
東京を代表する下町・浅草の近くにある蔵前。駅近くには隅田川が流れていて、カフェや雑貨店など、倉庫をリノベーションしたおしゃれな建物がある点がニューヨーク・ブルックリンの雰囲気に似ていることから「東京のブルックリン」と呼ばれています。今回は、蔵前駅周辺にあるおしゃれな雑貨やグルメ、スイーツを提供し、インスタ映えしそうなシーンも楽しめるおすすめスポット・お店をご紹介します。
この記事の目次表示
なぜ蔵前が「東京のブルックリン」と呼ばれるの?
蔵前の特徴のひとつが、近くに川が流れている点。この雰囲気がニューヨーク・ブルックリンのリバーサイドの景色に似ていることが「東京のブルックリン」と呼ばれるようになったきっかけといわれています。
この他にも、ものづくりの職人が住んでいる点や、古い倉庫をレストランやカフェ、さらにホステルといった施設にリノベーションした建物が集まっている点、そして銀座や丸の内から電車で20分以内という点も都心に近いブルックリンの街と似ていることから、この名で呼ばれるようになったといわれています。
蔵前ってどうやって行くの?
蔵前までは羽田空港から京急線と都営地下鉄浅草線に乗って約45分でアクセスできるほか、成田空港からも京成線を経由して約1時間で行くことができます。なお、羽田空港方面と成田空港方面のホームは離れており、一旦外へ出て江戸通りを渡ったところに地下鉄の出入口があるので、注意が必要です。
また東京駅からはJR山手線で御徒町駅で降りた後、都営地下鉄大江戸線・上野御徒町駅から都営大江戸線でアクセスするのが便利。約15分でアクセスできます。なお、都営大江戸線と都営浅草線の駅は離れており、地上での乗り換えとなるので、時間に余裕をもって散策しましょう!
【1】オリジナルの雑貨が買える「KONCENT 蔵前本店」
江戸通りにあり、ユニークなデザインと特徴のある雑貨を販売する「KONCENT(コンセント)」。オリジナルブランドがデザインした生活用品や雑貨をはじめ、革製品やコーヒーカップなどを販売しています。
店内には動物や食べ物の形をした雑貨が置かれています。上の写真左側にあるサルみたいなものは、イヤホンやスマートフォンの充電ケーブルをまとめるケーブルホルダー。右側にあるポテトチップスのようなアイテムは、携帯用の靴べらです。これらのように面白いデザインをした雑貨を数多く取り扱っています。
またお部屋や会社のオフィスの飾りにピッタリなアイテムが「パーソナルディフューザー」。連なったフェルトをスッと引き出して香らせ、ギュッと押し込むと香りを抑えることができます。オフィスでリフレッシュしたい時や寝る前にリラックスしたい時におすすめです。別途「ディフューザー専用オイル」を買う必要があるので、購入時はご注意を。
また「KONCENT」はカフェも併設しており、蔵前と浅草橋で展開する「SOL'S COFFEE(ソルズコーヒー)」のコーヒーや紅茶などを堪能できます。散策のひと休みに味わってみるのもおすすめですよ♪

- コンセント クラマエ
- 浅草・上野・谷根千 / 雑貨・インテリア
- 住所:東京都台東区蔵前2-4-5地図で見る
- 電話:03-3862-6018
- Web:https://koncent.jp/
【2】「カキモリ」でオリジナルノートを作ろう!
文房具の専門店「カキモリ」では、ペンをはじめノートや付箋など、かわいいデザインをした文房具を販売しています。女性を中心に賑わっており、新生活に備えたい方や残暑見舞いを書きたい方など、季節ごとのイベントに備えて文房具を買い揃えたい方におすすめです。
カキモリの魅力はオーダーメイドでノートを作れる点(税込800円~)。リング型とPAD型の2種類から選ぶことができ、サイズはもちろん表紙や裏表紙、中紙、リングの色、留め具を選べます。
表紙や裏表紙は革やコットンなど60種類以上揃えているほか、中紙も万年筆に合う「バンクペーパー」や写真、カードを貼るのに適した「クラフト紙」など常時30種類以上の紙を選べます。なお混んでいる場合、出来上がるまでは約1時間以上かかることもあります。
また、ボールペンや万年筆はペン先の太さやカラーバリエーション、デザインなどが異なる数十種類以上のペンを販売。試し書きもできるので、実際にペンに触れて書いてみて、お気に入りのペンを探してみましょう。

- カキモリ
- 浅草・上野・谷根千 / 雑貨・インテリア
- 住所:東京都台東区三筋1-6-2地図で見る
- 電話:050-1744-8546
- Web:http://kakimori.com/
【3】東京スカイツリーの眺望を楽しめるカフェレストラン「シエロイリオ」
ここからはグルメスポットをご紹介します。景色を眺めながら食事を楽しみたい方におすすめのお店がカフェレストラン「シエロイリオ」。ランチやディナーはもちろん、カフェ利用ではスイーツを堪能でき、週末を中心に多くの人で賑わいます。
席は1階と3階、テラス席とあわせて180席程度あり、隅田川のほか、東京スカイツリーの眺望を楽しめます。
ランチでは限定20食の「オープンブレッドランチ」をはじめ、淡路島産の和牛や玉ねぎ、トマトなどを使ったカジュアルフレンチが味わえる「日替わりランチ」(税込1,026円)、「日替わりパスタランチ」(税込1,080円)などを堪能できます。
またディナーでは、定番の「シエロ イリオ アンティパスト」(2人前~税込1,944円)をはじめ、日替わりで旬の食材を使った料理も注文できます。神奈川県産の紅くるり大根とセルバチコと呼ばれる葉物野菜を使ったシーフードマリネや淡路産の野菜を使ったボロネーゼなど、ここでしか味わえない一品を堪能してみましょう!

- リバーサイドカフェ シエロイリオ
- 浅草・上野・谷根千 / 洋食・西洋料理
- 住所:東京都台東区蔵前2-15-5 MIRROR 1F地図で見る
- 電話:03-5820-8121
- Web:http://www.cieloyrio.com/
【4】ヘルシーな玄米定食を食べよう!「結わえる本店」
「結わえる(ゆわえる)本店」は、ランチでは玄米定食を味わえる定食屋、夜は季節の食材を使った料理を味わえる呑み屋として営業。地元の方はもちろん、観光客も訪れる人気のお店です。
ランチでは、お手頃な価格でおかずや汁物を組み合わせることができる「寝かせ玄米定食」を味わえます。なかでも「ハレ箱膳定食」は季節ごとに旬の食材を使ったお惣菜のほか、具がたっぷり入った汁物、さらに肉魚の主菜がついており、栄養のバランスを考えて食事を楽しみたい方におすすめです。
また店内にある「よろずや」では、自社農園や契約農家で生産された野菜を買えるほか、ランチや夕食で提供する寝かせ玄米の「黒米」のレトルトパック(税込296円)や「はと麦ブレンド」のレトルトパック(税込296円)、玄米麹などを買うことができます。

- 結わえる本店
- 浅草・上野・谷根千 / 和食
- 住所:東京都台東区蔵前2-14-14地図で見る
- 電話:03-5829-9929
- Web:http://www.yuwaeru.co.jp/honten
【5】“ハンドメイド”にこだわった食事やショッピングが楽しめる「鷰 en」
蔵前駅から江戸通り沿いに歩いてすぐのところにある「鷰 en(エン)」。“ホームメイド”や“ハンドメイド”、“ハンドワーク”にこだわったコーヒーや食事を味わえるほか、雑貨も販売しています。
1階のコーヒースタンドでは、ドリップコーヒー(税込380円~)やカフェラテ(税込480円~)、ラベンダーが入った自家製のレモネード(税込550円)といったドリンクを飲めるほか、開店から11時限定で、浅草・田原町にある人気のパン屋「パンのペリカン」の食パンを使った「ペリカントースト」(税込400円)も味わえます。
2階のカフェではテーブルのほか、上がり框やソファでゆったりと食事をすることが可能。ローストビーフやチーズをサンドしたローストビーフディップサンド(税込1,000円)や、パプリカクリームを使ったアラビアータ(税込980円~)など、絶品の食事を楽しめます。
さらに新鮮な食材を使ったスイーツもおすすめ!プリンをクレームブリュレ風に仕上げた「クレームプディング」(税込500円~)やテリーヌショコラ(税込600円~)など、食後にピッタリな一品を味わえます。
3階の「マーケットプレイス」では、国内外で仕入れた家具や雑貨、キルト類などを販売。コンロのテーブルをイメージした金型(税込540円)や手ぬぐい、缶バッジなどを販売しています。また、定期的にイベントも行われており、アートやアパレル、雑貨などの展示会やワークショップも行われています。
そして4階の「ガーデンプレイス」では、開放的な屋上スペースとして食事をすることが可能。1階のコーヒースタンドでテイクアウトしたドリンクを片手に風を感じながら、ひと休みしてみては。

- 鷰 en
- 浅草・上野・谷根千
- 住所:東京都台東区蔵前2-6-2地図で見る
- 電話:03-5823-4782
- Web:https://www.enkuramae.com/