2018年6月30日、新大阪と博多を結ぶ山陽新幹線で、ピンク色の外観がたまらなくキュートなハローキティ新幹線が運行を開始しました。ハローキティがいっぱいのメルヘンチックな空間を、存分にお楽しみください。
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新大阪~博多間を1日1往復運行
ハローキティ新幹線が運行しているのは山陽新幹線の新大阪と博多の間。博多駅を朝6時40分に出発し、11時13分に新大阪駅に到着する「こだま730号」と、11時29分に新大阪駅を出て15時38分に博多駅に着く「こだま741号」にハローキティ車両が使用されています。
運転日は基本的に毎日。しかし、車両点検などの理由により一般車両で運転する日が月に数日あるので、事前にオフィシャルサイト(https://www.jr-hellokittyshinkansen.jp/)で確認しておきましょう。
2号車を狙い、早めに始発駅へ行くべし
ハローキティ新幹線は8両編成です。外観は8両すべてハローキティですが、3号車から8号車の内装は一般の新幹線車両と変わらないので注意が必要です。また、1号車「HELLO! PLAZA」は売店と展示スペースになっていて座席はありません。ハローキティの内装の座席車は2号車のみだということを頭に入れておきましょう。
この列車は全車自由席で、座席指定はできません。したがって、確実に2号車に乗りたいのであれば始発駅で並ぶのが無難です。首都圏から行くのであれば、朝に出発して新大阪から「こだま741号」に乗るようにすれば、無理のないプランになるでしょう。
しかし、2号車に乗れなかったとしても悲観することはありません。1号車の売店や展示スペースは出入り自由なので、2号車を通って1号車に行くようにすれば、ハローキティがいっぱいのかわいい内装を堪能できます。
2号車の撮影スペースは大盛況
2号車は「KAWAII! ROOM」と名付けられていて、座席だけでなく窓や荷物置き場にまでハローキティが描かれています。リボンや水玉模様のあしらいもあちこちにあり、新幹線の車内とはとても思えない不思議な空間が広がっています。
また、端には撮影スペースがあり、制服を着た巨大なハローキティが立っているほか、西日本エリアの地図も描かれています。ここは一番の人気スペースで、始発駅を出てすぐはたいへん混雑します。時間が経てば人は減っていくので、小さなお子さんを連れている場合などはじっくり待つのもひとつの手です。
1号車ではオリジナルグッズの発売も
1号車は「HELLO! PLAZA」という名があり、売店ではオリジナルグッズや西日本エリアの名産品を販売しています。また、展示スペースでは映像などを用いて西日本エリアの各県の魅力を紹介しています。運行開始からしばらくは鳥取・島根両県の展示が行われていましたが、2018年9月29日からは山口県になっています。
貴重な思い出をぜひ!
ハローキティ新幹線はわずか1日1往復の運行で、それに合わせてスケジュールを調整するのは大変かもしれません。しかし、世界に1編成しかない車両で過ごす夢のような時間は、いつまでも思い出として心に残ることでしょう。ハローキティが好きな方、ハローキティが好きなお子さんがいらっしゃる方は、ぜひ機会を見つけて乗車してみてください。
- ハローキティ新幹線
- 大阪 / 乗り物 / 子供が喜ぶ
- 住所:大阪府大阪市淀川区西中島5丁目16 新大阪〜博多間を運行地図で見る
- Web:https://www.jr-hellokittyshinkansen.jp