルでありながらも上質で、風味豊かなオージービーフが楽しめます。食べる量、飲む量によっては全然カワイイお値段にはなりませんが、シドニーに訪れた際は是非「チョップハウス」でオージービーフを堪能してみてはいかがでしょうか。

チョップハウス・シドニー
シドニー / 肉料理
住所:Level 1/25 Bligh St, Sydney NSW 2000地図で見る
電話:02-9231-5516
Web:https://www.chophousesydney.com.au/home

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この記事を書いたトラベルライター

シドニー在住 / 建築好きフォトグラファー&ライター
東京生まれ、子供時代をメキシコやイギリスで過ごした後、現在は都市と自然が隣接するマルチカルチュラルな街、オーストラリア・シドニー在住。
元「建築士&インテリアデザイナー」で、現在は「フォトグラファー&ライター」のmayumiです。

旅が大好きで、訪れた国は北米やアジア、ヨーロッパなど合わせて28ヶ国60都市以上。

専門のインテリアや建築、アートなど、デザインインスピレーションを刺激するものを始め、在住者だからこそお伝えできるシドニーのライフスタイル、美味しいもの、素敵なお店やフォトジェニックな風景などをご紹介します。
https://sydneytales.com/

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