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珍しい貴重な種類も!「カエル館」
水族館の先に行くと見えてくるのが「カエル館」です。以前は入館料が必要でしたが、2016年7月以降無料で見られるようになっています(マリンパークに来るまでの入園料は必要です)。びっくりするほど大きなカエルや色鮮やかなカエル、世界でも貴重なカエルなど、50種類以上が展示されています。
ちなみにこのカエル館の先を行くと、淡島神社への入り口があります。『ラブライブ!』の舞台になった場所ということでファンの参拝も多いですが、かなり上に登るため、参拝するときは歩きやすい靴で行きましょう。
- カエル館
- 静岡 / 水族館 / 遊び場
- 住所:静岡県沼津市内浦重寺186,カエル館地図で見る
- Web:http://www.marinepark.jp/enjoy/frog.html
ジオサイトとしても見どころ豊富!地質好き必見の「扇岩」
淡島は海底火山によってできた島で、変わった形の石があちこちに見られます。画像は「扇岩」と名付けられた岩で、地質としては柱状節理(ちゅうじょうせつり)といい、マグマが急速に冷えた時にできる割れ目(=節理)が柱のような状態になったものです。有名なところでは、福井県の東尋坊もこの柱状節理にあたります。
この近辺の石は、江戸城や久能山東照宮などの石にも利用されていました。淡島の石は加工が難しい質でしたが、船で石を運搬するのに都合がよい立地だったことで、よく利用されていたようです。
戦時中の名残「海軍桟橋」
扇岩の近くに、通常は立入禁止のヘリポートと海軍桟橋があります。桟橋は戦時中に海軍が利用していたものです。沼津には海軍の音響研究部門があり、淡島はその実験場でした。桟橋は潜水艦を探知するための兵器を実験するための桟橋で、特殊潜航艇"回天"も発射実験されていたようです。
海の生き物たちがキラキラ光るトンネル「Blue Cave」
桟橋や扇岩近くにあるトンネル「Blue Cave」の中は、キラキラにライトアップされています。海を連想させるようなブルーのライトがメインに散りばめられています。イルカは?アシカはいる?など海の生き物を探していくのも楽しいですよ。
あわしまマリンパークで遊んで学ぼう
自然豊かな淡島にある「あわしまマリンパーク」。船でしかいけない無人島にあるというだけでもワクワクしますよね。子どもから大人まで家族で遊べるレジャースポットですが、沼津の海らしい自然や歴史を見ることもでき、学べるスポットでもあります。ぜひ訪ねてみてください!
あわしまマリンパーク基本情報
- 入園料:一般(大人・中学生以上)1,800円(小人・4歳から小学生)900円 ※入園料金には島と陸の往復代(乗船料)と、ショーの観覧料すべて含む
- 駐車料金:1日500円
- ワンちゃん預かり料金:1匹1日500円
- 営業時間:9:30~17:00(最終入園15:30)
※2019年2月18日(月)~22日(金)は、メンテナンスのため休園
- あわしまマリンパーク
- 三島・沼津・伊豆長岡 / 水族館 / 観光名所 / 穴場観光スポット / 遊び場
- 住所:静岡県沼津市内浦重寺186地図で見る
- 電話:055-941-3126
- Web:http://www.marinepark.jp/