【天女の湯】がある兵庫県北部「但馬地方」は、春〜秋は山や川の自然、冬はウィンタースポーツが楽しめる場所がいっぱい!そんな中で思いっきり遊んだ後は、アクセス便利な温泉でツルツルお肌になりませんか?「氷ノ山八鹿I.C.」や人気の「道の駅ようか但馬蔵」にも近くて便利!
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どこへ行くにも気軽に寄れる【天女の湯】
今回ご紹介する【天女の湯】は、とても自然豊かな 養父市八鹿(やぶしようか)にあり、周囲にはたくさんの観光スポットがあります。
例えば、日本でも有数な 氷ノ山(ひょうのせん)や鉢伏山(はちぶせやま)は、自然遊びの宝庫。また、日本のマチュピチュと言われる 竹田城跡 が近く、日本海へ抜ければ 山陰海岸ジオパーク が。京都(天橋立など)や鳥取(砂丘など)にもアクセスしやすい地域です。
そんな観光のついでに【天女の湯】に立ち寄ってみませんか?観光で主要になる道路の1つ 国道9号 沿いにあり、「北近畿豊岡自動車道」の 氷ノ山八鹿I.C. もすぐ近くにあるという、便利な立地なんです。
- 出典:tripnote.jp
また、養父市の特産品や朝採れ野菜が買える、味わえる【道の駅ようか 但馬蔵】がすぐ隣にあり、ショッピングや腹ごしらえと併せて、温泉につかるのも良いですね。
【天女の湯】で “天女の肌” になっちゃおう!
【天女の湯】と名付けられた所以は、この温泉にたっぷり含まれている泉質「炭酸水素イオン」。日本の温泉は様々な効能がありますが、その中でも “美肌の湯” と言われる代表的な泉質です。
「炭酸水素イオン」というと難しく聞こえるかもしれませんが、私たちの生活に身近な「重曹」と言えば分かりやすいでしょうか。お掃除、洗濯、消臭、汚れ落とし、料理にも活躍していますね。
温泉の場合、お肌の角質や毛穴の汚れを乳化して洗い流し、皮膚をなめらかにする効果があるそうです。そんな「炭酸水素イオン」がたっぷりの温泉だから「天女のようなつや肌になる」=「天女の湯」というわけです。
塩分やマグネシウムも豊富
【天女の湯】は「炭酸水素イオン」がとても多いだけではなく、塩分 や マグネシウム も豊富に含まれているのも特徴。
「炭酸水素イオン」はクレンジング効果が高い一方で、入浴後は肌が乾燥してしまうというデメリットもあります。そんな “美人の湯” に対して “美人の仕上げの湯” と呼ばれるのが、塩分 の高い温泉です。お肌に塩分が付くと、汗の蒸発を防ぐので、湯冷めしにくく保湿されるんだそう。
こちらのお湯は、その両方を兼ね備えています。炭酸水素イオン + 塩分 の相乗効果で、まさに美肌が期待できそうですね。また、マグネシウム は、血圧を下げたり、痛みを和らげる鎮静作用があります。
自然を感じられる広々とした施設
さて、そんな素晴らしい泉質を持つ【天女の湯】は2階建てですが、小高い「とが山」の中腹にあるので駐車場からは平屋に見えます。中はとっても広々!周辺は開けているので、たくさんある窓から明るい陽の光が燦々と入り、とても解放的な雰囲気です。
入浴料は先に券売機で購入して窓口に出します。大人(中学生以上)700円、小人(3歳以上)400円です。大人数のご家族や、何度も訪れる方は11枚綴りで6,000円がおすすめ!
なお、タオルは有料になるので、余裕のある方は持参すると良いと思います。
男湯と女湯は1階と2階で入れ替え制
暖簾の向こうは撮影禁止なので温泉の写真はここまでですが、女湯と男湯は1階と2階に別れており、1週間ほどのペースで入れ替わります。どちらにも、大風呂、露天風呂、マッサージ(泡)風呂がありますが、露天風呂は1階の「森の湯」がとてもいい雰囲気です。
自然石を使ったお風呂で、周辺は木立に囲まれている、なんとも清々しい雰囲気。お風呂の石には、積み重なった温泉の養分がいっぱいついており、泉質の良さが伺えます。
体の不自由な方も安心の「ケア温泉」
【天女の湯】の浴場にはもう一つ、「ケア温泉」があります。これは 要予約 の個人専用風呂。足腰の不自由な方、車椅子の方、他人に見られたくない傷などがある方が、安心して温泉に入られるように、理学療法士や作業療法士が工夫を凝らして設計しているのです。
個室利用料として別途1,000円かかりますが、障害者手帳や介護保険証をお持ちいただければ半額の500円になります。
温泉施設について詳しくは、こちらをご覧ください。
のんびりできる休憩室
お風呂上がりに、ごろんと座敷に寝転がってテレビを観る…そんなのも温泉施設の楽しみの一つだったりしますよね。【天女の湯】にも、もちろんのんびりできる休憩室があります。ここから近い場所にある観光スポットのパンフレットやポスターもたくさんあるので、情報収集もできます。
お風呂上がりお約束の「牛乳瓶」が買える自動販売機も。
目の前には、養父市の名産品が売られているショップもあるので、物色してみてはいかがでしょう。