オーストラリアに訪れたら食べておきたいグルメの1つと言えば「オージービーフ」。シドニー・シティ中心にある「CHOPHOUSE SYDNEY(チョップハウス・シドニー)」で、本場オージービーフの絶品ステーキを食べてみませんか。
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CHOPHOUSE SYDNEY(チョップハウス・シドニー)
「チョップハウス・シドニー」はシドニーCBD(ビジネス中心区域)のど真ん中、シティの中心にあるステーキハウスです。近隣には金融会社や投資銀行などのビルが建ち並ぶオフィス街の一角、Bligh Cambersというビルの1Fにあります。
入り口は大きくはありませんが、店内に一歩入るとワインセラーも兼ねた壁が立ち上がっている、吹き抜けの大空間が広がります。照明が落とされた少し薄暗い店内が、いい意味で大衆的ではなく、まるでムーディなバーのような雰囲気です。
インテリアは高級店にありがちな格式あるエレガントなものではなく、シックな中にも独特なインダストリアルな世界感が溢れています。シドニーのレストランはインテリアに凝った素敵な場所が多いなと感心させられます。
様々な種類から選べるステーキ
スターターにはシドニーの定番、小ぶりですが濃厚な味が特徴のSydney Rock Oyster(シドニー・ロック・オイスター)を始め、シーフードやカンガルー肉など美味しそうなメニューがたくさんあります。
ステーキはPasture Fed(グラスフェッド / 牧草飼育)やGrain Fed(穀物飼育)、Wagyu(霜降りが人気のオーストラリア産和牛)の10種類ある中から選べ、その他にも3〜4人でシェアできるダイナミックなトマホーク・リブなどもあります。とてもフレンドリーな店員さんの丁寧なアドバイスの元、お好みのステーキを選びましょう。
程よい柔らかさと噛み応えが特徴のサーロインのステーキは、Dry Aging(乾燥熟成)されたせいかとても柔らかく、旨味がぎゅっと凝縮された濃厚な味わいです。
オーストラリアではメジャーな部位であるスコッチ・フィレは、日本で言う「リブロース」のこと。適度な脂肪分とジューシーさがあり、バランスの取れた味わい深さが特徴です。噛めば噛むほどお肉の旨味がジュワッと染み出します。
フィレステーキは、オーストラリアの広大な大地で育まれたPasture Fed(グラスフェッド / 牧草飼育)のお肉。一般的に特有の臭みがあると言われますが、お肉の臭みは全く感じません。赤身が多く脂身少なめですが、サーロインやスコッチフィレよりも格段に柔らかで、より繊細な味わいです。
ステーキ・ソースは、マッシュルームやマヨネーズ系のベアルネーズなど7種類の中から選べます。サーロインにはペッパーソース、フィレには赤ワインソース、スコッチフィレにはチミチュリソースをチョイスしましたが、どれもお肉の味がしっかりと感じられるので、上質なお肉の味を堪能したい時はソースは付けずお塩だけで十分です。
- 写真:Mayumi Iwasakiサイド・メニューはスパイシーなBroccolini(ブロッコリーニ $12.00 / ¥910)とクリーミーなChamp Mash Potate(チャンプ・マッシュポテト $10.00 / ¥870)
お肉メニューの付け合わせはサイドメニューの中から選びます。こちらはオーストラリアではメジャーな野菜Broccolini(ブロッコリーニ)のガーリック・ソテーとChamp Mash Potate(チャンプ・マッシュポテト)。因みにお代わり自由のパンも絶品です!
デザート・メニューも充実しているので、お腹に余裕があったら是非トライしてみましょう。お肉でお腹がいっぱいになってしまうのでデザートまで到達するのは少し難しいですが、周りのお客さんの中にはしっかりチーズケーキやチョコレートケーキなどを平らげている強者も。
美味しい肉料理に合わせたいワインやカクテル
ワインはヨーロッパのものからニューワールドのものまで揃えています。月毎に1つのブドウの品種をフィーチャーしたキャンペーンも行なっており、様々な産地のワインを飲み比べ可能。因みに2019年5月現在は深い果実味がありながらタンニンと酸味のバランスが良い、ステーキとの相性抜群のMalbec(マルベック)です。
お肉に合いそうなサウス・オーストラリア州Barossa Valley(バロッサ・ヴァレー)のShiraz(シラーズ / ヨーロッパではSyrah・シラー)は、オーストラリアらしいパンチある果実味を感じるフルボディです。オーストラリアを訪れたらバロッサ・ヴァレーかMcLaren Vale(マクラーレン・ヴェイル)、Hunter Valley(ハンター・ヴァレー)辺りのシラーズをトライしてみましょう。
オリジナル・カクテルも充実していて、バーのみで利用可能なスナックメニューもあります。ステーキを食べに来るだけでなくて、ちょっと軽く一杯飲みたい時にも利用できそうですね。
バーカウンター天井にある牛骨のシャンデリアも、個性的でスタイリッシュです。
シドニーでオージービーフを堪能
「敷居が高いレストランは行きづらい、でもカジュアルなお店やパブよりはちゃんとしたステーキが食べたい!」という方にオススメのステーキ・ハウスです。
フォーマルな装いが必要な格式高い雰囲気ではないので、カジュアルでありながらも上質で、風味豊かなオージービーフが楽しめます。食べる量、飲む量によっては全然カワイイお値段にはなりませんが、シドニーに訪れた際は是非「チョップハウス」でオージービーフを堪能してみてはいかがでしょうか。
- チョップハウス・シドニー
- シドニー / 肉料理
- 住所:Level 1/25 Bligh St, Sydney NSW 2000地図で見る
- 電話:02-9231-5516
- Web:https://www.chophousesydney.com.au/home