沖縄で人気の観光スポット「沖縄美ら海水族館」。実は南国の植物や絶景のオーシャンビューを楽しめる広大な公園「海洋博公園」の中にあることをご存知でしょうか?公園内には水族館だけでなく、琉球王国時代の集落を再現したスポットやフォトジェニックな植物園など、見どころ満載!今回は、美ら海水族館を含めた海洋博公園の魅力についてご紹介します。
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「沖縄美ら海水族館」がある「海洋博公園」とは?
沖縄県北部・本部町の海沿いにある「国営沖縄記念公園(海洋博公園)」。1975年開催の沖縄国際海洋博覧会の跡地に設置された国営公園で、沖縄を代表する観光スポット「沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館」をはじめ、太陽と花、海をテーマにした施設が集まっています。
園内は広大で端から端まで歩くのに時間がかかります。そんな時にピッタリな移動手段が電気遊覧車。美ら海水族館をはじめとした13か所の停留所を結んでおり、約5分~30分間隔で運行しています。1回100円で乗車することができ、6歳未満の幼児は無料。1日周遊券は、200円で手に入りますよ。
海洋博公園までは、那覇空港や那覇・国際通りから高速道路を使って約2時間で行けますが、車の運転免許を持っていない方は、高速バスを利用するのがおすすめ。「沖縄エアポートシャトル」で那覇空港から海洋博公園のある「記念公園前」まで約2時間30分でアクセスできます。1日23便(往路11便、復路12便)運行しているので、チェックしてみましょう。
<料金>
【那覇空港、県庁北口、旭橋駅・那覇バスターミナル前(復路・降車のみ)~記念公園前】おとな2,000円、こども1,000円(片道料金)
<販売方法>
オンライン予約または当日乗車
※詳細は公式HPでご確認ください
【見どころ1】世界最大級の水槽に注目!人気スポット「沖縄美ら海水族館」
まずは、沖縄を代表する観光スポット「沖縄美ら海水族館」へ行きましょう。沖縄近海を再現した水族館で、浅瀬から深海まで77の展示場に約740種2万1,000点の生きものが飼育、展示されています。水族館は4階建て。館内は3階入口から2階、1階出口へと、浅瀬から深海へと潜っていくような造りとなっています。
世界初の大規模なサンゴ飼育が見られる「サンゴ礁への旅」
スタートは2階・3階にある「サンゴ礁への旅」から。3階の「イノーの生き物たち」のフロアでは、サンゴ礁の浅瀬(イノー)を再現した水槽でヒトデやナマコに触れることができます。また解説するスタッフの方も常駐しているので、気になる生き物があれば、気軽に聞いてみましょう!
「イノーの生き物たち」の隣にある「サンゴの海」。世界で初めて生きたサンゴの大規模飼育を行っているフロアで、ハマシコロサンゴやエダイボサンゴなど、約70種800群体の生きたサンゴを飼育しています。さらに沖縄諸島より南の海域に生息する青い魚「ハナタカサゴ」や、鮮やかな赤紫色の「ハナゴイ」といった海の生き物たちにも注目してみましょう。
「熱帯魚の海」では、館内では最多の200種類の海の生き物たちを見ることができます。全長2メートルの「メガネモチノウオ」をはじめ、黄色の体に水色の帯が4本ある「ヨスジフエダイ」、「カクレクマノミ」など、色とりどりの魚たちがたくさん!サンゴ礁の海域を再現し、太陽光が差し込む岩場から薄暗い洞窟まで徐々に潜っていくような感覚を楽しめます。
メインスポット「黒潮の海」の近くにある「サンゴ礁への旅 個水槽」では、サンゴ礁に生息する珍しい生き物たちを展示。人気の「ニシキアナゴ」や色彩の美しい「セナスジベラ」、黒地に白模様の「トラフザメ」など、大小30の水槽で鑑賞できます。
世界最大級の水槽で世界最大のジンベイザメが見られる「黒潮への旅」
サンゴ礁に生息する海の生き物たちを堪能した後は、いよいよ美ら海水族館最大のメインフロア「黒潮への旅」を楽しみましょう。お出迎えするのが、深さ10メートル、幅35メートル、奥行き27メートルと世界最大規模を誇る「大水槽」。正面だけでなく、「黒潮探検」や「美ら海シアター」、「アクアルーム」では、真上や真下、横から魚たちを見ることができます。
巨大水槽内には、全長8.7メートルと世界最大の大きさを誇る「ジンベイザメ」をはじめ、世界最大のエイ「ジャイアンツマンタ」、ヒョウ柄の模様をした「ヒョウモンオトメエイ」など、約70種類の海の生き物たちが飼育されています。また1日2回、ジンベイザメのエサやりシーンも公開。大迫力なシーンをぜひ鑑賞してみて。
カフェで海の生きものたちを眺めながら食事をしよう!
また、大水槽に隣接するカフェ「オーシャンブルー」では、ジンベイザメやナンヨウマンタなど、魚たちの泳ぐ姿を見ながら食事を堪能できます。水槽際の特等席では、すぐ目の前で見ることができますが、事前に予約することはできないので、ご注意を。
提供するのは、「タコライス」や「ナンドッグ」(税込450円)などの軽食やアイスクリーム(税込310円)、シークワーサージュース(税込420円)など。沖縄を代表する食材を使ったグルメを味わえます。水族館はもちろん、公園内の散策でひと休みしたい方には、おすすめですよ♪
- カフェ「オーシャンブルー」
- 本部町(国頭郡) / カフェ・喫茶店
- 住所:沖縄県国頭郡本部町石川424 沖縄美ら海水族館内地図で見る
- Web:https://churaumi.okinawa/area/restaurant/ocean-blu...
ショップ「ブルーマンタ」で限定みやげをゲットしよう!
水族館で海の生き物たちと戯れた後は、1階のミュージアムショップ「ブルーマンタ」でお土産を買いましょう。お菓子では、沖縄菓子の定番「紅芋タルト」(6個入り税込648円~)をはじめ、雪塩やシークワーサー、紅芋のパウダーでまぶしたかりんとう「美(ちゅ)らりんとう」など、おすそ分けにピッタリなお菓子を販売しています。
また雑貨では、イルカやジンベイザメなどの「水玉ストラップ」やオリジナルのシャープペンシル「デルガード」(税込496円)、さらにふわふわとした抱き心地を堪能できるぬいぐるみ「ニューふわふわジンベイザメ」(Mサイズ・税込1,706円)といった生き物をモチーフにした限定アイテムも取り揃えているので、ぜひチェックしてみましょう!
- ブルーマンタ
- 本部町(国頭郡) / おみやげ屋
- 住所:沖縄県国頭郡本部町石川424 美ら海水族館内地図で見る
- Web:https://churaumi.okinawa/area/restaurant/blue-mant...
- 沖縄美ら海水族館
- 本部町(国頭郡) / 女子旅 / 水族館 / 遊び場
- 住所:沖縄県国頭郡本部町石川424地図で見る
- 電話:0980-48-3748
- Web:https://churaumi.okinawa/
【見どころ2】無料で海の生き物たちに会える「オキちゃん劇場と周辺施設」
沖縄美ら海水族館だけでなく、周辺には無料でたくさんの海の生き物たちと会える施設があります。「オキちゃん劇場」では、1日4回(4~9月は5回)イルカショーを開催。トレーナーの合図に合わせてジャンプや歌など、多彩なパフォーマンスを披露します。また併設するプールでは、1日3回イルカの生態について紹介する「ダイバーショー」も開催されます。
オキちゃん劇場の近くには、軽食や飲み物、スイーツなどを味わえる「オキちゃんパーラー」があります。沖縄のソウルフード「沖縄そば」(税込550円)や「タコライス」(税込600円)、さらにシークワーサーやソーダのオリジナルソフトクリームといった、海洋博公園限定の沖縄グルメを味わえます。
イルカたちは「オキちゃん劇場」だけでなく、隣接する「イルカラグーン」で間近で見ることが可能。1日4回イルカについて解説する「イルカ観察会」のほか、1セット500円でイルカたちにエサを与えられる「イルカ給餌体験」が1日4回行われるので、ぜひ間近でイルカたちを観察してみましょう。
「イルカラグーン」の隣にある「ウミガメ館」では、アカウミガメやアオウミガメ、タイマイといった5種類のウミガメを飼育展示。水上や地下の観覧室で様々な角度からウミガメたちを観察できます。また、観覧室では、ウミガメの生態について紹介するコーナーもあるので、あわせてチェックしてみて。
「マナティー館」では、人魚のモデルとされ、絶滅の危機にあるアメリカマナティーを4頭飼育。ゆっくりと泳いだり、エサを食べたりする姿を観察できるので、ぜひ心を癒されてみては。
- オキちゃん劇場
- 本部町(国頭郡) / 水族館
- 住所:沖縄県国頭郡本部町石川 424番地地図で見る
- 電話:0980-48-2741(国営沖縄記念公園)
- Web:http://oki-park.jp/kaiyohaku/inst/77/129
- イルカラグーン
- 本部町(国頭郡) / 水族館
- 住所:沖縄県国頭郡本部町石川 424番地 海洋博公園内地図で見る
- Web:https://churaumi.okinawa/area/surrounding-area/dol...