世界遺産と広島グルメを半日で楽しむ！時間付きモデルコース

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• 12：00　広島駅からスタート！
• 13：15　世界遺産・嚴島神社を有する宮島を巡る！
•    江戸時代の風情漂う「芝居茶寮水羽」でランチ
•    日本三景の一つ「嚴島神社」
•    並んででも食べたい！紅葉堂の揚げもみじ
• 16：00　世界の恒久平和を願う「平和記念公園」
•    【スポット①】核兵器の惨禍を伝える「原爆ドーム」
•    【スポット②】反核悲願の象徴「平和の灯」
•    【スポット③】平和都市として再建することを願い建立された「原爆死没者慰霊碑」
•    【スポット④】原爆で亡くなった全ての子どもたちのための慰霊碑「原爆の子の像」
•    【スポット⑤】原爆の悲惨さを後世に伝える「広島平和記念資料館」
• 19：00　広島の人気お好み焼き店が集結した「お好み村」
• この記事を書いたトラベルライターから一言

12：00　広島駅からスタート！

半日観光のスタートは広島駅。駅に到着後、宿泊予定の場合はホテルのチェックインや荷物を預けたりと観光しやすいように身軽な格好になりましょう。半日という短い時間で巡るコースのため、宿は広島駅近くのホテルをおすすめします。

• 写真：あやかJR広島駅

宿泊予定のない方は、そのまま観光をスタートさせましょう！

13：15　世界遺産・嚴島神社を有する宮島を巡る！

JR山陽本線で下りの岩国方面に乗ること約25分。宮島口駅へ到着したら徒歩5分程で、フェリー乗り場の宮島口に着きます。

• 写真：あやかフェリーに乗って宮島へ！

宮島口から更にフェリーに乗船すること約10分。待望の宮島に到着です。

宮島に到着し、まず気が付くのは、地面には紅葉のイラストが施されていること。宮島ならではですね。宮島に来た！と気持ちが高まります♪

• 写真：あやか地面に施された紅葉のイラスト。宮島らしいですね♪

まずは時間的にもランチにしましょう！

江戸時代の風情漂う「芝居茶寮水羽」でランチ

江戸時代の宮島には、芝居小屋や茶店が多く存在しました。その跡地にあった古民家を改築したお店が「芝居茶寮水羽」です。

• 写真：あやか「芝居茶寮水羽」外観

宮島名物の穴子や牡蠣など、昔ながらの手作りの和食を楽しむことができます。半日観光と食事の機会は少ないので、ここは名物穴子丼をおさえておきたいところ。お味噌汁とお新香もセットとなっています。

• 写真：あやか穴子飯（1,980円）お味噌汁とお新香もセット。

日本三景の一つ「嚴島神社」

1996年12月、世界遺産に登録された「嚴島神社」。

• 嚴島神社

瀬戸内海にそびえたつ大鳥居は宮島のシンボルとして有名です。航海安全、交通安全、家内安全、試験合格、商売繁盛、縁結びなど様々なご利益があります。また、宮城県の松島、京都府の天橋立と並び、日本三景の一つとして数えられています。

並んででも食べたい！紅葉堂の揚げもみじ

宮島桟橋から嚴島神社まで約300メートル続く「表参道商店街」。食べ歩きグルメやお土産など何でも揃うこの商店街で、必ず食べておきたいのが、紅葉堂で販売をしている、もみじ饅頭を天ぷらにした「揚げもみじ」です。

• 写真：あやか「紅葉堂」外観

外はさくっと、中はアツアツでジューシーな揚げもみじは、あんこ・クリーム・チーズの3種類用意されています。

• 写真：あやか宮島の名物グルメ・揚げもみじ（180円）

トロリとした餡はやみつきになる美味しさです！

16：00　世界の恒久平和を願う「平和記念公園」

広島へ来たら必ず訪れたいのが、平和のシンボルとも言われる「平和記念公園」。今回は半日観光ですので、最低限押さえておくべきスポットを5つご紹介します。

【スポット①】核兵器の惨禍を伝える「原爆ドーム」

1915年、広島県物産陳列館（のちに広島県産業奨励館に改称）として広島県内の物産品の展示や販売をする施設だった「原爆ドーム」。チェコの建築家ヤン・レツル氏が設計した陳列館は、木造の建物が立ち並ぶ中に一際目立つヨーロッパ風の建物として、広島の名所の一つとなっていました。

しかし、1945年8月6日午前8時15分。人類史上最初の原子爆弾が投下されます。戦後、奇跡的に残った産業奨励館の残骸は、その形からいつしか原爆ドームと呼ばれるようになりました。

• 写真：あやか原爆ドーム

人類史上最も悲惨で悲しきこの歴史を二度と繰り返してはいけないと、世界に向けて平和を訴えるシンボルとして、1996年12月、世界文化遺産に登録されました。

【スポット②】反核悲願の象徴「平和の灯」

核兵器廃絶と世界恒久平和への願いが込められた「平和の灯」。1964年8月1日に点火されて以来、今現在も燃え続けています。

• 写真：あやか平和の灯

1994年に広島市で開催された、アジア競技大会の聖火に点火されるなど、様々な行事において平和のシンボルとなっています。

【スポット③】平和都市として再建することを願い建立された「原爆死没者慰霊碑」

1952年8月6日、広島市が平和都市として再建することを願い建立された「原爆死没者慰霊碑」。原爆犠牲者の霊を雨露から守りたいという気持ちから屋根の部分は、はにわの家型になっています。

• 写真：あやか原爆死没者慰霊碑

中央の石室には、国内外を問わず、亡くなった原爆被爆者の名前を記した原爆死没者名簿が納められています。

【スポット④】原爆で亡くなった全ての子どもたちのための慰霊碑「原爆の子の像」

原爆で亡くなった全ての子どもたちのための慰霊碑が「原爆の子の像」です。

• 写真：あやか原爆の子の像

全国への呼びかけと世界9カ国からの支援を受け、1958年5月5日に建立されました。2歳の時に被爆、その10年後に白血病を発症して亡くなった佐々木禎子さんがモデルとなっています。

【スポット⑤】原爆の悲惨さを後世に伝える「広島平和記念資料館」

原子爆弾による被害を世界中に伝え、核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現を目的に開館したのが「広島平和記念資料館」です。

• 写真：あやか「広島平和記念資料館」入口前

東館と本館からなる資料館には、被害者の遺品や被曝の悲惨さを示す資料を収集・展示しています。筆者はこれらの展示を目の前にし、胸が締め付けられるような思いがしましたが、だからこそ勇気を振り絞って、しっかりと自身の目に焼き付けるべきだと感じました。時間がなくても最低限ここだけは押さえてほしいスポットです。

19：00　広島の人気お好み焼き店が集結した「お好み村」

半日観光の最後は、広島グルメで締めましょう！広島といえばやっぱりお好み焼きですね。広島市の繁華街にある、お好み焼きのテーマパークともいうべき建物が「お好み村」。建物の2階〜4階にかけて、お好み焼き店が集結しています。

• 写真：あやか「お好み村」外観

各店、目の前の鉄板カウンターでお好み焼きを焼いてくださいます。

• 写真：あやか広島お好み焼き（イメージ）

お好み焼きを食べたいけれど、どこのお店にしようか迷っているのであれば「お好み村」をおすすめします。

この記事を書いたトラベルライターから一言

いかがでしたでしょうか。今回は、半日で楽しむ広島のモデルコースをご紹介させて頂きました。たった半日でも定番スポットをある程度制覇できるので、お時間がない人にも挑戦して頂きたいコースとなっています。宮島では人懐っこい鹿に沢山会うことができ、とても癒されました。

• 写真：あやか可愛らしい鹿。とても人懐っこいです◎

筆者が訪れた際は、残念ながら天候があまり良くなく、半日ほど雨でした。次回は晴れの日を狙ってスケジュールを立てたいなと思っています。（あやか）