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【佐渡・小木】ノスタルジックなアクティビティ「たらい舟」体験と高速船で行く「左八文字」&「青い洞窟」

2018年10月16日更新

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佐渡・小木地区では、江戸時代から漁に利用されている「たらい舟」を体験することができます。大人数人が乗れるほどのサイズをオール1本で立ってこぐのはとってもスリリング。さらに、ここでは高速船で「左八文字」「青の洞窟」と呼ばれる海上の絶景にもアクセスできます。

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小木海岸のたらい船

小木海岸(おぎかいがん)は新潟県佐渡市の南西部に位置する海岸景勝地。「佐渡小木海岸」として、国の天然記念物及び名勝に指定されています。この小木海岸は「たらい船」を楽しめる場所としても有名です。

  • たらい船に乗船する人々

たらい船は大人500円で乗船できます。たらい船を操舵するのは地元のお姉さんたち。昔ながらの衣装に身を包み、雲一つない空から日差しが降り注ぐ中、波の上で乗客を待っています。

たらい船が使われているワケ

さて、通常我々が知っている船は、細長く先がとがったタイプですよね。一定の方向に走らせるためには細長いほうが向いていると思うんですが、なぜここではたらい船なんでしょうか。

  • たらい船

佐渡の海岸は海底が隆起したもので、海に削られた複雑な地形をしています。普通の船では、船底が海底のデコボコにひっかかってしまうということで、江戸時代に考えられたのが洗濯桶を海に浮かべてみたらどうだろう?というものでした。洗濯桶を人が乗れるサイズにまで大きくして海に浮かべてみたところ、小回りが利き、安定する実用的な船になったそうです。

これ、今は使ってないと思うでしょう?実は実際に今も漁に使っているんだそうですよ(ただし、写真は観光用のもので漁業用よりは大きいそう)。

たらい船に乗船

たらい船は安定した乗り物らしいのですが、普段見慣れた船とはだいぶ異なる様相に、乗客は誰もがおっかなびっくりの様子です。

  • 乗船している様子

船の乗降の際には、船頭さんが桟橋の端に垂れ下がったロープを握り、じわじわとタライを乗降口に近づけていきます。このロープ1本で固定されている不安定ななかで乗降するわけです。観光客は「大丈夫ですよ!大丈夫ですよ!」と船頭さんに何度も促され、おっかなびっくりタライに足をのせていました。

操舵体験

  • 船頭さんの操舵の様子

乗ってみると確かに安定していて、船というよりも安定した地面に座っている、そんな感じです。

このたらい船は、操舵がめちゃくちゃ難しいそうで、1メートル漕げたら「たらい舟操縦士免許」が発行されるそうですよ(ただし、有料で発行手数料200円かかります)。

ということで船頭さんから「漕いでみますか?」とのお声掛けが。操舵のためには立ち上がる必要がありますが、大人数人が立ってみても、タライは変わらず安定しまたまま。スゴーイ!

  • 操作方法を教わる様子

こんな感じで、船頭さんが文字通り手取り足取り操作方法を教えてくれます。基本はオールをねじるように、斜め前に動かして水をかいていくのですが、これができない!思うように水をキャッチすることができないのです。結果、その場でジタバタして終わり。免許取得に至る人はまれなようです。このタライ船体験は15分ほどで終了。

高速観光船

ちょっと物足りないので、セットでお勧めしたいのが、次にご紹介する高速観光船。大人40分ほどで1,500円です。

  • 観光船

大体10人ほどの乗客をのせて、船は大きくモーター音を轟かせて、発進!

  • 波しぶき

群青の海に、白い波しぶきが爽快です。高速船なのでかなりのスピードを出しています。船の後ろにできた波の様子で、スピード感がわかっていただけるでしょうか?

左八文字

さて、この爽快感あふれる船旅だけでも十分ですが、船に連れられてきたのは、この奇岩「左八文字」。

  • 奇岩「左八文字」

文字通り、岩の中心部に漢数字の「八」を模したような洞窟があります。通常「八」は右側を長く書きますが、この洞窟は反対の左側が長いですね。だから「左八文字」です。しばらくここで写真撮影タイム。

この少し先に真っ白なモーターボートが止まっていました。高速観光船も運行していますが、貸切で利用できるモーターボートも運行しており、この緑掛かった海に白い船体は栄えますね。

  • モーターボート

しばらくここで景色を堪能したあと、船は次なる場所へ!

左八文字(虫谷の入江)
新潟 / 自然・景勝地
住所:新潟県佐渡市 虫谷の入江

青の洞窟

船はまた別の洞窟へ入っていきます。その名も「青の洞窟」と呼ばれているもの。

  • 洞窟前の海
  • 洞窟

洞窟は、船が数隻は入るような大きさで、その根元を覆う水面はめちゃくちゃ澄んでいて海底が見えます。水面に差し込んだ光の様子も見えていて、とっても幻想的です。

  • 澄んだ海

世界のいろんなところに「青の洞窟」と呼ばれる洞窟がありますが、ここは比較的アクセスしやすい場所なのでお勧めです。

琴浦洞窟(青の洞窟)
新潟 / 自然・景勝地
住所:新潟県佐渡市琴浦 琴浦洞窟

おわりに

たらい船も洞窟も、どちらも海の美しさが大事ですが、海の色は太陽光に左右されます。

海が一番綺麗に見えると言われる時間帯は、日の光が斜めに入り込む11時頃だそうですよ。綺麗な海の青と佐渡の絶景を船から楽しむために、ぜひこの時間を狙って訪れてみてはいかがでしょうか?

小木港
新潟 / その他スポット
住所:新潟県佐渡市小木町1950番地
Web:http://www.sadokisen.co.jp/index.html

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※この記事は2018年7月15日の取材に基づき公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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この記事を書いたトラベルライター

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えいぶゆう(文)とTossyPhoto(写真)の2人で、心のまんなかにある「旅」を切り取っていきます。

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