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小豆島産のオリーブや小豆島醤油が名産

【小豆島】不朽の名作が蘇る!「二十四の瞳映画村」で昭和へタイムスリップ

取材・写真・文:

茨城在住
訪問エリア:28都道府県

2021年10月3日更新

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カメラ必須!おすすめ撮影スポット

壁画アート『恋のダンスパーティー』

  • 写真:あやか壁画アート『恋のダンスパーティー』

インスタ映えする映画村の新スポットが壁画アート『恋のダンスパーティー』です。この作品を描いた岡村美紀さんは、瀬戸内国際芸術祭2013にて、ヤノベケンジさんとのコラボレーション作品『小豆島縁起絵巻』で知られています。

ドイツに活動拠点を移すため一時帰国した際に製作した『恋のダンスパーティー』は、実際に岡村さんがドイツで見たダンスパーティーの様子を模写したもの。自分自身がまるで映画のワンシーンに入り込んだように撮影することができます。撮影した写真は「#恋のダンスパーティー」を付けてSNSに投稿してみてください。この壁画アートは、キネマの庵の屋外にあります。

最高のロケーション!汐江海岸

  • 出典:tripnote.jp小豆島/二十四の瞳映画村

木造校舎から播磨灘を一望することができるのが汐江海岸です。目の前に広がる景色に心癒されること間違いなしです。最高のロケーションと言っていいでしょう。

懐かしの昭和レトロな映画看板

  • 写真:あやかレトロな映画看板

映画村には、昔懐かしい手書きの映画看板が並ぶ「映画通り」があります。娯楽映画全盛期である昭和25年代(1950年代)の『旗本退屈男』『明日は明日の風が吹く』など多数の映画看板が並んでいます。昭和レトロの世界を楽しむことができるフォトジェニックな空間です。

二十四の瞳像・せんせあそぼ

  • 写真:あやか二十四の瞳像・せんせあそぼ

二十四の瞳像・せんせあそぼは、壺井栄の生誕100年を記念して建てられました。当時の内閣総理大臣であった小淵恵三が題字を書いています。大石先生と生徒がじゃんけんをしている様子の像で、『二十四の瞳』が平和教育や弟子愛など愛情に満ちた作品であることを象徴しています。

四季を楽しむ!花咲か爺さんの花畑

  • 写真:あやか花咲か爺さんの花畑(冬の様子)

「花咲か爺さんの花畑」では、春は菜の花、夏は向日葵、秋はコスモスなど四季折々の花を楽しむことができます。のどかな風景が観光客を癒してくれます。花畑の周りには壺井栄が好きだった夾竹桃(キョウチクトウ)が植えられています。筆者が訪れた際は、残念ながら上記写真のような状態でしたが、四季折々の花が満開になる時期を狙って訪れてみてはいかがでしょうか。

ボンネットバス乗り場

  • 写真:あやかボンネットバス乗り場

春・夏・秋の期間限定で、ボンネットバスが以下でご紹介する「岬の分教場(本家)」と二十四の瞳映画村を往復しています。そのボンネットバス乗り場は、実際に使用されていた醤油樽をバス停として再利用したもの。旅の思い出に椅子に座って写真撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。

二十四の瞳映画村
小豆島 / テーマパーク / 観光名所 / 花畑(4月) / インスタ映え
住所:香川県 小豆郡 小豆島 町田浦 甲931地図で見る
電話:0879-82-2455
Web:http://24hitomi.or.jp/

「二十四の瞳」の舞台となった「岬の分教場(本家)」について

  • 写真:あやかセット入村券

映画村から程近くに、上記でご紹介したオープンセットではなく、実際に分校として使われていた「岬の分教場(本家)」があります。映画村と併せて見学する場合は、映画村とのセット券が販売されていますので、こちらを購入することをおすすめします。

「岬の分教場(本家)」の見どころ

「岬の分教場(本家)」は、明治35年(1902年)に建てられ、明治43年(1910年)から約70年間、苗羽小学校田浦分校として使用されていました。昭和46年(1971年)3月に廃校となった後も、校舎をそのまま保存しており、当時の机やオルガンが残されています。

  • 出典:tripnote.jp昔ながらの木造校舎・岬の分教場

昭和29年(1954年)に映画『二十四の瞳』のロケ地として使用され、一躍有名になりました。平成21年(2009年)に公開の映画『ぼくとママの黄色い自転車』でもロケ地となっています。

岬の分教場
小豆島 / 建造物 / 女子旅 / 歴史的建造物
住所:香川県小豆郡小豆島町田浦甲977-1地図で見る
電話:879-82-5711.
Web:http://24hitomi.or.jp/eigamura/bunkyoujyou.html

この記事を書いたトラベルライターから一言

  • 写真:あやか映画村の様子、昔懐かしい風景がここに。

いかがでしたでしょうか。「二十四の瞳映画村」では、『二十四の瞳』の世界観はもちろんのこと、昔懐かしい昭和の世界を堪能することができます。平成生まれの筆者にとって、全てが新鮮に見え『二十四の瞳』が時代を超えて愛されている作品であると感じることができました。

『二十四の瞳』について詳しくは知らないという若者でも楽しむことができる施設となっていますので、小豆島を訪問した際はぜひ足を運ぶことをおすすめします。また、小豆島を含めた1泊2日のモデルコースを紹介した筆者執筆の以下の記事も参考にして頂けると嬉しいです。(あやか)

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この記事を書いたトラベルライター

旅する歴女
東京生まれ、東京育ち。
茨城県の県北エリア在住。

田舎暮らしをしながら、
好きなこと(文章を書く)をして、生きています。
旅と読書と人の話を聞くことが好き。

◆経歴

介護職(訪問介護員)
  ▽
歴史編さんの調査員
  ▽
地域おこし協力隊(2021年4月〜現在)

◎2017年1月〜現在:ライター
https://ayaka17blog.com/

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