写真：まきまき遊牧国家であるモンゴルでは、家畜動物は人々の命の源となっています。古くから動物の肉を食べ、その皮や毛で作った物を使うなどして暮らしてきました。そんな文化を持つモンゴルで、お土産購入の定番スポットとおすすめのお土産の数々を紹介します。
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動物に支えられたモンゴルの生活
写真：まきまき
モンゴルといったらどこまでも続く大草原をイメージする方も多いかと思いますが、実際に首都のウランバートルから少し郊外へ移動するだけで大自然が広がり、無数のヒツジやヤギや馬の群れを見かけます。
このような広大な大地にゲル(移動式住居)を建て、家畜の世話をしながら暮らす遊牧民たちの生活スタイルは、はるか昔から変わりません。そしてその遊牧民が育てている動物たちは、モンゴルの人々の暮らしも支えています。
モンゴルの食生活は野菜をあまり摂らない肉食で、ヒツジ肉を中心に馬や牛なども食します。そうして動物の肉や乳からエネルギーを蓄え、毛や皮で作られた物を身に付け、極寒となる厳しい冬を乗り越えています。これらの背景から、モンゴルでは動物の毛や皮製品が多く流通しています。
モンゴルでは動物の毛や皮製品のお土産が豊富
モンゴルでは動物の毛や皮製品が安く、お得なショッピングが楽しめます。特に冬はマイナス30度以下にもなる極寒地なので、暖かな防寒グッズが豊富です。品質はピンキリですが、もちろん良いものも売られているので、しっかりと見定めてから購入しましょう。
なんでも売ってる青空市場「ナラントール ザハ」
- 写真：まきまき
モンゴル最大の市場「ナラントール ザハ」は、生活用品から車のエンジン、家具や移動式住居のゲルなど、ここに来れば手に入らないものはないくらい品揃えが豊富です。
見て歩くだけでも楽しめるので観光としてもおすすめですが、このような場所にはスリが多くいるので気をつけましょう。貴重品をポケットやリュックに入れないようにし、大事なものは最小限にして持ち歩くのが一番です。
あったかキツネのふかふか帽子
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極寒地の冬は耳あてや帽子が必需品です。そんなときにあると便利なのが、このふかふか帽子。これならモンゴルの冬も問題なく越せそうです。こちらはキツネの毛でできているそうですが、色々なかぶり方ができるほか、マフラーとして首を覆うことも可能です。値段は約3,200円です。
雪でも安心モコモコブーツ
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ナラントール ザハの靴屋には、極寒地対応のものから普段使いのものまで幅広く売られています。写真のブーツは内側が綿になっているもので、お値段は約3,900円。そのほか動物の毛で作られた暖かなブーツもたくさんあり、珍しいところではトナカイの毛のステキなデザインのものも見つかります。ただそちらはお値段が少し高くなり、3万円くらいです。
丈夫でかわいいフェルト製品
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モンゴルにはフェルト製品がとても多いです。フェルトのスリッパは丈夫で暖かなので、普段使いだけでなくプレゼントにしても喜ばれるでしょう。値段はものによって1,000円くらいからあるので、手頃なお買い物になるのではないでしょうか。
もしも冬の極寒地を過ごすならば、厚手のブーツにフェルトの中敷を入れ、ウールの厚手の靴下を履くとベストです。それらが売られているコーナーも多くあるので、ブーツと冬のアイテムをセットで購入しておけば安心です。中敷は非常に安く約100円くらい、靴下も200〜300円くらいで購入できます。
モンゴルの民族衣装デール
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こちらは動物製品ではありませんが、モンゴルにはデールという民族衣装があり、現代でも普段着として身につけている人を見かけます。デールは市場で布を買って仕立てることができ、値段は素材によって異なりますが、5,000〜1万円くらいで購入できるかと思います。
ウランバートルの高級店「ノミンデパート」
- 出典：www.photo-ac.com※写真はイメージです
「ノミンデパート」は、ウランバートルの中心にある高級デパート。ここでは衣類や小物や食品などが手に入ります。フェルト製品や毛皮はもちろん売っていますが、カシミヤ製品もおすすめらしく、品質も悪くないので長期的に使うストールなどは、ノミンデパートで選ぶといいかもしれません。
そのほかモンゴルならではのお土産もたくさんあるので、あまりあちこち行く時間がない時には、ノミンデパートだけでお土産探しを済ますのもいいかと思います。ただお値段は先に紹介した市場などで買うよりも、やはりお高めになってしまいます。
- ノミンデパート
- モンゴル / ショッピングモール・デパート
- 住所：WW84+QG ウランバートル, モンゴル地図で見る
- Web：https://eshop.nomin.mn
