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関宿でランチやカフェでの休憩を楽しもう
風情ある関宿の街並みを歩きながら、ランチをいただいたり、カフェでドリンク、スイーツを味わうのも楽しいものです。飲食店は少なめですが、旅の気分を盛り上げてくれる、個性豊かなお店もありますよ。こちらでは、そのうち2店を紹介いたします。
和洋レストラン 山石
和洋レストラン 山石は、関宿のちょうど真ん中ぐらいにある食事処です。古民家風の落ち着いた雰囲気の店内で、和食から洋食までさまざまな料理をいただくことができます。
観光客に人気のメニューは「関宿弁当」(780円)です。注文してしばらく待つと、このような風呂敷に包まれたお弁当が運ばれてきます。
風呂敷を広げると、中は二段のお重になっています。ここに、焼き魚や煮物、野菜の天ぷら、きんぴらごぼう、出汁巻き卵などが詰まっています。お手頃な価格ながら、さまざまなおかずが味わえるのがうれしいですね。
- 和洋レストラン 山石
- 三重 / 和食 / 洋食・西洋料理
- 住所:三重県亀山市関町中町521地図で見る
- 電話:0595-96-0339
ウーノ ボーノ
ウーノ ボーノは、関宿の西側にあるカフェです。明るく洒落た雰囲気の店内では、洋食のランチやアラカルト、ドリンク、スイーツがいただけます。車好きのマスターが経営しておられ、店内には車が展示されています。
筆者は休憩のために立ち寄り、スイーツとドリンクをいただきました。自家製のティラミス(500円)は、ランチの後でも食べられるよう軽めに仕上げられており、さっぱりとした後味が特徴です。香り高いコーヒー(450円~)との相性も良く、至福のひとときが過ごせます。スイーツと一緒に注文すると、ドリンクが100円引きになりますよ。
- ウーノ ボーノ
- 三重 / カフェ・喫茶店 / ランチ
- 住所:三重県亀山市関町新所1185地図で見る
- 電話:0595-96-1739
- Web:https://ameblo.jp/cafe-unobuono/
おみやげを買い求めよう
散策のさいごには、お土産を買って帰りませんか?関宿には、江戸時代から親しまれてきた和菓子があり、素朴で上品な味わいが人気です。
銘菓 関の戸 (深川屋)
関宿にある「深川屋」は、江戸時代から14代続く和菓子屋です。立派な町屋の店内では、江戸時代から配合や作り方を変えていないという餅菓子「銘菓 関の戸」を買うことができます。
銘菓 関の戸は、小豆のこし餡をぎゅうひ餅で包み、徳島特産の和三盆をまぶしたものです。和三盆の上品な甘さと、ほろりと口の中で崩れる食感は、一度味わうとまた食べたいと思わせる美味しさです。一口大なので、ちょっとしたお茶うけには最適でしょう。日持ちは、常温保存で製造日から15日ですので、お土産として安心して買い求めることができますね。
銘菓 関の戸には、ほかにも石臼でひいた亀山茶の粉末をまぶした「お茶の香」などもあります。筆者が訪れた際には、古来より日本で親しまれてきた柑橘「やまとたちばな」を使用したものも、期間限定で販売されていました。
- 深川屋
- 三重 / スイーツ / 和菓子店
- 住所:三重県亀山市関町中町387地図で見る
- 電話:0595-96-0008
- Web:http://www.sekinoto.com/
志ら玉 (前田屋製菓 関店)
歴史を感じさせる店構えの前田屋製菓 関店では、関宿名物の和菓子「志ら玉」を買い求めることができます。こちらも、江戸時代から街道をゆく旅人らに親しまれてきたものだそうです。
志ら玉は、北海道産小豆で作ったこし餡を、上新粉の餅で包んだものです。シンプルなお菓子ですが、四季をあしらった3色の飾りが添えられ、見た目も可愛らしく仕上がっています。
甘さは控えめで、程よい大きさなので、ランチの後でも食べられます。1個(90円)からでも買えるので、食べ歩きにも良いですね。日持ちは3日間で、真空包装の箱入りは6日間です。
- 志ら玉屋 前田屋製菓 関店
- 三重 / スイーツ / 和菓子店
- 住所:三重県亀山市関町中町407地図で見る
- 電話:0595-96-0280
- Web:http://www.maedayaseika.com/
関宿へのアクセス
公共交通機関で
JR関西本線「関駅」下車 徒歩約8分
車で
名阪国道(国道25号線) 関インターから約5分。
亀山市役所 関支所西側の「関宿観光駐車場」を利用してください。
おわりに
宿場町として栄えた「関宿」はいかがでしたか?江戸時代の町家がずっと続く街並みを歩き、当時の旅人が泊まった宿を見学したり、長い歴史のある銘菓を味わえば、タイムスリップしたような気分を味わえるでしょう。幹線道路や鉄道の駅からも近いので、気軽に訪れてみてくださいね。