この記事の目次表示
Het Klederdrachtmuseum (The Costume Museum)
Het Klederdrachtmuseumは、Het Grachtenhuisと同じ運河の対岸に位置しています。民族衣装のミュージアムです。
小ぢんまりとしたミュージアムで、オランダ各地の民族衣装が展示されています。地域によって伝統的な衣装がどう異なるのか、また、冠婚葬祭などの特別なイベント時にどのような衣装が使われたのかがわかりやすく説明されています。
写真：トラベルライター素敵な伝統衣装
カラフルで繊細な衣装は眺めているだけでも楽しいです。
- Het Klederdrachtmuseum
- オランダ / 博物館・美術館 / 博物館
- 住所：Herengracht 427 1017 BR Amsterdam地図で見る
- 電話：20-8452399
- Web：http://hetklederdrachtmuseum.nl/
Museum of Prostitution - Red Light Secrets
最後に紹介するRed Light Secretsは大人向けです。子供を連れて訪問することはオススメしません。
アムステルダムには、有名なRed Light Districtと呼ばれる風俗街があります。ご存知の方も多いと思いますが、オランダでは売春は合法です。飾り窓と呼ばれる全面ガラス張りのドアの内側に下着姿の売春婦が立ち、軒に赤いランプを灯して客を誘います。
そんな風俗街の中心部にあって、売春婦の生活を垣間見ることができる場所、それがRed Light Secretsです。
- 写真：トラベルライターRed Light Districtの夜
ここでは飾り窓の内側がどうなっているのか体験できます。性犯罪の実態がわかる展示もあります。また、どういう仕組みで売春が成り立っているか、売春婦は売り上げの中から税金を納めるかわりにどのように保護されているか、など外から見ているだけではよくわからない情報も満載です。
- 写真：トラベルライター国ごとに異なる売春に関する法律
上の写真は、国ごとに法的に売春が許されているかどうかを色分けした地図です。何故か日本だけ「商業的な性交は無し」といういまいちよくわからないカテゴリーに分類されています。なかなか深いですね・・・。このようなトリビア的な知識も散りばめられた展示で面白いです。
大人の世界であるRed Light Districtを、別の観点から眺めて見たい人にはオススメです。ちなみに、ミュージアムの中は写真撮影OKですが、実際の飾り窓のお店は写真撮影禁止なので注意してください。
- 写真：トラベルライター"Respect sexworkers all over the world"
ミュージアムの近くには、世界中のセックスワーカーの権利を尊重するために建てられたBelleという女性の像などもあるので探してみてください。
- Museum of Prostitution - Red Light Secrets
- オランダ / 博物館・美術館 / 博物館
- 住所：Oudezijds Achterburgwal 60 1012 DP Amsterdam地図で見る
- 電話：20-8467020
- Web：http://www.redlightsecrets.com/
観光客向けのパス、I Amsterdam Card
最後に、I Amsterdam Cardを紹介したいと思います。
ミュージアムは楽しいですが、それぞれ入場料がかかります。複数のミュージアムに行くと意外とお金がかかってしまう、という結果になりかねません。そんなときに便利なのがI Amsterdam Cardです。
これは観光客向けのフリーパスでバス、トラム、メトロなどの公共交通機関が乗り放題になったり、様々なミュージアムの入場料が無料・割引になったりするカードです。無料の運河クルーズもついてきます。
24時間券（€57/約7,430円）、48時間券（€67/約8,730円）、72時間券（€77/約10,000円※オンラインで購入すると€73.15/約9,500円に割引）などがあります。
- 写真：トラベルライター撮影スポットの"I amsterdam"サイン
この記事で紹介したミュージアムの入場料は、Moco Museumは10%引き、Red Light Secretsは25%引き、それ以外は無料になります。カード自体、決して安いものではないので、全ての人にオススメはしませんが、旅のプランと照らし合わせて活用できそうな場合は購入してみてください。
おわりに
今回紹介した以外にも、アムステルダムには大小様々なミュージアムがたくさんあります。思いがけず面白いミュージアムを見つけたときは、隠れた宝物を発見したようなちょっと嬉しい気分になります。宝探しがてら、アムステルダムでミュージアム巡りをしてみましょう！
